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秩父札所巡り6番「向陽山・卜雲寺」御朱印と境内の様子!ねがい地蔵は見逃せない

階段の上にある卜雲寺の風景

「秩父三十四観音霊場」札所巡り!

札所6番は、向陽山(こうようざん)・卜雲寺(ぼくうんじ)です。

高台にある境内から、横瀬の町並みと武甲山を眺める事が出来る卜雲寺!何やら武甲山と関係があるお寺だとか?
そして、お寺の名前「卜雲寺」の由来も気になりますね。

お寺の由来とねがい地蔵のご利益などをまとめました。
と、その前にいつもの様に御朱印の意味からご紹介です。

秩父札所6番「卜雲寺」の御朱印

いただいた御朱印は、こちらです。

卜雲寺の御朱印
朱印の意味(右から)

秩父第六番印・佛法僧寶(三宝印)・向陽山卜雲寺印

墨書きの意味(右から)

向陽山・聖圓通殿(聖観音の別名)・卜雲寺・記帳年月日

秩父札所6番「卜雲寺」について(由来)

御本尊の聖観世音は行基菩薩の作と伝えられており、36cmの立像です。

当初は武甲山頂の蔵王権現社に安置されていたが、山岳信仰の推移とともに「とか池」の小堂(荻野堂)に安置され、長享元年頃(1487年)に現在の地に移された。(卜雲寺と武甲山の関係は、札所成立期の歴史的背景が貴重とされている)

卜雲寺の開基は「嶋田与左衛門」という人物で、法号が「卜雲源心庵主」という事が寺名の由来になっているそうだ。

現在の観音堂は、明治9年(1876年)火災で全焼し再建されたものです。

卜雲寺の寺宝

・荻野堂縁起(天明元年作)
・清凉寺式釈迦如来像
・山姥の歯

秩父札所6番「卜雲寺」境内の様子

門をくぐると目に飛び込んでくるのが大きな本堂(観音堂)です。

卜雲寺の本堂(観音堂)正面の風景

本堂の前には6地蔵が穏やかな表情でいらっしゃいますが、綺麗に掃除されていて大切にされている事が解ります。

穏やかな表情で鎮座する6地蔵の風景

本堂右手には薬師堂がありますが、眼病を治すご利益があるという事で私も拝んできましたよ!年齢を重ねると眼の病気って怖いですからね。

こじんまりとした薬師堂正面の風景

稲荷神社もありますよ!しかしずらりと赤い鳥居が並んでいないので見逃さない様にしてくださいね。(商売繁昌・家内安全などのご利益)

境内にある稲荷神社正面の風景

観音菩薩様もいらっしゃいますので手を合わせたいですね。

木々に囲まれた観音菩薩

観音霊験記(かんのんれいげんき)

卜雲寺の絵馬

本堂(観音堂)正面の壁(左上)にあります。

6年あまり修行に励んでいた禅僧が「初秋に風吹き結ぶ荻野堂 宿かりの世の夢ぞ覚めける」という和歌を耳にし、詠歌の一説である事に気付き、繁昌の地になる様に堂宇(荻野堂)を建立した事が描かれている。

卜雲寺の「ねがい地蔵」

ねがい地蔵は境内にあるのではなく、卜雲寺の門の階段下に鎮座しております。

卜雲寺の入り口の近くにあるねがい地蔵正面画像

病気平癒・延命(長寿)・合格祈願などにご利益があり、多くの人々に信仰されています。
中には小さな可愛いお地蔵様がたくさん奉納されています。

秩父札所6番「卜雲寺」基本情報とアクセス

住所:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1430
お問い合わせ先:0494-24-6236
本尊:聖観世音菩薩(しょうかんせおんぼさつ)
宗派:曹洞宗(そうとうしゅう)

御詠歌

はつあきに かぜふきむすぶ おぎのだう やどかりのよの ゆめぞさめける

電車の場合
西武鉄道「横瀬駅」より徒歩約30分

秩父札所5番からは、徒歩約40分といわれています。

車の場合
道端の札所番号の案内板を曲がると、急な坂道で道幅が狭いです。

卜雲寺に向かう細い急な坂道

坂を上り右カーブでお寺の前を通り過ぎた先に駐車場があります。

最後に

卜雲寺で印象的だったのが「6地蔵」と「ねがい地蔵」!

納経所では可愛いお地蔵様のイラストが描かれたグッズが販売されています。
あまりの可愛さに色々見ていると・・・
何と私の旦那さんが買ってくれました。

可愛い地蔵が描かれたタオル

超可愛くないですか?
「ありがとうがんばります」
このタオルはリビングに飾ってあります。

さて、お次は札所7番です。

秩父札所7番「法長寺」の情報はこちら↓

法長寺の門正面の風景秩父札所巡り7番「青苔山・法長寺」本堂の別名「牛伏堂」由来が興味深い

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