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「鎌倉宮」こだわりの御朱印!境内の見どころご利益スポットを見逃すな!

鎌倉宮の入り口となる鳥居

鎌倉に鎮座する「鎌倉宮(かまくらぐう)」に御朱印をいただきに行ってきました。

鎌倉宮の御朱印は種類が多く、季節ごとの限定御朱印が人気なのですが、それだけではない!

知る人ぞ知る「こだわりの御朱印」としても人気があるのです。

鎌倉宮は悲しい最期を遂げた御祭神が祀られており、歴史的価値のある見どころが多い神社です。

さて、まずは御朱印情報からご紹介していきます。

鎌倉宮について見どころご利益スポットなどお見逃しなく!

鎌倉宮こだわりの御朱印

鎌倉宮の御朱印は「種類が多い」そして「こだわりの御朱印」

何が「こだわり」の御朱印なのか?

  • 達筆な神職が墨書きをしてくださる
  • 季節にあった和紙を買い付け(東秩父村・小川町など)
  • 限定御朱印は鎌倉宮宮司のこだわりがある

さて今回いただいた御朱印はこちら↓

通常御朱印

(初穂料:600円)

左側の朱印は「師走詣」の文字と「今月の星座」が毎月かわります。

はじめての方は「鎌倉宮」の御朱印をおすすめします!と案内があったので、今回は鎌倉宮の御朱印をいただきました。

見開きの御朱印です。

現在は左右どちらかだけなど選べなくなり、600円の御朱印は見開き御朱印となります。
(誤った情報が多いようなのでご注意ください)

直書きしていただける御朱印

  • 今回いただいた鎌倉宮
  • 南方社と村上社(境内社)
  • 神鹿さんと明治大帝

御朱印帳を開いた2ページで1つの見開き御朱印です。(初穂料:600円)

あっ!神鹿の御朱印は、かつて鎌倉宮に鹿がいて「神鹿」として奉納されていたのが由来の御朱印です。(残念ながら現在鹿はいません)

私が訪れた時には他に「今月の限定御朱印」が6種類あり、3種類は直書きですが、のこる3種類は手すき和紙を利用しているため書置き御朱印でした。限定御朱印(1ページ初穂料:500円)

写真は撮ったのですが、ブログで紹介してよいか?聞くのを忘れてしまったので画像なしです。(すみません)

そして、おもてなしのこだわり?もあった。

巫女さんが手作りした「まごころカード」季節ごとに変わるそうなのです。

手作りカード

何でも、このカードを楽しみに参拝に来られる人もいるらしく、隠れた人気の参拝記念品らしい!

私は神社巡り専用のお財布に入れて大切にしております。(ありがとうございます)

御朱印をいただける場所は参道の途中にある盃割り舎の奥に門があります。

社務所入り口門の風景

この奥に社務所があります。

御朱印をいただける時間:9:00~16:00まで

鎌倉宮について

御祭神:大塔宮(おおとうのみや)・護良親王(もりよししんのう)

御祭神について

護良親王は幼少より英明・勇猛であった。
父帝(後醍醐天皇)とともに鎌倉幕府を倒し建武の新政(天皇親政を復活した政治活動のこと)を実現させ征夷大将軍・兵部卿(ひょうぶきょう)に任じられた。
しかし、足利尊氏により鎌倉二階堂に幽閉され建武2年(1335年)28歳のとき、尊氏の弟(直義)の命で家来(淵辺義博)に殺害され、苦闘の生涯を閉じた。

何か・・・
とても凄い功績を納めたが、悲しい死をとげた人物!

しかし、ちゃんとその功績を讃えてくれた人物により今も鎌倉宮があるのです。

ご由緒

明治2年(1869年)明治天皇が御祭神(護良親王)の功を讃えて社を創建し社号を「鎌倉宮」と定めたのがはじまりである。
明治6年(1873年)には明治天皇の行幸を仰ぎ「官幣中社(かんぺいちゅうしゃ)に列格された。

鎌倉宮の見どころ(ご利益ポイント)

参拝前に知っておきたい情報として、境内の見どころとご利益ポイントをご紹介していきます。

珍しい色の鳥居と参道

こちらが鎌倉宮入り口となる鳥居です。

一の鳥居正面の風景

珍しい白と赤?の大きな鳥居

ちなみに、鳥居をくぐった先の広々とした場所は駐車場になっています。
(車で鳥居をくぐるのではなく、車は横から入る道があるようだ)

鳥居の左手には御手洗いがあるので安心してくださいませ。

真っすぐ参道を進んで行くと階段の上に先ほどと同じ色の少し小さい鳥居があります。

参道と二の鳥居の風景

しかし、その前の左手には手水舎があります。

手水舎正面の風景
手水鉢の様子

小さな獅子頭がぶら下がり、手水鉢には並んでいます。(なぜかちょこんとアヒルの親子も)

獅子頭はお守として購入することができますよ。

身を清めてから先に進みましょう

ちょっと待った!

手水舎の右手に亀の石像「亀若丸(かめわかまる)」があります。

亀さんの頭を撫でてボックスに入っている折り紙を持ち帰ると、鶴と亀が揃い健康長寿のご利益が得られるそうだ!

亀さんにまったく気が付かない人が多いので忘れずに!

