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鎌倉の守護神「鶴岡八幡宮」パワースポットのご利益と見どころを見逃すな!

紅葉

神奈川県鎌倉市に鎮座する鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)に御朱印をいただきに行ってきました。

鎌倉のパワースポットであり人気の観光名所です。

パワースポットと知り訪れる人に人気なのは、最強のご利益ポイントが多いから!
観光で訪れる人に人気なのは、四季折々の草花と鶴岡八幡宮の風景が見事だから!

さて、まずは鶴岡八幡宮について簡単に理解してからパワースポットといわれている最強ご利益ポイントを境内の見どころと一緒にご紹介していきます。

鶴岡八幡宮の御朱印情報もお見逃しなく!

鶴岡八幡宮について

鶴岡八幡宮のはじまり

鎌倉幕府を築いた源頼朝の祖先である源頼義が、康平6年(1063年)源氏の氏神として八幡神「石清水八幡宮(京都)」を鎌倉の由比ヶ浜に勧請し、治承4年(1180年)源頼朝が現在の地に遷し鶴岡八幡宮の基礎を築いた。

建久2年(1191年)社殿の焼損を機に「本宮(上宮)」と「若宮(下宮)」の体制とし、改めて石清水八幡宮護国寺を勧請し承元2年(1208年)神宮寺が創建された。

鎌倉時代「鎌倉」が国の中心とされ「関東の守護」「国家鎮護の神社」として人々からの崇敬を集め、各地に八幡宮(八幡神社)が祀られるようになった。

また鎌倉八幡宮とも呼ばれ「鎌倉の守り神(守護神)」「武士の守り神」として人々の精神のよりどころでもあった。

近年では「三大八幡宮」の1社にはいることがある由緒正しい神社である。

流鏑馬と破魔矢の発祥の地

流鏑馬(やぶさめ)

流鏑馬とは?
武士が馬に乗り駆けながら弓矢で3つの的を射抜く!

鎌倉時代、源頼朝が「天下泰平・国家安穏」を祈願して催されたのがはじまりとされている。

現在も9月の例大祭で「流鏑馬神事」が行われている。

破魔矢(はまや)

源頼義が石清水八幡宮から勧請した際にいただいた国宝「黒漆矢」にちなんで作られたとされ、鶴岡八幡宮では魔除けの縁起物として授与されていく参拝者が多くいる。

鶴岡八幡宮の御祭神とご利益

御祭神(三柱)

応神天皇(おうじんてんのう)
比売神(ひめがみ)
神功皇后(じんぐうこうごう)

応神天皇は「八幡さま」として広く親しまれているが、弓の達人でもあります。

御神徳は「勝負の神」「慈愛の神」

応神天皇を主座として左右二座を配し三座で一体とする八幡神を祀るご利益は!

出世開運・勝負運・学業成就・縁結び・安産・夫婦円満・厄災除け・交通安全など様々なご利益がる。

御祭神の御神徳によるご利益はもちろんですが、境内にいくつかある社(境内社)に祀られている神様の御神徳も含まれています。

さて、パワースポットと注目されているご利益ポイントも含め境内の見どころをご紹介していきます。

鶴岡八幡宮のパワースポット(見どころ)

鶴岡八幡宮は一の鳥居から本宮(上宮)までほぼ一直線で中央に大きな参道があります。

参道を歩いているつもりになれるように画像多めにご紹介していきます。

一の鳥居から三の鳥居までの参道(段葛)

パワースポットの1つとされる良い氣が流れている参道です。

鶴岡八幡宮の参道(若宮大路)現在は県道21号(横浜鎌倉線)の一部で、由比ヶ浜から鶴岡八幡宮へとほぼ一直線の参道(1.8㎞)

由比ヶ浜の方から車で向かっていたら一の鳥居(大鳥居)がありました。

一の鳥居ほぼ正面の風景

交通量が多く車を止めるのは非常識!それにほぼ正面から撮影できる場所がないので車の中からパシャリ!

鳥居について

鶴岡八幡宮3つの大鳥居は、寛文8年(1668年)徳川家綱が寄進したが、大正12年(1923年)関東大震災で崩落し昭和11年(1936年)再建された。

駐車場に車を止めて歩いて二の鳥居撮影

二の鳥居正面の風景

二の鳥居は再建された時に朱塗りの鉄筋コンクリート造りになっています。

二の鳥居の前に大きな狛犬さんがコロナ対策のために、これまた大きなマスクをしております。(マスクに隠れた顔が見たかった)

戦前の狛犬は青銅製であったが現在の狛犬は昭和36年(1961年)奉納されたコンクリート製の狛犬である。

二の鳥居の先は段葛です。

段葛(だんかずら)とは?

