群馬県伊勢崎市に鎮座する「小泉稲荷神社」に御朱印をいただきに行ってきました。
何と!御朱印は自分で作るという珍しい神社なのです。
そして社務所で聞いたご利益がマジ凄いので記録してあります。
まずは自分で作る御朱印情報からご紹介していきます。
小泉稲荷神社!自分で作る御朱印
今まで自分で作るスタイルの御朱印がなかったので超緊張!
初穂料:300円
社務所に声をかけるとスタンプが出てきました。
見本を見て、初めに赤いスタンプを押して、次は黒字スタンプです。
そして最後に筆ペンで日付を書き入れます。
まずは旦那さん作の御朱印
「ちょっと黒字スタンプが右に寄り過ぎた」といっていました。
そして私の御朱印がこちら↓
いい感じに押せたような気がするが、右下に黒字スタンプのはじがついちゃったのが残念!
御朱印のスタンプを綺麗に押すのって大変だということが分かった。
宮司さんがいつもいるわけではなく、交代で社務所の受付をする人がいるようです。
御朱印をいただける時間帯:8:00頃~17:00頃
社務所で聞いた時間帯なのですが・・・
「頃」なので日によっては若干変わる場合がありそうな予感!
9:00~16:00が無難かな?と思います。
基本的に休みはありませんが、神社の都合により社務所のお休みがあるかもしれません。
小泉稲荷神社について
創建は不詳
崇神天皇の御代に豊城入彦命が上毛野国を支配する際、勅命により大己貴命を奉じたのがはじまりとされており、その後(平安時代末)山城国伏見稲荷大明神の御分霊を奉祀し、住民の安穏と五穀豊穣を祈願したと伝えられている。
御祭神
宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
大己貴命(おおなむぢのみこと)
お利益が凄すぎる!
小泉稲荷神社のご利益:五穀豊穣・商売繫盛・家内安全など
この「など」が幅広い!
社務所で対応してくださったご年配の女性のご利益話が凄かったので記録しておきます。
ご先祖様がよく小泉稲荷神社に参拝に来られていた。
そして代々不思議と難を逃れることができたそうだ。
・長崎に原爆が落とされる前日にその場を離れていた。
・サリン事件の日だけその時間(その日)に通ることがなかった。
・志望校(難関校)に代々合格している。
など、現在もこちらのお稲荷さんに守られているそうだ。
凄くない!
そしてこの後ご紹介する鳥居!大願成就を感謝して奉納された鳥居で200以上もあるのです。
成就した事に感謝してということは・・・
物事が達成した(成功した)ということなのです。
小泉稲荷神社には何回も参拝しに行った方がよい神社ですよ。
あっ!(↓)
ご利益に関係する?ビックリした情報
社務所で聞いた神様(御祭神)の話にビックリしました。
近くにある神社の宮司さんがよく参拝にこられるそうなのですが・・・
ある日「神様がいる日といない日がある」といっていたそうです。
えっ?
と思ったのですが「そりゃそうだ」と思いました。
御分霊だし、他にもたくさんの神社に祀られている神様ですからね。
でも、ちゃんと神様がいらっしゃることが分かる人がいることにもビックリ!
私は振り返って「神様、今日いますか?」と心で呟きながらもう一度叶えたい思いを伝えました。
もし神様がいなくても、神使いであるキツネさんが神様に伝えてくれていると願う!
小泉稲荷神社!境内の見どころ
小泉稲荷神社に向かって見通しの良い道を進んで行くと大きな鳥居と遭遇
小泉稲荷神社の大鳥居です。
通った時にはどこの神社の鳥居なのか知らなかったのですが、撮影しておいて良かった。
大鳥居は昭和56年(1981年)建立!高さ22.17メートルもあり1億以上
小泉稲荷神社から約0.76㎞離れた場所にあります。
(車:約2分・徒歩:約10分)
扁額が無かったのでどこの神社の鳥居か分からなかったのですが、社務所で聞いた話だと、本当は金で出来た扁額があったそうですが、落ちて危険なので今は付けていないそうです。(金だよ)
さて、境内の見どころをご紹介していきますよ。
たくさんの鳥居が並ぶ参道
大願成就を感謝して奉納された鳥居が200以上!
