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久喜市「菖蒲神社」人気のイラスト御朱印!藤の名所と癒し猫

菖蒲神社の鳥居正面の風景

埼玉県久喜市に鎮座する「菖蒲神社(しょうぶじんじゃ)」

藤の花の名所ということで見頃の時期に参拝し人気の御朱印をいただいてきました。

菖蒲神社について、有名な藤の花など境内の様子をご紹介しますが注目なのが御朱印情報です。

そして癒し猫ちゃんとの出会い!猫好きさんはご覧くださいませ。

(2回目の参拝で新しい御朱印情報や猫ちゃん情報を追記)

菖蒲神社の御朱印情報

菖蒲神社でいただいた御朱印をご紹介します。

通常御朱印(直書き500円)

通常御朱印

藤の名所ということで、藤の花の印が押さているのが特徴です。

左上のふじ色の藤の花の印が毎月15日だけ金色の藤の花の印になる!

皇紀2,681年辛丑年の墨書きと扇の招福の印!ないのが通常御朱印ですが、その時期に何かあると通常御朱印にプラスされます。

限定御朱印「社殿1」(書置き500円)

限定御朱印の「社殿1」

令和2年10月1日より配布している神社の本殿をイメージした御朱印です。

限定御朱印「鈴」(書置き700円)

限定御朱印「鈴」

令和3年4月14日より配布している花菖蒲と祈祷用の鈴をイメージした御朱印です。

注意ポイント

菖蒲神社の限定御朱印は期間限定ではありません。
長く続く御朱印もあれば、次に限定御朱印がでたら終わってしまうこともあり・・・
社務所で聞いたのですが、話し合いで決まるので今後の予定も未定だそうです。

猫好きの私からしたら猫ちゃんのイラストが描かれている「社殿1」を残してもらいたのですが、それも分からないそうで、欲しい方はお早めに!

このあと癒し猫ちゃんの話をしますが、御朱印にもつながる話なので猫好きさんは見てくださいね!

追記
何と約2年後の2回目の参拝時にも「社殿1」の御朱印がありました!

その他私がいただかなかった御朱印(社務所で写真を撮ることは許可を得ております)

御朱印一覧の画像

ちょっと見づらいので(写真撮るのが下手なのです)私がいただかなかった御朱印は番号順に説明しておきます(2021年4月現在)

  1. 令和3年3月より合祀神「伊弉諾命・伊弉冉尊」をイメージした御朱印
  2. 令和3年2月より社殿内をイメージした御朱印
  3. 令和2年月5日より藤の花をイメージした御朱印

菖蒲神社のイラスト御朱印はイラストレーターの甥っ子さんが手掛けているそうで、海外で活躍されており本でも紹介されている人なのです。(名前聞いておけばよかった)

御朱印をいただける場所:鳥居をくぐって左手の社務所
御朱印をいただける時間:9:00~16:30

2回目の参拝でいただいた御朱印

約2年後(令和5年3月)に参拝していただいた御朱印はこちら↓

通常御朱印2

通常御朱印(直書き500円)

あれっ!菖蒲神社の通常御朱印といったら今までは菖蒲の朱印が押されていましたが「開運扇」になっています。

通常御朱印について聞いてみた!

令和5年は菖蒲を扇にして、こだわったのが上に押されている金色の龍!
拝殿の上に施されている龍の彫刻をイメージした朱印だそうです。
ただし、令和5年限定の通常御朱印になるかもしれないそうで・・・
翌年はまた菖蒲の朱印に戻る可能性もあるし、年内中にひょっこり菖蒲印バージョンの御朱印が登場するかもしれないそうです。

令和5年の扇バージョンも毎月15日だけ扇の色が変わります。

参拝した時にどのような通常御朱印なのか!楽しみが増えますね。

そして3月の限定御朱印もいただきました。

3月の限定御朱印

お雛様の御朱印(書置き700円)

その他私がいただかなかった御朱印

御朱印一覧2

前回の御朱印一覧もご紹介していますが、通常いただける御朱印という訳ではなく定期的に新しい御朱印と入れかわる可能性があります。

菖蒲神社の御朱印帳

御朱印帳1

上にあるのが「藤」の御朱印帳(初穂料:1,500円)

下にあるのが「十二単木製」の御朱印帳(初穂料:2,000円)

御朱印帳2

御朱印にもありましたが、龍と神道無念流の御朱印帳(初穂料:2,000円)

