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「伊勢山皇大神宮」の御朱印(兼務社御朱印あり)ご利益が凄そうな境内の見どころ

社殿の風景

横浜市に鎮座する「伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)」に御朱印をいただきに行ってきました。

横浜の総鎮守であり、関東のお伊勢さまと呼ばれている伊勢山皇大神宮!

境内は緑豊かで癒される空間が広がっているのですが、ご利益がありそうな雰囲気です。

今回の御朱印情報は、何と!素敵な兼務社御朱印があるのでそれも含めてご紹介していきます。

伊勢山皇大神宮の御朱印

今回いただいた御朱印をご紹介します。

通常御朱印

通常御朱印

(初穂料:直書き500円)

桜の朱印が押されていますが、桜の花が社紋のようです。

創建150年記念限定御朱印「伊勢山の舞」

創建150年記念限定御朱印

(初穂料:書置き1,000円)

鉄道開業150年記念御朱印

鉄道開業150年記念御朱印

(初穂料:書置き1,000円)

伊勢山皇大神宮では期間限定御朱印があり、お正月限定御朱印や夏詣御朱印が人気です。

兼務社御朱印あり

兼務社御朱印の情報を先に知っていれば参拝して御朱印いただいたのに・・・
と思う人もいるのではないでしょうか?

兼務社の基本情報を記録しておきます。

子神社(ねのじんじゃ)
御祭神:大国主命
住所:神奈川県横浜市中区日ノ出町2-132(日ノ出町駅近く)

私は参拝前に兼務社御朱印の情報を知らなくて、子神社に行き、また伊勢山皇大神宮に戻って来る時間がないので諦めました。(片道徒歩約15分)

御朱印には「横濱の大国主さま」、神社名の上に「縁結び」と書いてあり、可愛いネズミのイラストが押されています。(ご利益ありそうな御朱印です)

あれっ?ウサギではなくネズミだ!

大国主さまといえば日本神話の「因幡の白兎」が有名で、ウサギを助けるお話がありますが、古事記ではネズミに助けられるお話があるのです。

伊勢山皇大神宮について

ご由緒

創建は明治3年(1870年)
横浜が日本一の貿易港であり文明開化のさきがけの町として急速な発展を遂げているとき、当時の県知事である「井関盛艮(いぜきもりとめ)」が、横浜の人々が日本の美しい国柄を見失わないように、心の拠り所となり横浜の象徴となる守り神が必要と感じ、伊勢の神宮より勧請したと伝わる戸部の地にある旧祠を再興し、港と町を一望できる丘の上に遷座した。
(ご由緒書きなどより一部抜粋)

遷座の時には日本一とも称えられた5日間に及ぶ祝祭が行われたそうだ。

御祭神
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)

全ての生命の源である太陽を司る女神様!日本人の総氏神です。
ご利益:国の平和と繁栄を導き、ありとあらゆる願いを叶えてくれる神様!

伊勢山皇大神宮!ご利益凄そうな境内の見どころ

関東のお伊勢さまと称される境内の見どころをご紹介していきます。

参道入り口となる鳥居の先にも大きな鳥居

表参道の正面入り口となる鳥居です。

入り口となる鳥居の風景

丘の上に鎮座しているので参道は階段になっていますが、少しのぼって休憩できるようなスペースがあります。

鳥居の下から見上げると本当に大きな鳥居です。

鳥居をくぐってすぐ右手から広場に行くことができます。

広場入り口の風景

可愛い石像が目印です。

参道の階段をのぼって行くと、これまた大きな鳥居が階段の上にあります。

2つ目の鳥居の風景

照四海と大注連柱

階段をのぼりきり鳥居をくぐった左手には手水舎があるので、身を清めてから先に進みましょう。

あっ!手水舎の横を少しくだると御手洗いがあります。

さて、手水舎の正面(参道右手)には大きな塔?があります。

大きな照四海の風景

照四海
大正15年(1926年)に建立された高さ6メートルの常夜灯!

以前の照四海は灯台として実際に船が目印にしていた記録が残されているが、関東大震災で倒壊してしまったそうだ。

さて境内に入る前に大注連柱があります。

大注連柱正面の風景

明治22年(1889年)に奉納され、東日本の注連柱としては最大級!

注連柱の手前にある大きな木は桜の木です。

春には綺麗な桜の花の先に社殿がある風景を楽しむことができます。

威厳と優しさを感じる社殿(御本殿)

境内に入った瞬間「凄い!」って感じる社殿が鎮座しています。

社殿正面の風景

何だろ?凄い力と優しさを感じる!