(境内の横から取った画像)
こちらにも大きな鳥居があり、ずらりと並んでいる鳥居が参道ですよ。
境内正面の入り口はこちら↓
境内は広くないので奉納鳥居(朱塗りの鳥居)が3列で並んでいます。
境内入り口となる鳥居は石の鳥居ですね。
あれっ!石の鳥居の前に小屋が・・・
さすが稲荷神社!油揚げが売っています。
油揚げ5枚入り200円
(冷蔵庫の中に油揚げがあることを確認してからお金を入れる)
朱塗りの鳥居が並ぶ参道が何とも良い感じです。
子沢山の狛狐と社殿
ずらりと並ぶ朱塗りの鳥居をぬけると2番目の石の鳥居があります。
右手には手水舎があります。
手水鉢の雰囲気が良い感じ!
奥には休憩できる場所がありますね。
あれっ!左奥には柵の中に手水鉢がありますよ。
何やら凄い手水鉢(手洗盤)らしい・・・
江戸時代末期の元治元年(1864年)現在地より約200メートル西にある稲荷社の御宝前に奉納されたもので、昭和63年(1988年)にこの地に移転!
稲荷信仰の歴史をみるうえで大変貴重なものとして伊勢崎市重要文化財に指定されており、隣に長々と説明書きがありますので気になる人はお読みください。
さて、参道を進むと狛狐さんがいます。
子沢山な狛狐さんです。
そしてこちら↓が社殿です。
昭和36年(1961年)に造営された社殿です。
拝殿前にも狛狐さんがいますよ。
こちらの方が昔からいる狛狐さんかな?子供はいない!
あっ!気が付きましたか?
小泉稲荷神社の狛狐さんたちは何もくわえていません!
両方とも左の狛狐さんの足元には鍵・拝殿前の右の狛狐さんの足元には玉(宝珠)
鍵:宝蔵(米蔵)を開く鍵、稲荷神の御神徳を身につけようとする願望の象徴
玉(宝珠):稲荷神の御神徳・霊徳の象徴
社殿裏を見逃すな!
社殿の右手から奥に歩いて行き本殿を見ながら裏に行くと鳥居があります。
何と「奥宮」がありました。(参拝せねば!)
鳥居の横には奥の宮新築記念碑もあります。
そしてその先には役目を終えた白狐を納める場所があります。
納め料金:300円
役目を終えた白狐さんがずらりと並ぶ光景は稲荷神社って感じですよね。
左手奥にはだるま・お守り・お札などを納める場所があります。
注意点
説明書きにあったのですが、小泉稲荷神社で受けた物だけ納めることができます。
稲荷信仰とキツネの関係
ご由緒書きに記されていたので一部抜粋しての記録
稲荷神とキツネの関係がいつ頃からなのかは不明!
稲荷神の別名である「御饌津神(みけつのかみ)」を「三狐神(みけつのかみ)」と記したことからお稲荷さんの神の使いがキツネとなったといわれています。(諸説あり)
キツネが食べ物を求めて里近くに姿を見せる時期が農期(田植えの時期に現れ秋の収穫が終わると山に戻る)といわれ、農業の神様である稲荷神とうまく結びつき広く伝わったと考えられている。
小泉稲荷神社!基本情報・アクセス・駐車場
住所:群馬県伊勢崎市小泉町231
お問い合わせ先:0270-62-7171
電車の場合
JR両毛線「国定駅」よりタクシーで約10分
車の場合
北関東自動車道「伊勢崎インター」より約10・「太田藪塚インター」より約5分
無料駐車場あり
最後に
小泉稲荷神社をご紹介しましたが「参拝の証としていただく御朱印を自分で作る」という珍しい体験ができる神社です。
そしてご利益の話が凄かった!
少し頑張れば行ける距離にあったら絶対に月参りしたい神社です。
参拝に行かれた時に神様がいたら嬉しいですよね。