秩父札所巡り13番「旗下山・慈眼寺」眼病にご利益!「メグスリノキ」とは?

慈眼寺の山門の正面風景

「秩父三十四観音霊場」札所巡り!

札所13番は、旗下山(きかざん)・慈眼寺(じげんじ)です。

眼を慈しむお寺「慈眼寺」色々興味深い事がたくさんありそうなお寺ですよ。

境内にはなんと「メグスリノキ」があるのですが、年齢を重ねると眼に対しての悩みや眼病に対しての不安などが出てきます。(若い時から気にした方がよい事です)

いただいた御朱印の朱印と墨書きの意味、慈眼寺について、そしてメグスリノキについてご紹介します。(個人的に気になる事も記載)

秩父札所13番「慈眼寺」の御朱印

いただいた御朱印は、こちらです。

慈眼寺の御朱印
朱印の意味(右から)

秩父第十三番印・佛法僧寶(三宝印)・特殊な慈眼寺印

墨書きの意味(右から)

旗下山・正大悲閣・記載年月日・慈眼寺

秩父札所13番「慈眼寺」について

慈眼寺の山門(トップ画像が山門です)瓦葺で黒塗りの薬医門と呼ばれる強度を強めた形式になっています。案内役の小坊主さんがいつもと違いますよ。

山号「旗下山」の由来は、日本武尊社が東国征伐のさい、この地に旗を立てさせたことから「ハタノシタ」の地名がうまれからだという説があるそうです。その後「ハケノシタ」と呼ぶようになった。

本堂は明治11年(1878年)秩父大火で焼失し、現在の本堂は明治34年(1901年)に再建されたものである。表軒唐破風つき流れ向拝の三間四面の小さな建物だが、豪華な装飾がめだつ。

小さめな慈眼寺の本堂正面の風景
本堂正面の見事な彫刻

御本尊は行基菩薩が刻んだものと伝えられている聖観世音です。脇仏に安置されている明治時代作と伝えられている阿弥陀三尊は、火災の影響で痛々しいお姿だそうだ。

薬師堂に安置されている薬師如来は「あめ薬師」といい「め」の仏様として、眼病平癒・身体堅固・家内安全などのご利益や、新しい事に「め」を伸ばしたい人にも信仰されています。毎年7月8日の縁日には秩父の夏の風物詩とまでいわれるほど多くの参詣者で賑わうそうです。

秩父札所13番「慈眼寺」メグスリノキとは?

本堂横のメグスリノキ(紅葉シーズンで赤い葉になっている)

本堂の横にありメグスリノキについて説明書きがあります。

この木を煎じた汁で目を洗うと「眼病に良い」という事でメグスリノキと呼ばれている。「長者の木」「千里眼の木」とも呼ばれ日本特有の薬木で、昔から「目の健康」「万病予防」のために、多くの人が愛飲しています。

納経所で御朱印を書いていただいている時に「眼茶」をいただきましたが、身体に良い効果が得られる様な味で、飲みにくくはないです。

納経所では、眼茶をはじめ薬師あめやメグスリノキせんべいなどが販売されています。もちろんお守りもありますよ。

メグスリノキとは?

ムクロジ科カエデ属の落葉高木で日本国内のみに生息している。戦国時代の頃から樹皮を煎じた汁を目薬として使用すると、眼病などに効果があるといわれる民間療法があった事が由来とされています。

メグスリノキの効能

樹皮などには、タンニンやカテキンなど数多くの有効成分が含まれており「眼病予防」「視神経の活性化」「肝機能の改善」などに効果がある事が研究で実証されている。

昔の民間療法という事だけではなく、ちゃんと実証されている効果があるという事ですね。

秩父札所13番「慈眼寺」気になるその他の記録

観音霊験記については毎回記録しておりますが、その他「慈眼寺」で私が気になった事を記録しておきたいと思います。

観音霊験記(かんのんれいげんき)

慈眼寺の観音霊験記

一切経蔵に入り振り返った上にあります。

慈眼寺の縁起が描かれています。

昔この地の高野某という檀徒(だんと)の娘が嫁ぎ先で明暦の大火(めいれきのたいか)にあったが、観世音の霊験により九死に一生を得た。

一切経蔵とは?

一切経堂と呼ばれている蔵の正面風景

土足厳禁の内部には一切経が納められており、六角の蔵が回転するので必要な物がいつでもとり出せる様になっています。

六角の蔵を回転させると「一切経転読の功徳」が得られるそうです。

経蔵内には、秩父札所を開創した十三人の権者像が祀られています。個人的に写真を撮ったのですが画像の添付は控えさせていただきますので、ご自身で確認してください。

烏枢沙摩明王とは?

石に刻まれた烏枢沙摩明王

烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)今まで聞いた事がないのですが、なんと「トイレの神様」といわれており、世の中の汚れものをすべて焼き尽くしてくれるそうです。

金運・病気平癒・安産などにもご利益があるそうです。

しかし、呪文を唱えてお参りしなくてはいけない!との事

呪文

オンクロダノウンジャクソワカ

ぜひトライしてくださいませ。

秩父札所13番「慈眼寺」基本情報とアクセス

住所:埼玉県秩父市東町26-7
お問い合わせ先:0494-23-6813
本尊:聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
宗派:曹洞宗(そうとうしゅう)

御詠歌

みてにもつ はちすのははき のこりなく うきよのちりを はけのしたでら

電車の場合
西武鉄道「西武秩父駅」下車、徒歩10分以内
秩父鉄道「御花畑駅」下車、徒歩5分以内

秩父札所12番からは、徒歩約15分といわれています。

最後に

慈眼寺は札所の中でも駅から近いので、慈眼寺から札所巡りをはじめる人も多くため、納経所には巡礼に必要な物が揃っているそうです。

個人的な感想ですが、眼の健康や眼病の悩みという事でご年配の人が多く訪れるのかもしれませんね?本殿の昔からある階段には中央にスロープが設置されており、足が不自由な人や車いすの人もお参り出来る様になっていました。お寺の優しさが伝わってきました。

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