秩父札所巡り27番「龍河山・大渕寺」護国観音!優しい顔だが何か悲しい

大渕寺の観音堂の風景

「秩父三十四観音霊場」札所巡り!

札所27番は、龍河山(りゅうがさん)・大渕寺(だいえんじ)です。

大渕寺の山門のはるか上に護国観音様が巡礼者を見守ってくださっています。

護国観音像のすぐ近くまで行く事ができますので、お時間がる人は行ってくださいね。

護国観音についても記録しておりますが、まずは御朱印の朱印と墨書きの意味からご紹介していきます。特に御朱印を記録として必要な人は要注意事項も記録してあります。

秩父札所27番「大渕寺」の御朱印

いただいた御朱印は、こちらです。

大渕寺の御朱印
朱印の意味(右から)

秩父第二十七番印・(宝印)・大渕寺印・記帳年月日(黒印)

墨書きの意味(右から)

龍河山・聖大悲殿・大渕寺

宝印について

蓮華座に火炎宝珠。梵字「サ」で御本尊の聖観音の種子を記す。

御朱印!冬期の注意点

次の巡礼先となる秩父札所28番「橋立寺」は冬期休暇があります。その年によって若干日にちが変わりますが「12月から2月末まで」と覚えておくとよいと思います。

冬期休暇中の納経所は札所27番が兼務となるので、御朱印を札所27番と28番を一緒にいただく感じになります。

秩父札所27番「大渕寺」について

旧観音堂は山上の護国観音像の付近にあり、朱塗で三間四面の建物であった。風景があまりにも清らかで「月影堂」の名がうまれたと伝えられている。

その後ふもとの境内に移したが、大正8年(1919年)汽車の煤煙による火災で焼失し、大正11年(1922年)本堂と観音堂を兼ねた仮堂が再建された。

平成8年(1996年)には裏山を切開き、本堂裏手の一段高い場所に三間四面の観音堂「月影堂」が再建され御本尊の「聖観世音菩薩」が安置されています。

なお、門前には県指定史跡になっている「影森用水の跡地」があります。

秩父札所27番「大渕寺」境内の様子

護国観音像

大渕寺の山門正面の風景

山門のはるか上の木々の間に大きな護国観音像が見えますか?

山門の上にそびえ立つ観音様

アップにしてみましたが、これは写真の撮り方に問題がありますね(すみません)

昭和10年(1935年)に建立され、高さ16.5メートル鉄筋コンクリートの大観音像である。本来なら左手に蓮華を持つはずだが、剣を持っており護国観音と呼ばれ高崎観音・大船観音と共に関東三大観音の1つといわれている。

忍び寄る戦争の影響で剣を持たされ建立された。という説があり、優しい顔の観音様が持たされているのは悲しく感じる。

札所26番円融寺の「岩井堂」から琴平ハイキングコースを利用して大渕寺を目指すと護国観音像の下まで行けます。このコースは本来の巡礼気分を感じる事ができます。

延命水

境内にある観音様の恵みの水が出ている風景

自然の湧水で観世音菩薩お恵みの「延命水」と呼ばれ、この水を飲むと33ヵ月長生きすると伝えられているそうです。

なぜ33ヵ月なのか?聞きたかったのですが御朱印を待つ人が数名いたので聞けませんでした。私が聞きそびれてしまった事なのですが、気になる人は聞いてみてくださいませ。

梵鐘(ぼんしょう)

社務所の前にある鐘の風景

撞けない様にされています。

苔形動物

本堂の前にある苔で動物の形をした置物

本堂の前に、これは?私は犬とウサギではないかと思ったのですが・・・?

苔形動物の前にはフクロウの小さな置物もたくさん置かれています。

観音霊験記(かんのんれいげんき)

大渕寺の観音霊験記

観音堂右側の壁の上にあります。

宝明という行脚僧が、この地で難病にかかり7年の間床に伏せたままでいた。あるとき弘法大師が巡錫してここに立寄り、宝明をあわれみ自ら彫刻した聖観世音を与え礼拝する様に教導した。 宝明は聖観世音を奉安しひたすら病気平癒を祈った。やがて霊験があり病は治った。歓喜した宝明は、観音像を本尊として堂宇を建立した。

秩父札所27番「大渕寺」基本情報とアクセス

住所:埼玉県秩父市上影森411
お問い合わせ先:0494-22-5259
本尊:聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
宗派:曹洞宗(そうとうしゅう)

御詠歌

なつやまや しげきがもとの つゆまでも こころへだてぬ つきのかげもり

電車の場合
秩父鉄道「影森駅」より徒歩約15分

秩父札所26番からは、徒歩約30分!
円融寺→岩井堂→護国観音→大渕寺、徒歩約1時間20分!

最後に

大きな観音様が見守ってくださっている「大渕寺」の境内は自然豊かで静かな環境であり、延命水を飲みながら休憩したくなる様なお寺です。

また、ツツジがたくさん植えられており5月頃には境内が華やかになるそうです。