群馬県藤岡市に鎮座する「諏訪神社」
数多いカラフルな御朱印が人気で、迷いに迷ってすべていただいてきたのでご紹介します。
そして小高い丘(高台)の上に社殿が鎮座していると思いきや、何と「古墳の上」
御朱印情報と境内の見どころをご紹介していきます。
「諏訪神社」は全国各地(藤岡市内でも)たくさんあり、「上州藤岡諏訪神社・藤岡諏訪神社」とも呼ばれている様なので「藤岡諏訪神社」でご案内していきます。
藤岡諏訪神社の御朱印
藤岡諏訪神社のカラフル御朱印はどれも素敵なのでかなり悩みました。
境内社もすべてちゃんと参拝しましたよ!
いただいた御朱印をご紹介していきますが・・・
今回はコロナ対策の為すべて書置き御朱印で参拝日だけ書いていただきました。
通常御朱印(300円)
![通常御朱印](https://matsumama.net/wp-content/uploads/48ceb88c42f7f9eb0136aa94add9b1f6-17.jpg)
「上州藤岡」の印が押されています。
昔から群馬県は「上州(じょうしゅう)」ともいわれていましたから、上州の藤岡の諏訪神社ってことですね。
驚いたのが「上州藤岡」だけでネット検索しても諏訪神社がトップに出てきました。
期間限定御朱印(各500円)
![2つの期間限定御朱印](https://matsumama.net/wp-content/uploads/1d0a0deeff05b30ca419511eda0a91da-18.jpg)
諏訪神社の期間限定の御朱印は季節ごとに印の色が変わり、今回は「春(3月~5月)」の緑バージョンです。
鬼瓦は上州藤岡の伝統工芸で、藤岡に唯一残る鬼瓦を作る職人「鬼師:山口茂氏」がデザインした印が押されています。
鬼瓦の御朱印はお守として「厄除け・魔除け」などのご利益があるそうだ。
社宝である神輿の印が押されています。
「男神輿(諏訪様)・女神輿(八坂様)」、天明6年(1786年)頃に諏訪神社に奉納され、その後2回総修理が行われ平成30年(2018年)市の重要文化財に指定されている神輿です。
境内社である八坂神社の右手には大きな神輿庫が並んでいます。
疫病退散印(700円)
![疫病退散御朱印](https://matsumama.net/wp-content/uploads/bd4d9768247563749138023e73c71003-16.jpg)
黒い紙に印はすべて金色でカッコいい!墨書きの文字は白?銀?何ともいえない色になっています。
境内社の御朱印(各300円)
![境内社3つのカラフル御朱印](https://matsumama.net/wp-content/uploads/8602ca14d472fdd280bc35be156745ad-10.jpg)
どれも可愛いらしいデザインの御朱印ですべて色がついた紙を使用しています。
八坂神社
薄いブルーの紙を使用している御朱印です。(開運厄除)
天満宮
薄いピンクの紙を使用している御朱印です。(心願成就)
大國神社
薄いクリーム色の紙を使用している御朱印です。(招福縁結)
藤岡諏訪神社のご利益
御祭神
健御名方神(たけみなかたのかみ)
八坂刀売神(やさかとめのかみ)
諏訪神社の御祭神は夫婦神です。
御祭神(健御名方神・八坂刀売神)それぞれの神格があります。
健御名方神
五穀豊穣の神、勝負の神、開拓の神、山・水・風の神など
八坂刀売神
水の神、農耕の神、国造りの神など
御祭神それぞれの神格を合わせたご利益
- 五穀豊穣(産業発展)
- 開運
- 勝負運
- 縁結び(恋愛成就、子宝・安産)
- 家内安全(夫婦円満、健康長寿)
- 交通安全(海上安全)
など色々なご利益がありますが、やはり夫婦神は凄いですね。
日頃の感謝と自分の強い思いをお伝えしましょう!
藤岡諏訪神社の境内のみどころ
古墳の上に社殿(本殿)があり珍しいのですが、知らないとただ高い場所に鎮座している様にしか見えない!
境内は広々していますが見どころをお伝えするのでチェックしてくださいね。
入り口から真っすぐな参道
鳥居の手前に「社号標」があり右手には大きな「さざれ石」があります。
![石の社号標の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/3447b9099c89fb40aa102b4f1e6bde3d.jpg)
![さざれ石の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/2677b9ffead38b525b08ee3dbec54df2-1.jpg)
平成28年(2016年)に奉納されたさざれ石!いい感じに苔が生えてきています。
神社を巡っているとさざれ石を見かけることがあり、国歌「君が代」でさざれ石が登場しますよね。
「さざれ石のいわおとなりて苔のむすまで・・・」
ということで、苔の様子が気になる。(私だけだと思うが?)