二の鳥居から三の鳥居までの盛り土がされ両脇の車道より一段高くなっている中央部分の歩道のことである。(幅9m・高さ45cm)源頼朝が妻政子の安産を祈願して造らせた参道!

段葛の一直線の参道の風景

12月の参拝ですので枝しかありませんが、春には両脇に植えられた桜がトンネルのように咲き誇り、鶴岡八幡宮は有名な桜の名所でもあるのです。

実は、一の鳥居から鶴岡八幡宮に向かう参道は、鎌倉幕府が攻め込まれるのを防ぐため、徐々に道幅が狭くなるように造られており、遠近法により実際の距離より長く見えるようになっているそうだ。

それを聞くと、二の鳥居からの道のりが長く見える!

そしてこちらが三の鳥居です。

三の鳥居正面の風景

ねっ!気が付きましたか?鳥居の上!

画像が小さくて気が付かないか?ならばアップ画像

鳥居の上にいる鳩たち

八幡宮と言ったら「鳩」ですが、凄いよ!鶴岡八幡宮の鳩は境内の入り口で出迎えてくれている。

鳩は八幡さまのお使い(御神鳥)パワースポットの鳥居かもしれない!(鳩さんお休みの日もあるかも)

太鼓橋と源平池の周辺

三の鳥居をくぐって右手に進んで行くと「神苑ぼたん庭園」冬の正月ぼたんと春ぼたん、季節ごとに咲き誇るので有名な観光スポットがあります。

さて、三の鳥居の先に太鼓橋があります。

太鼓橋正面の風景

創建当初は木造朱塗りだったので「赤橋」と呼ばれていたが、大正12年(1923年)関東大震災で崩壊し、昭和2年(1927年)現在の石橋に再建された。

昭和時代までは自由に通行ができ記念撮影のスポットであったが、現在は柵で通行できないようになっているので、参拝者は太鼓橋の両脇にある赤く塗られた橋を渡る。

橋の両脇には源平池(右:源氏池・左:平家池)

平家池の風景
源氏池の風景

源頼朝の妻政子が大庭景義(おおばかげよし)に命じ造らせたと伝えられている池!

  • 源氏池:「産」繁栄の願いを込めて3つの島が浮かぶ
  • 平家池:「死」衰退を象徴する4つの島が浮かぶ

凄い池を造らせたものだ!春には桜、夏には紅白の蓮の花、秋には紅葉が楽しめます。

参道を進んで行くと右手に旗上弁財天社への入り口があります。

旗上弁財天社入り口の風景

源氏池の中にある島に旗上弁財天社が鎮座しています。 

昭和55年(1980年)文政年間の古図をもとに復元した社殿です。

旗上弁財天社の社殿正面の風景

旗上弁財天社は御朱印をいただくことができます。(この後御朱印情報でご紹介)

しかし、御朱印をいただけるから人気の境内社ではなくパワースポットの1つでもあるのです。

一般的に弁財天社のご利益は(芸能上達・金運・開運・福徳など)ですが、こちらではそれにプラスして(縁結び・子宝・安産・夫婦円満)のご利益があるとされる祈願できる石がありますよ。

社殿の裏に政子石または姫石と呼ばれている2つの石があります。

2つの石が並ぶ様子

源頼朝が妻(北条政子)の安産を祈った石と伝えられている。

覚えていますか?

二の鳥居から三の鳥居までの段葛!源頼朝が妻政子の安産を祈願して造らせた参道!

夫婦愛が満ち溢れる鶴岡八幡宮!

えっ!ちょっと待った。

私はここでも八幡さまのお使い(御神鳥)である鳩の姿に癒されました。

白い鳩が座っている様子

猫好きの私から言うと「香箱座り(こうばこすわり)」しかも白い鳩!

鳩は「平和と愛の象徴といわれ幸運を呼ぶ鳥」

気を使いながら近寄ってもこのリラックスモード!

絶対に超パワースポットだよ!