3色:黒・赤紫・緑
手前にある黒い御朱印帳は見開きで置いてあります。

菖蒲神社について

まずは御祭神をご紹介していきます。

主祭神
稲田姫命(いなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
武夷鳥命(たけひなとりのみこと)

合祀神
誉田別命(ほむだわけのみこと)
素戔嗚命(すさのおのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
金山彦命(かなやまひこのみこと)
速玉男命(はやたまおのみこと)
菊理姫命(くくりひめのみこと)
軻遇突智命(かぐつちのみこと)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊弉冉命(いざなみのみこと)
天津児屋根命(あまつこやねのみこと)
水波女之命(みずはのめのみこと)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

菖蒲神社のご利益

五穀豊穣(商売繫盛)・厄除け・病気平癒(身体健康)など様々なご利益があるのですが・・・
やはり注目はコレ!

菖蒲(しょうぶ)→勝負(しょうぶ)

「勝運」必勝祈願や勝負祈願にご利益を得られるとして注目されています。

強い信念をもって達成したいこと(勝ちたいこと)などにご利益がありそうですね。

私も自分で達成したい目標に力添えいただけるようにお願いしてみました。

菖蒲神社の昔の話(御由緒)

かつては「袋田明神社」と称され、御祭神は「稲田姫命(いなだひめのみこと)」であった。

「袋田明神社」社名の由来

近くにある「鷲宮神社・玉敷神社・久伊豆神社」の御祭神「大己貴命(おおなむちのみこと)」のお袋(母親)が稲田姫命であったからの説。
または、見沼代用水開削前に旧河川のこの辺りを袋状に流れ一面に田が広がるところに鎮座しているからの説。
しかし、明らかではない!

境内の掲示板やいただいたパンフレットを一部抜粋して記録しましたが、最終的には諸説あるということですね。

鎮座地は菖蒲城の主(佐々木源四郎)の陣屋跡西側に隣接しており、別当の「吉祥院(きちじょういん)」と同じ頃(中世末期)に佐々木氏によって再建されたものと推測されているが、創建年代は不詳である。

神仏分離により明治3年(1870年)村社となりこの頃「袋田明神社」から「菖蒲神社」に改称したと思われるが・・・記されているものが見つかりませんでした。

菖蒲神社は菖蒲ではなく「藤の名所」

社名に菖蒲(しょうぶ)がつくので菖蒲の花かと思いきや、見事な藤の花が有名な神社なのです。

社務所の人が教えてくださいましたが、ちょうど見頃の時期に参拝したので画像と共に藤の花についてご紹介していきます。

大きな藤棚の風景

鳥居をくぐると藤棚をすぐに確認することができます。

大正2年(1913年)当時あった池を埋めて広い棚を作ると急激に樹勢が盛んになったそうだ。

樹齢400年を超すと伝えられており、近年は樹木医の指導をうけながら大切に育成をされているという藤の花は本当に綺麗です。

綺麗に咲いている藤の房の画像

画像だと藤の花(房)の下の方がつぼみで満開(見頃)より少し早かったかな?と思ったのですが、房の下につぼみが残っているこの時が一番の見頃の時期だそうです。

種類はノダフジの園芸種!藤には2種類のツルの巻き方があるのですが、ノダフジはツルが右巻きなのが特徴なので近くで確認するのも楽しいかも?

ちなみにヤマフジとやらは左巻きだそうです。

この1本の木から藤棚に広がり見事な花を咲かせるって凄いですよね。

藤棚の下から見た藤の花の風景

下からのぞき込んで見るのも綺麗です。

昭和27年(1952年)埼玉県天然記念物に指定され、昭和59年(1984年)には「ふるさとさいたま百選」とやらにも選ばれています。

菖蒲神社!境内の様子(見どころ)

境内の様子(見どころ)をご紹介していきます。

入り口となる鳥居です。

鳥居と大きな御神木の風景

右手の大きな木は「御神木」・左手に少し見えるのが「社務所」

すでに社殿が近くに見えるので境内は広くないです。

鳥居をくぐると歴史を感じ迫力があるけどちょっとユーモアな狛犬さんが出迎えてくれます。

左の狛犬
右の狛犬

コロナ対策で手水としてアルコール消毒液が置かれていました。

さて社殿に向かいます。

昔ながらの拝殿の風景

歴史を感じさせる木造の素敵な拝殿です。

見どころは見事な彫刻!

