秩父札所巡り11番「南石山・常楽寺」山の上には上之臺稲荷神社がありますよ!

常楽寺本堂正面画像

「秩父三十四観音霊場」札所巡り!

札所11番は、南石山(なんせきざん)・常楽寺(じょうらくじ)です。

常楽寺の歴史(由来)からのご利益が興味深いのでご紹介致します。

しかし今回はなぜか稲荷神社が気になってしまいました。

秩父札所巡りをしていると、ほとんどのお寺に稲荷神社があり境内の目立つ場所(仁王門の側など)に鎮座していたのですが、札所11番「常楽寺」は山の上にあり、わざわざ参拝する人が少ない様な?少し悲しい気持ちになったので、稲荷神社もご案内していきます。

秩父札所11番「常楽寺」の御朱印

いただいた御朱印は、こちらです。

常楽寺の御朱印
朱印の意味(右から)

秩父第十一番印・(宝印)・南石山常楽寺印・記帳年月日(黒印)

墨書きの意味(右から)

南石山・拾壱面大士・常楽寺

宝印について!

火炎宝珠に記されている梵字(ぼんじ)「キャ」で御本尊様(十一面観音)の種子を記している。

秩父札所11番「常楽寺」について

江戸時代には観音堂や仁王門・庫裡(くり)を備えた立派なお寺でしたが、明治11年(1878年)の「秩父大火」で焼失し、明治30年(1897年)に再建されたのが現在の本堂です。

御本尊の十一面観世音は90cmほどの立像で行基菩薩作といわれている。巡錫(じゅんしゃく)していた行基菩薩が、この地で十一面観世音を感得し刻んだ像である。本堂には、行基菩薩作の釈迦如来も祀られているそうです。

常楽寺は明治初年まで天台宗のお寺で、曹洞宗のお寺になっても祖元三慈恵大師をお祀りし1月3日は大勢の人が訪れて賑わいそうなのですが、それは厄除けにご利益がある事で有名だからです。

また4月20日は御本尊の縁日と共に「辰歳生まれ・巳歳生まれ」の守護本尊である普賢菩薩(ふげんぼさつ)の縁日で賑わうそうです。

秩父札所11番「常楽寺」境内の様子

参道の入り口

参道に繋がる入り口の風景

常楽寺へは左方向の坂道を進んで行きます。石の鳥居は先に進めない様になっており、昔はこの鳥居から山にある神社に行けたのだと思います。

本堂

トップ画像をご確認ください。

三間四面、簡素な向拝がつけられた小さめな本堂です。

六地蔵

常楽寺の六地蔵の風景

本堂に向かって六地蔵が鎮座しております。秩父市の石屋さんが寄進したそうです。

観音霊験記(かんのんれいげんき)

常楽寺の観音霊験記

本堂右側の壁の上にあります。

このお寺の住持だった門海上人が仁王門建立を志すが、普請の途中で重い病に倒れた。ある夜、夢に老僧(金銅神)があらわれ「門海の病気吾能治すべし」といい(簡単にいうと「あなたの病気は治す」という事です)金銅神が上人の手を引き上げたところで目が覚めた。それ以来重い病気がたちまち治り長寿を得られたことが描かれています。

その後、仁王門建立の本願を遂げています。

病気平癒・長寿祈願のご利益がある御本尊として信仰されています。

山の上の稲荷神社

上之臺稲荷神社(かみのだいいなりじんじゃ)をご案内します。

山の上の稲荷神社入り口の風景

納経所の手前に稲荷神社に向かう参道だとすぐにわかる赤い鳥居が並んでいますが、ボロボロなのが何となく悲しいですね。

山の途中にあった小さな神社の拝殿風景

途中で「上之台琴平神社」と書かれている様におもえますが?参拝しに来られる人がいるのでしょうか?(ぜひ立ち寄っていただきたい)

稲荷神社に向かう途中のたくさんの赤い鳥居の風景

まだまだ坂道(山道)が続き、その先に稲荷神社はあります。(結構しんどいです)

稲荷神社全体の風景
綺麗に赤く塗られている稲荷神社の拝殿(本殿)

ボロボロの鳥居がたくさんあるし、道はあるけど普段から人が通っていない様な感じだし、いったいどんな状態の稲荷神社なのか?と思っていたらとても綺麗で修復されたばかりなのかもしれませんね。綺麗な朱色の拝殿(本殿)です。

到着するまでは不安でしたが、上之臺稲荷神社の本殿を見てなぜか安心しました。私の気のせいかもしれませんが、他の稲荷神社とは違う感覚を覚えました。

秩父札所11番「常楽寺」基本情報とアクセス

住所:埼玉県秩父市熊本町43-28
お問い合わせ先:0494-22-2190
本尊:十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
宗派:曹洞宗(そうとうしゅう)

御詠歌

つみとがも きえよといのる さかごほり あさひはささで ゆうひかがやく

電車の場合
西武鉄道「西武秩父駅」より西武バス皆野行か定峰行「坂氷」下車徒歩約3分
秩父鉄道「秩父駅」か「御花畑駅」下車徒歩約15分

秩父札所10番からは、徒歩約10分といわれています。

最後に

秩父札所11番は国道が交わる場所にあり、昔の巡礼者達が眺めていた世界とはまったく違うだろうな!と思いながら街並みを眺めてきました。

本堂が立派過ぎず庶民的なので居心地のよいお寺です。休憩するスペースもあるので色々な事を考えながらゆっくり過ごすのによいかもしれません。

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