秩父札所巡り18番「白道山・神門寺」森玄黄斎の扁額(彫刻)が今も残っている

神門寺の観音堂正面の風景

「秩父三十四観音霊場」札所巡り!

札所18番は、白道山(はくどうざん)・神門寺(ごうどじ)です。

森玄黄斎(もりげんこうさい)秩父出身の彫刻師(芸術家)が刻んだ扁額が今も掲げられている神門寺ですが、「神門」という寺の名前の由来も気になりますよね!

気になる点も含め神門寺について(由来)や境内の様子も記録してありますが、まずは御朱印の朱印と墨書きの意味からご紹介していきます。

秩父札所18番「神門寺」の御朱印

いただいた御朱印は、こちらです。

神門寺の御朱印
朱印の意味(右から)

秩父第十八番印・佛法僧寶(宝印)・神門寺印

墨書きの意味(右から)

白道山・正圓通大士(聖観世音菩薩のこと)・記帳年月日・神門寺

秩父札所18番「神門寺」について

もとは修験寺「神門山・長生院」として今宮坊に属して栄えていたが、寛政年間(1789年~1800年)の頃焼失し、その後観音堂のみ再建された。今の堂宇は天保時代に造られたそうだ。

観音堂(本堂)は宝形銅瓦葺の三間四面で大唐破風の向拝がある小さい堂宇だが、唐破風などの見事な彫刻は見逃せない!

観音堂の唐破風などの見事な彫刻

観音堂の回廊には、大日如来(だいにちにょらい)や虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)など数体の観音像が安置されているそうです。

残念ながら私は見逃してしまいました。(気がつかなかった)これから行かれる人は見逃さない様にしてくださいね!

御本尊は室町時代の作と伝えられており、高さ1mあまりの聖観世音立像で、両手に蓮の華(茎)を持ち珍しいそうだ。

寺名の由来

昔、神事に使う大きな榊(さかき)の木が両側にあり、枝が結び付き門の様な形をしていたので神の門「神門」と称したと伝えられている。

秩父札所18番「神門寺」境内の様子

森玄黄斎の扁額

森玄黄斎が手掛けた扁額の風景

森玄黄斎は文化4年(1807年)に秩父の小鹿野町に生まれ、精密な彫刻を手掛けていた事で有名は人物です。

神門寺の本堂に掲げられている扁額は、元治元年(1864年)に森玄黄斎が手掛けたものなのですが、今も綺麗な状態で確認する事ができるのが凄いですよね。

蓮華堂

境内にある蓮華堂正面の風景

堂内には釈迦如来(しゃかにょらい)や普賢菩薩(ふげんぼさつ)などの仏像がいくつも祀られていますのでお参りください。

ニコニコ地蔵尊

境内にある地蔵尊の風景

とても良い表情でニコニコしている様に見えるニコニコ地蔵尊は、平成4年に祀られた新しい地蔵尊ですが、巡礼者をあたたかく迎えてくれています。

不動明王

不動明王が祀られているお堂正面の風景

小さいが立派なお堂です。災難を砕いて魔を取り除いてくださる仏様です。ご利益がるとして信仰されているそうです。

観音霊験記(かんのんれいげんき)

神門寺の錦絵

昔ここは神社でしたが荒れ果ててなくなり村人はそれをおしんで再建しようとした。すると巫女に霊感があり、寺を建てるようにとお告げがあった。そして安阿弥によって刻まれたとされる聖観世音を安置して霊場としたという縁起がある。

秩父札所18番「神門寺」基本情報とアクセス

住所:埼玉県秩父市下宮地町5-15
お問い合わせ先:0494-25-0598
本尊:聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
宗派:曹洞宗(そうとうしゅう)

御詠歌

ただたのめ ろくそくともに だいひをば ごうとにたちて たすけたまへる

電車の場合
西武鉄道「横瀬駅」下車徒歩約20分
秩父鉄道「大野原駅」より徒歩約15分、又は「秩父駅」より徒歩約20分

秩父札所17番からは、徒歩約15分!

最後に

神門寺の境内は広くないのですが、時間をかけてゆっくり観たいポイントがたくさんあります。

なんと、神門寺では巡礼者がゆっくり休憩できる部屋(小屋)があるので休憩場所として計画してもよいかもしれませんよ。

画像付きでご紹介したかったのですが、休憩している人が多くいたので写真を撮るのは控えました。