流鏑馬馬場から大石段の周辺

参道を中ほどまで進んでいくと東西を横断する広い横道があり、突き当りには朱色の鳥居が建っています。

毎年9月の例大祭「流鏑馬神事」が行われる場所(流鏑馬馬場)です。

流鏑馬馬場左の道の風景
流鏑馬馬場の右の道の風景

画像(左)に少し写っている建物はお手洗いです。

先に進むと左手に凄い手水舎があります。

朱塗りの手水舎の風景
菊の花手水の様子

花手水!季節的に菊の花が浮かんでいました。

しかしコロナ対策のため見て楽しむ手水舎!隣に何かホッコリする手水舎がありました。(清めてから先に進みましょう)

仮の手水舎の風景

参道の真ん中に舞殿(下拝殿)があります。

舞殿正面の風景

静御前(しずかごぜん)が源義経をしたい、舞った若宮廻廊跡に建ち下拝殿ともいわれており、祭や行事の他に結婚式も行われている。

続いて本宮(上宮)に向かう大石段

大石段正面の風景

61段の石段です。両脇には狛犬さんマスクしています。

ここで石段をのぼる前に、両脇をご紹介しておきます。

大石段の左手には御神木があります?ありました?イヤ!御神木がんばっています。

幹だけの御神木の様子

御神木の大銀杏です。

樹齢1000年以上といわれており県の天然記念物に指定されていた大銀杏は、平成22年(2010年)強風により倒れてしまったが、その後、残っていた根元から新芽(ひこばえ)が成長している。

さすがパワースポットの1つである御神木!凄い生命力です。

大銀杏を参拝すると強い生命力のご利益が授かれるといわれている。(健康運アップ・健康長寿)

大石段の右手には祈願受付所があり、ここで御朱印をいただけます。

そしてその奥に若宮(下宮)

祈願受付所と若宮の様子

若宮(下宮)は国の重要文化財です。

御祭神(応神天皇)の御子である仁徳天皇(にんとくてんのう)をはじめ、履中天皇(りちゅうてんのう)・仲姫命(なかつひめのみこと)・磐之姫命(いわのひめのみこと)が祀られています。

迫力ある楼門と威厳を感じる本宮(上宮)

朱塗りの大きな楼門です。

そびえ立つ楼門の風景

扁額には「八幡宮」と記されています。

あっ!「八」の字が鳩になっているのでお見逃しなく!

大石段を登りきったら一休み!振り向いて鎌倉の街を一望できる素晴らしい景色を眺めてください。

楼門をくぐると拝殿がある本宮(上宮)なのですが・・・

残念ながらこの先は撮影禁止領域のようなので画像なしの説明です。

現在の建物は文政11年(1828年)に造営された流権現造りで代表的な江戸時代建築である。

本宮(上宮)には御祭神三柱が祀られており、鶴岡八幡宮の中心となる社殿です。(国の重要文化財)

本宮の廻廊西側(左側)には、宝物殿(社宝や考古資料などが展示されている)、武内社(武内宿祢命が祀られており延命長寿のご利益があると伝えられている)
拝観料が必要です。(大人200円・小人100円)

パワースポットに含まれる境内社を見逃すな!

鶴岡八幡宮のご利益に含まれる境内社はパワースポットに含まれているそうなのです。

自分にとって必要なご利益(授かりたいもの)って違いますからね。

鶴岡八幡宮に参拝したあと、境内社にもご参拝ください。

丸山稲荷社
本宮左側に赤い鳥居と旗が並ぶ階段があり、小さな山の上に鎮座しています。

丸山稲荷社社殿の風景

室町期から鎮座し、境内で一番古い社殿です。 

ご利益はもちろん商売繁昌です。

鶴岡八幡宮が現在の地にうつる前からこの地に鎮座しているご利益は凄いよ!

白旗神社

白旗神社正面の風景


源頼朝と実朝(さねとも)が祀られています。

ご利益は必勝祈願と学業成就!

2柱の生前の功績にちなんだご利益なのです。

黒塗りでかっこいい社殿!迫力があるので何か凄いパワーがあるような気がする。

舞殿の右手にあった若宮(下宮)の前を通り進んで行くと鎮座しています。

ここで観光スポットとパワースポットであるご利益ポイントをご紹介します。

若宮(下宮)の先に柳原神池があります。

綺麗な池の風景

多くの人が凄いカメラで撮影していました。

スマホで私が撮った画像でも凄いスポットだと思いませんか?

先に進むと石が2つ鶴亀石

鶴亀石の様子

水で石の表面を洗うと、鶴と亀の模様が輝き浮き出ると伝えられているめでたい石!

ただ・・・雨が降っている日じゃないと確認できない!が、祈願する人が多くいるそうだ!

