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「佐助稲荷神社」珍しい直書き御朱印情報!鳥居と白狐の数に感動

祠の上の白狐

鎌倉に鎮座する「佐助稲荷神社」に御朱印をいただきに行ってきました。

「かくれ里の稲荷」と伝えられている雰囲気にピッタリの稲荷神社です。

まずは御朱印情報、由来やご利益のあとに境内の様子(見どころ)をご紹介していきます。

佐助稲荷神社の御朱印

御朱印をいただける時間帯:10:00~16:00
御朱印をいただける場所:社殿向かって右手にある社務所

今回2種類の御朱印をいただきました。

通常御朱印

通常御朱印(書置き)

日付は直書きなのですが、神社名など墨書きを直書きしていただけるのです。
(今回はコロナ対策のため書置きのみ!)

しかし直書き御朱印のいただき方に要注意!

直書きを希望される人は直書き御朱印をいただけるか確認し、社務所で御朱印帳を渡すと朱印だけ押してもらい、長谷寺の近くにある御霊神社に行くと墨書きしてくださるそうです。

宮司が御霊神社と兼務しているそうなのです。

御霊神社対応時間:10:00~16:00(宮司不在の場合あり)

大仏へのハイキングコースに繋がる山道をのぼると御霊神社に行けます。
不安な人は社務所で確認してから行きましょう。(徒歩約30分)

佐助稲荷神社で御朱印が完成しない直書き御朱印!珍しいですよね。

そしてこちら↓

十一面観世音菩薩の御朱印

縁結びの十一面観世音菩薩(書置き)

私が参拝したときは2種類の御朱印だけでしたが、土日限定御朱印や期間限定御朱印があるそうです。(限定御朱印は書置きのみ)

佐助稲荷神社について

実は鎌倉八幡宮の境外末社でしたが、明治42年(1909年)に独立

ご由緒

平治の乱で敗れ伊豆(蛭ヶ小島)に配流された源頼朝の夢枕に稲荷の神霊が老翁の姿で現れ「かくれ里の稲荷」と名乗り、平家討伐の挙兵を促した。
その後(壇之浦の戦い)で平家を滅ぼしました。
建久年間、源頼朝は畠山重忠に命じて「かくれ里の祠」を探し当て、稲荷神社を再建させたのがはじまりと伝えられています。

源頼朝は幼少のころ「佐殿」といわれており、佐殿を助けた神ということで「佐助稲荷」といわれるようになった。
また、源頼朝を勝利に導いた神社であり征夷大将軍までのぼりつめたことから「出世稲荷」と呼ばれ信仰を集めた。

御祭神
宇迦御魂神(うかのみたまのみこと)穀物を司る神様
大己貴命(おおなむちのみこと)国造りの神様
佐田彦命(さるたひこのみこと)導きの神様
大宮女命(おおみやひめのみこと)他人との間を仲良く保つ神様
事代主命(ことしろぬしのみこと)大国主命の子神

ご利益
出世開運・縁結び・商売繁盛・病気平癒・大漁満船・学業成就など

佐助稲荷神社!境内の見どころ

住宅街の奥にひっそりと鎮座し「隠れ里」といわれている佐助稲荷神社の境内の様子(見どころ)をご紹介していきます。

境内への入り口

細い路地の突き当りに佐助稲荷神社の社号標が建っています。

社号標がある風景

先に進むと「これぞ稲荷神社」という感じに鳥居が連なっています。

鳥居が連なる風景

緩やかな幅の広い石段の先に急なのぼりの石段がありますよ。

鳥居の下に小さな白い狐がたくさん置かれています。

鳥居に白狐が置かれている様子

急な石段の先には石の鳥居が見えます。

石段の先の鳥居の風景

石の鳥居の手前右手に手水舎があるので身を清めてから先に進みましょう。
(参拝時はコロナ対策のため停止されていました)

石の鳥居から振り返った参道

上から見た鳥居の風景

稲荷神社だよ!(感動)

佐助稲荷神社では49基もの鳥居が建っています。

社殿周辺の様子

石段をのぼりきると正面に社殿(拝殿)があります。

拝殿正面の風景

新しい感じの社殿ですが、隠れ里にピッタリな雰囲気です。

石段をのぼりきった右手に社があります。

白狐がたくさん置かれている社

役目を終えた白狐がたくさん!

社殿の右手に縁結びの十一面観世音菩薩
良縁に恵まれなかった姫君(赤松幸運)が出家して現世の若い男女に良縁があるように祈願して彫ったと伝えられています。

十一面観世音菩薩が安置されている社

今回は残念ながら扉が閉まっていて木像の十一面観世音菩薩様を見ることができませんでしたが、毎年5月18日だけ十一面観世音菩薩様が御開帳されます。
(1年に1回だけ拝める)

本殿に参拝!

実は拝殿のすぐ後ろに本殿があるのではなく、山の斜面に本殿があり近くで参拝できるのです。

なので、登ります!

800年以上前から続く佐助稲荷神社には石の祠がたくさんあり、苔むした祠には神様のお使いである狐の像が安置されています。

拝殿の左手に道がありますよ。

本殿に向かう道の風景

石段の上に鳥居がみえます。

この先は危険な道もあるのでけつまずかないように気を付けてくださいませ。

険しい道の風景

朱塗りの鳥居があります。

途中にある鳥居の風景

狐塚でしょうか?神が宿る岩かな?

先に進むと本殿があります。

本殿鳥居からの風景

奥にあるのが本殿です。

小さな本殿の風景

明治28年(1895年)に再建された本殿は2019年の台風の影響で全壊し、現在は小さな社です。

もの凄い数の白狐たち、役目を終えて奉納されています。

今回ご紹介した道ではなく、拝殿の後ろの階段からも本殿に行くことができます。

佐助稲荷神社!基本情報・アクセス・駐車場

住所:神奈川県鎌倉市佐助2-22-12

電車の場合
JR横須賀線・江ノ島電鉄「鎌倉駅」より徒歩約20分

車の場合
駐車場がないので近くのコインパーキングを利用。

しかしこちら↓の銭洗弁財天を参拝するなら駐車場を利用しても大丈夫のようです。

洞窟の中の風景鎌倉「銭洗弁財天宇賀福神社」の御朱印!ご利益(金運アップ)が凄い雰囲気の境内

ただし、通行止めにある時や銭洗弁財天の駐車場に行くまでがかなり細い道なので要注意!

できれば徒歩で行かれることをおすすめします。

最後に

稲荷神社といったら連なる朱塗りの鳥居!

佐助稲荷神社はまさに稲荷神社といった感じで、連なる朱塗りの鳥居をくぐって境内にむかいます。

かなり感動しますよ。

佐助稲荷神社の先に凄い銭洗弁財天が鎮座しておりますのであわせて参拝計画をたてるのがおすすめです。