鳥居をくぐる前の左手には「手水舎」
![手水舎の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/addf97a8d1cf2eb8cb74dac1cb797e96-7.jpg)
安政4年(1857年)に奉納された水舎手洗石!現在は近付くと水が出る最新のセンサーが付いています。
鳥居から社殿までまっすぐな参道です。
![一の鳥居から参道の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/f175f67aa5aa357186444ef68cbfb56a-7.jpg)
進んで行くと右手に「神楽殿」と「御神木」が見えてきますよ。
![神楽殿と隣の御神木の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/9f2684d92182fe9d5ac6a6e4244f67d6.jpg)
神楽殿では、歳旦祭(さいたんさい)や春季大祭には現在も神楽奉納がされています。
御神木は凄く大きいのですが・・・(この画像しかなかった)
古墳上にある社殿(本殿)へ
鎮座している諏訪古墳は前方後円墳で墳頂部に社殿が建てられています。
![石段をのぼって社殿に行く風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/382ce375f17a58501d6414f8bc4313e4-6.jpg)
古墳のような感じがしませんが、古墳です。
「狛犬」が2対!階段の途中と階段をあがりきった所にいます。
ちなみに気が付かないで通り過ぎてしまいがちなのが、階段左下の「カエルの像」
「無事カエル」の意味ですかね?
と思ったら、車の交通安全祈祷の場所でした。
嘉永3年(1850年)に改築された拝殿・幣殿・本殿です。
![拝殿正面の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/4086b0a551d6a7e4a23acb97275d77b5-15.jpg)
拝殿は迫力のある入母屋造りです。
拝殿の前に歴史を感じる狛犬?
![左の狛虎](https://matsumama.net/wp-content/uploads/c2b025258e4c5d26512a82fb18837483.jpg)
![右の狛虎](https://matsumama.net/wp-content/uploads/a0d2c6a7ffa661e3d2803c27643118e5.jpg)
狛犬ではなく夫婦和合の象徴として「狛虎」との事、虎だから猫背なのか?
裏に行くと本殿が確認できます。
![本殿の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/56cb80bd51e5e3ea1e6c4a019e7d4c81-10.jpg)
諏訪橋(すわはし)を渡ってしまった!
社殿の左手下に朱色の橋が架かっています。
![朱色の諏訪橋の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/ba16e07ce8f6411ea1ef41911769dfbe.jpg)
池の水はきれいではありませんでしたが、とても素敵な太鼓橋なのでつい渡ってしまいましたが・・・
何と!「新婦のお腹が大きくなるほど元気な子供を授かることを願い、太鼓橋になっている」そうなのです。
ヤバイ!この年(高齢)でお腹が大きくなるのは・・・脂肪が付くということでしかない。
などと思って1人で笑ってみました。
池の真ん中?に小さな祠があるので幅の狭い道を渡って行ってみました。
![池にある小さな祠の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/e86897d66e499d51f0b8b9f597394baf.jpg)
小さすぎる赤い鳥居!人が参拝する場所じゃないのか?と思ったのですが、お賽銭を入れる皿のような物にはこの時1円玉がたくさん入っていましたよ。
このような場所にあるのは弁天社が多いのですが「水天宮」でした。
社殿の裏を一周!古墳の入り口発見
水天宮が鎮座する池の裏から古墳の周りを一周する様な道があるので木々に囲まれ気持ち良く歩いてみました。
![森林に囲まれた裏道の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/71f4b7269d9111c454f9d896bda0be3a.jpg)
社殿向かって右側(池と反対側)に「古墳石室への入り口」を発見!
![古墳入り口の穴の風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/9d303933cd0546ae35e5f726eac44b97.jpg)
なぜか怖くて・・・これ以上近づけなかった!
やはりただの高台ではなく古墳の上に社殿があるのだと確認できます。
明治39年(1906年)に発掘調査が行われ、西南に開口する両袖型横穴式石室の構造や多くの出土品から六世紀後半に造られたと推定されている。
藤岡諏訪神社の境内社
本殿の奥に境内社が並んでいます。
![本殿裏の境内社が並んでいる風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/ae60807c3dbd2a61c908912f1889dbe3-5.jpg)
左から「三峯社」・「阿夫利社、大神宮、豊受社」・「稲荷神社」
境内の右手奥には鳥居もある立派な境内社が並んでいます。
こちらの3社は御朱印をいただくことができます。
大國神社
![大國神社鳥居からの風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/3e214b15fff479362d276cea16ca5113-4.jpg)
商売繁盛・縁結祈願
八坂神社
![八坂神社鳥居からの風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/ec36cfbefc31ba1ffc7946ec0e653232-1.jpg)
厄除祈願・開運祈願
社は小さいのですが、彫刻が見事なのでお見逃しなく!
天満宮
![天満宮鳥居からの風景](https://matsumama.net/wp-content/uploads/f03f3b14414d8ae9ff01002da94a6d04-1.jpg)
必勝祈願・学力向上
藤岡諏訪神社の基本情報とアクセス
住所:群馬県藤岡市藤岡495
お問い合わせ先:0274-22-0414
電車の場合
JR高崎線「新町駅」よりタクシーで約7分
JR八高線「群馬藤岡駅」より徒歩約7分
車の場合
上信越自動車道「藤岡インター」より約8分
無料駐車場あり
最後に
藤岡諏訪神社の御朱印は季節ごとに色が変わるのですべて集める人も多くいそうですよね。
それに境内社のカラフルな御朱印も可愛い!
古墳上に鎮座する社殿ということで、歴史好きな人はもっと違った角度から興味深い情報を得ることができるかもしれませんね。
藤岡諏訪神社!ゆっくり参拝するのがおすすめです。