ちなみに、舞殿から鳥居の方に戻り参道の途中にあった流鏑馬馬場を左にまがると白旗神社の鳥居があります。

白旗神社の鳥居正面の風景

こちらが正面入り口となり手水舎もあるので、パワースポットとして本当にご利益を授かりたい人は鳥居をくぐり参拝しましょう!

祖霊社

祖霊社正面の風景

手水舎の横道を進んで行くと木々に囲まれとても静かな場所に鎮座しております。

鶴岡八幡宮の氏子崇敬者の祖霊と護国の英霊が祀られています。(昭和24年建立)

そして鶴岡八幡宮の末社である今宮(新宮)

今宮鳥居からの風景
今宮正面の風景

本宮(上宮)の裏の方といっても、一度境内を出て歩いて行く場所に鎮座しているので、境内社ではなく境外社になります。

承久の乱で島流しになった三上皇の御霊を慰めるため宝治元年(1247年)に創建(令和3年に改装)

御祭神
後鳥羽天皇(ごとばてんのう)
土御門天皇(つちみかどてんのう)
順徳天皇(じゅんとくてんのう)

鶴岡八幡宮の参拝者専用駐車場の奥にある鶴岡文庫の横道を道なりに進み、住宅街の突き当りに鎮座しています。

木々に囲まれ静かな境内!何だろ何となくゾワゾワしました。

お時間がある人はお参りに行きましょう。

鶴岡八幡宮でいただける2種類の御朱印

鶴岡八幡宮の御朱印

鶴岡八幡宮通常御朱印

初穂料:500円

御朱印をいただける場所:大石段下右手(西側)

お正月には三社一組正月特別朱印(書置き:1500円)の限定御朱印があります。

この特別御朱印配布の時だけ境内社である白旗神社の御朱印をいただくことができます。

旗上弁財天社の御朱印

旗上弁財天社通常御朱印

初穂料:300円

御朱印をいただける場所:源氏池の中にある小さな島

鎌倉江の島七福神巡りの一社なので七福神巡り専用色紙もあります。

鶴岡八幡宮の御朱印と旗上弁財天社の御朱印!本来なら直書きでいただけるのですが、コロナ対策のため書置きをいただきました。

鶴岡八幡宮!基本情報・アクセス・駐車場

住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
お問い合わせ先:0467-22-0315(代表)

電車の場合
JR横須賀線・JR湘南新宿ライン「JR鎌倉駅」東口より徒歩約10分
江ノ島電鉄「江ノ電鎌倉駅」より徒歩約10分

車の場合
横浜横須賀道路「朝比奈インターチェンジ」より県道204号を鎌倉方面から約5㎞

有料駐車場
普通乗用車の場合:1時間600円(30分毎300円)9:00~19:30

最後に

鎌倉のパワースポット「鶴岡八幡宮」をご紹介しました。

緑豊かで広々とした境内!パワーを吸収しながらリフレッシュできる神社です。

お時間に余裕をもってゆっくり参拝するのがおすすめです。

歩いて鎌倉の神社を巡り御朱印集め!

鶴岡八幡宮から歩いて神社を巡ることができます。(さすが鎌倉!)

パワーポイントとしてご利益が凄いし、境内もとても良い雰囲気の神社ばかりなのでご紹介します。

鶴岡八幡宮から徒歩約10分の場所に「荏柄天神社」

学問の神様のパワーポイントで、境内に珍しいものがありますよ。

荏柄天神社について詳しい情報はこちら↓

荏柄天神社社殿の風景鎌倉「荏柄天神社」の御朱印「学問の神様のご利益は凄いよ」合格祈願に行こう!

荏柄天神社から先に進み徒歩約10分の場所に「鎌倉宮」

鎌倉宮には参拝に行かれる前に、ぜひご由緒など鎌倉宮について少しでも知ってから行かれることをおすすします。

鎌倉宮について詳しい情報はこちら↓

鎌倉宮の入り口となる鳥居「鎌倉宮」こだわりの御朱印!境内の見どころご利益スポットを見逃すな!

鶴岡八幡宮から上記の2つの神社とは反対方向になりますが、徒歩約25分の場所に「銭洗弁財天宇賀福神社」

銭洗弁財天宇賀福神社ではもちろん銭を洗って金運アップ!ご利益が凄そうな雰囲気でとても感動する境内です。

銭洗弁財天宇賀福神社について詳しい情報はこちら↓

洞窟の中の風景鎌倉「銭洗弁財天宇賀福神社」の御朱印!ご利益(金運アップ)が凄い雰囲気の境内

鎌倉の神社巡りを楽しんでくださいね!