参拝者一人一人の時間が長い理由が分かるし、関東のお伊勢さまと伝えられる理由も分かります。

社殿の左手奥に行くと、凄い御本殿を見ることができます。

平成30年(2018年)に創建
現在の本殿は平成25年(2013年)まで伊勢神宮の内宮(皇大神宮)の西宝殿として用いられていた社殿(古代の建築様式を今に伝える神明造り)をそのままの姿で移築されています。

社殿の横にある境内社

社殿の左手に見逃してはいけないご利益が凄い境内社が2社あります。

まずは「大神神社磐座(おおみわじんじゃいわくら)」

大神神社磐座正面の風景

御祭神:大物主神(おおものぬしのかみ)
ご利益:医薬・治病に関わる神様です。

磐座(いわくら)とよばれる古代の祭祀場を再現しており、岩が御神体として祀られています。

鳥居の先にある御神体の風景

御祭神である大物主神がこの岩に宿っていると伝えられています。

社の案内札では「三輪明神御分霊大神神社」と記されていますが、奈良県の三輪山を御神体とする大神神社から分霊を受け平成8年(1996年)に鎮座!しかし、以前より磐座として再現されていたそうだ。

左隣には「杵築宮」と「子之大神」

「杵築宮」と「子之大神」社の風景

杵築宮(きづきのみや)
御祭神:豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)

食物・養蚕を司る女神様!
明治初期に主要な輸出品であった生糸や蚕種などの守護神として建立された。

そして横浜大空襲で社殿を焼失した野毛・桜木町一帯の氏神である「子之大神(ねのおおかみ)」が合祀されています。
子之大神は大国主神の別名です。
商売繁盛・縁結びなど福の神です。

かつて埋め立て前の桜木町周辺の海上にあった姥岩に鎮座していた姥之大神も合祀されています。
安産・子育ての女神様!

裏参道から境内へ

正面入り口からの参道が「表参道」というからか?裏には「裏参道」があるので境内までの様子をご紹介していきます。

公道「紅葉坂」という穏やかな坂道の途中に鳥居があります。

裏参道の鳥居正面の風景

建物の間の奥にある鳥居なので分かりづらいかもしれません。

裏参道も階段をのぼって境内にむかいますが、とても良い雰囲気の参道です。

裏参道の風景

道祖神の石像の先に見える屋根は裏参道から参拝する人のための手水舎があります。

手水舎の奥の風景がこちら↓

裏参道手水舎奥の風景

凄い庭園?の先にある石碑は「彰忠碑」
日清日露戦争での戦没者の慰霊碑のようです。(中へは立ち入り禁止)

手水舎を過ぎた階段の上には鳥居があります。

裏参道2つ目の鳥居の風景

鳥居をくぐると正面に社殿が見えてきます。(社殿右横に出ます)

伊勢山皇大神宮!基本情報・アクセス・駐車場

住所:神奈川県横浜市西区宮崎町64
お問い合わせ先:045-241-1122(9:00~17:00対応)

電車の場合
JR線・市営地下鉄線「桜木町駅」より徒歩約10分
京浜急行「日ノ出町駅」より徒歩約10分
みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩約15分

車の場合
首都高速横羽線「みなとみらいランプ」より約5分

無料駐車場あり
参道入り口の隣に駐車場の入り口があります。

駐車場入り口の風景

駐車場内は思っていたよりスペースが狭く、止める場所に気を付けましょう。

最後に

伊勢山皇大神宮は優しさと強い力を感じる神社でした。

今回6月の参拝でしたが、伊勢山皇大神宮は横浜の桜の名所で、兼務社の子神社にも樹齢100年を超える大きな桜の木があるそうです。

桜が咲く時期(春)に行かれるのもよいかもしれませんね。

あっ!実は兼務社はもう一社あります。

元町厳島神社!詳しい情報はこちら↓

入り口となる鳥居元町「厳島神社」真面目に行動したら御朱印いただけなかった(要注意)

御朱印は伊勢山皇大神宮ではなく、元町厳島神社の鳥居近くにある授与所でいただけます。

注意点などを確認してくださいね。

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私も本を購入して、行きたい神社を決めてから・・・
本には載っていない周辺神社を検索して神社の御朱印巡りをしております。

神社(御朱印)巡りを楽しみましょうね!