手水舎と反対側、拝殿に向かう階段をのぼる前の右手には「盃割り舎」がありますよ。

皿割り舎の風景
皿を割る場所の様子

1枚200円

盃(かわらけ)に息を吹きかけ自分についた「厄(悪いもの)」をうつし、大石(厄割り石)に投げつける。

何と!割れなかったら割れるまでチャレンジできます。

自身に付いている厄払いのご利益スポット!主婦としては何となくストレス発散できるかもしれない。

社殿まわりの様子

鳥居の先に見えているのが社殿(拝殿)です。

鳥居からの拝殿の風景

このあと結婚式が行われるらしく、幸せなお二人が階段をあがって来たので写真は控えました。

拝殿の右手には境内社(摂社)の村上社(むらかみしゃ)があります。

村上社の風景

御祭神:村上彦四郎義光(むらかみひこしろうよしてる)

鎌倉宮の御祭神(護良親王)に仕え危険を幾度となく救った人物であり、吉野落城に際しては自ら親王の身代わりとなり最期を遂げた。

中には撫で身代わり様

撫で身代わり様の様子

村上社の御祭神(村上義光)が吉野落城で自ら親王の身代わりとなったエピソードから、義光を境内の樹齢103年の欅(けやき)で彫り上げ撫で身代わりとして入魂した像「撫で身代わり様」。

何と!村上義光は16本の矢を突きたて護良親王の鎧を着て敵の前に出て、自分が護良親王と告げ腹を切り切腹の姿を見せたそうだ!

村上義光は護良親王の身代わりとなり自ら命を絶った

厄除け・病気平癒のご利益があるとして参拝者が撫でるので全身が光沢で輝いており、より一層ご利益がパワーアップしている!(そんな気がする)

ちなみに・・・他にも大切な境内社(摂社)があります。

南方社(みなみのかたしゃ)

御祭神:持明院(じみょういん)・南御方(みなみのおんかた)

御祭神(護良親王)の幽閉に随行し身の回りのお世話をし、親王の最期にあたっては理知光寺(現在は廃寺)の長老とともに弔ったあと後醍醐天皇に最期の詳しい様子を報告した人物である。

本殿の横にあると思われるので撮影はできませんでした。

さて、拝殿の左手には授与所があります。

授与所の風景

お守りなどを購入することができますが、御朱印は先ほどご紹介した場所だけなのでここではありません。

あっ!手水舎にあった獅子頭はお守としてこちらで購入することができます。

鎌倉宮のお守りとして代表格である「獅子頭守(ししがしらまもり)

何と!鎌倉宮の御祭神(護良親王)が自身の無事を願って獅子頭の小さなお守りを兜に忍ばせていたそうだ!

それにより、厄除け・幸運招来・交通安全・身代わりなどのご利益がある。

授与所の横が入り口の拝観料が必要な場所があり、支払いはこの授与所になります。

拝観料が必要な見どころスポットには行くべきだ!

拝観料:中学生以上(300円)・小学生(150)

この先には「土牢」「御神苑」「宝物殿」があります。

有料エリアなので撮影(写真)を撮ってよいか?聞いたらOKでした。

では、ご紹介していきますよ。

本殿の横を奥に進んで行くと本殿の裏に階段があり門があります。

社務所入り口の風景

土牢への門です。

本殿の裏側も見ることができ、一番御祭神に近い場所ですね。(ちゃっかりここでも参拝)

本殿裏の風景

本殿の横に見える小さな社が境内社の南方社だと思います。

さて、本殿の裏にある土手に柵がされた穴があります。

土牢の風景

土牢(土を掘ってつくられた牢獄)

御祭神(護良親王)が約9カ月間も幽閉されていた土牢と伝えられている。

こんなところに・・・と思うと、心が痛い!手を合わせてから先に進みましょう。

次は御神苑があります。

石碑などがたくさんあり歴史好きな人にはたまらないエリアなのですが、その中に何か重い氣を感じる場所が・・・

護良親王の首が置かれていた御構廟(御首塚)

さすがに画像は控えますが、今でもこの場所が残されていることが凄い!

そして出口の近くに宝物殿がありますよ。

宝物殿の様子1
宝物殿の様子2

色々な物が展示されており、ゆっくり見るには時間がかかります。

鎌倉宮!基本情報・アクセス・駐車場

住所:神奈川県鎌倉市二階堂154
お問い合わせ先:0467-22-0318

電車の場合
JR鎌倉駅より京急バス「大塔宮行き」大塔宮下車目の前です。

JR鎌倉駅より徒歩の場合は約30分

車の場合
横浜横須賀道路「朝比奈インター」より約10分

無料駐車場が境内にあります。

最期に

何か・・・御祭神の功績と最期を知ると悲しくなる鎌倉宮ですが、知ることができたから参拝に行かれる時の気持ちが違うのではないでしょうか?

そんな情報を今回ご紹介しました。

しかし境内では四季折々の季節を楽しめリフレッシュすることができますよ!

冬は梅・春は桜・初夏は紫陽花・秋は紅葉など!

あれっ?何で冬(12月)に行っちゃったんだろ?(でも12月初旬!紅葉が楽しめたけどね)

今回の情報を少しでも覚えておき参拝に行っていただけたら!と思います。