拝殿の見事な彫刻

横に行くと本殿を確認することができます。

本殿の様子

社殿の左手には境内社が並んでいます。

ずらりと並ぶ境内社の風景

手前から順番に御祭神とご利益も含めて境内社をご紹介していきます。

・「八雲神社」素戔嗚命(開運・厄難除)

(八雲神社に隠れて1社隣にあります)

・合祀社
「天神社」菅原道真(学業成就)
「稲荷社」倉稲魂命(五穀豊穣・商売繫盛)
「大国社」大国主命(縁結・開拓・医薬・経営)

・「聖徳社」聖徳太子(国家安全・建築・工匠)

・「庚神社」猿田彦命(みちひらき・疫病除・災難除)

・「琴平社」大物主神(商売繁盛・産業発展・金運)

・「八雲社」素戔嗚命(開運・厄難除)
こちらは天王町から移築された社です。

菖蒲神社の癒し猫の話

猫好きの猫の語りコーナーです。

菖蒲神社に猫ちゃんがいることを知らなかった私。

社務所の人(女性)と藤の花について話していた時に猫ちゃん登場

しっぽの長い猫ちゃんの画像

社務所の方からしっぽの長い猫ちゃんが歩いて来たので「あっ猫ちゃん」と叫んでしまった。

こうなると、藤の花の話より猫ちゃんに集中(釘付け)話題は猫ちゃんへと・・・

座っている猫の様子

首輪をしています。境内で飼われている猫ちゃんです。

名前を呼んだら来ました。

近寄って来る猫の様子

ちょ~可愛い!可愛すぎる!

このあとはスリスリ・ナデナデしまくりで・・・

お腹をみせて寝転ぶ猫の様子

「お腹の方もナデナデしていいにゃりよ」とゴロンとしてくれました。

名前は「ショコラ」男の子です。

菖蒲神社では2匹の猫ちゃんを飼っているのですが、もう1匹の猫ちゃんとは会えませんでした。

三毛猫の「クッキー」女の子がいるそうでショコラちゃんとは兄妹だそうです。

実は、私がいただいた限定御朱印「社殿1」に描かれている猫ちゃんはショコラちゃんとクッキーちゃんなのです。

次はクッキーちゃんにも会いたいな!

2回目の参拝もショコラ

参拝を終えて御朱印を待っている間も猫ちゃんの姿がなく、猫ちゃんたち元気ですか?と聞いてみました。

2匹とも2階で寝ていてポカポカの天気の良い日だけ少し外に出るそうです。

年齢も16歳ということで老猫ちゃんです。

「色々大変な時期もあったけど元気ですよ」という言葉に安心して・・・
「会えないのは残念だけど元気ならよかったです」と伝えて振り返ったら・・・

いた!

ショコラ1

ショコラちゃんとクッキーちゃんの名前を出して社務所で話をしていたから気が付いたのか?

「呼んだにゃりか?」といった感じで近付いてきた。(可愛すぎだ)

写真を撮ろうとしたら「写真はイヤにゃり」という感じで何回かプイッってされました。

でもナデナデはOK

ショコラ2

「これこれ!こっちの角度もしてにゃり」といった感じで、自分で顔を動かしていました。

ショコラありがとう!

次こそはクッキーちゃんにも会いたいな!

菖蒲神社の基本情報とアクセス

住所:埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲552
お問い合わせ先:0480-85-4345

電車の場合
JR高崎線「桶川駅」より菖蒲車庫行バス「菖蒲神社前」下車
JR宇都宮線「久喜駅」より菖蒲仲橋行「菖蒲神社前」下車

車の場合
圏央道「白岡菖蒲インター」より約10分
無料駐車場あり

菖蒲神社の境内は県道12号に面しておりそちらにも鳥居がありますが、車の場合は横の小道に入ったところに駐車場があり境内の入り口でご紹介した鳥居があります。

最後に

菖蒲神社!藤の名所ということで藤の花が咲いている時にと思って参拝した日がちょうど見頃で藤の花に癒され、今回は何といっても突然の猫ちゃんとの出会いにも癒されてきました。

それだけでも行って良かったと思える神社なのですが、社務所の人たち(神社の人たち)がとても気さくに話ができる雰囲気で、アットホームな神社でしたよ。

藤の花の時期でなくてもイラスト御朱印も素敵なので、おすすめの神社です。