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「玉村八幡宮」の御朱印!最強のご利益ポイント(V字の松)を見逃すな!

社殿正面の風景

群馬県佐波郡玉村町に鎮座する「玉村八幡宮」に御朱印をいただきに行ってきました。

通常御朱印は月替わりの御朱印でもあり、可愛い限定御朱印も人気の玉村八幡宮!

気になるご利益は・・・

何と!戌年と亥年生まれの人には特別なご利益があるのだが、それだけではないのが玉村八幡宮の魅力です。

まずは御朱印情報・玉村八幡宮について・境内の見どころ(ご利益ポイント)などを記録してあります。

玉村八幡宮の御朱印

今回いただいた御朱印をご紹介します。

通常御朱印

通常御朱印

(初穂料:直書き500円)

右下には花の朱印(4月は桜)が押されています。

(月ごとに季節の花朱印が変わります)

春の限定御朱印

限定御朱印

(初穂料:500円)

墨書きが金色と黒色の2種類あり、今回は金色バージョンをいただきました。

神職が戌と亥のデザインをした和紙に、社名と参拝日が直書きされています。

季節ごとに可愛い戌と亥のデザインが変わります。

他には「戌の日・亥の日限定御朱印」「夏詣の限定御朱印」「戌年と亥年の限定御朱印」などがありますが、もしかすると他にも限定御朱印が登場するかもしれません。

御朱印をいただける場所:参道の右手にある社務所
御朱印をいただける時間:9:00~17:00

あっ!御朱印をいただいたときに元気飴をいただきました。

懐かしい飴

何か懐かしい味に元気をいただきましたよ。(ありがとうございます)

社務所での撮影注意事項

ご自身でいただいた御朱印・御朱印帳・お守りなどはよいと思いますが、社務所に置いてあるものを撮影した画像をSNSなどに添付し紹介することは禁止しているそうです。

社務所の対応は神社により違うので、マナーは守りましょう!

玉村八幡宮について(ご利益)

ご由緒

鎌倉時代の建久6年(1195年)に鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を玉村町角淵野地に勧請した「角淵八幡宮」を慶長15年(1610年)に現在の地に遷座したのがはじまりと伝えられている。

御祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)
第15代応神天皇、神道界・仏教界の仏法守護の神様として「八幡大菩薩」と称されるほど強い御神徳があります。

気長足比売命(おきながたらしひめのみこと)
神功皇后と応神天皇の母、安産・教育・子育てなどの御神徳があります。

比咩神(ひめのかみ)

建久6年(1195年)創建から信仰されてきたが「戌亥八幡」とも呼ばれ、とりわけ戌年と亥年生まれの人々に霊験があると信じられており、戌年と亥年生まれ人が八幡さまを信仰すると「一生を見守られ、平穏な家庭生活が得られ永久に家門繁栄の道が開かれる」と伝えられている。

しかし、戌年と亥年生まれの人だけにしかご利益がない神社ではありませんよ。

厄除開運・安産子育て・交通安全などのお宮として親しまれてきたのです。

この後ご紹介する境内の見どころでは数多くのご利益ポイントがありますのでお見逃しなく!

玉村八幡宮の見どころ(境内の様子)

玉村八幡宮には重要文化財に指定されている魅力的な建物が多く、またご利益ポイントも数多くあります。

入り口となる鳥居と隋神門

朱塗りの大きな一の鳥居は木製で昭和57年(1982年)に建て替えられています。

一の鳥居正面の風景

鳥居の先に見えているのが隋神門(町指定の重要文化財)

隋神門正面の風景

慶応元年(1865年)建造

門を守っている神(隋神像)や展示物?などを見ながらくぐってしまうと見逃しやすいのが天井です。

天井の様子

天井には花と短歌が描かれていますので、隋神門をくぐる時は上も見てくださいね。

隋神門から二の鳥居までの参道

短い参道ながらご利益ポイントが多いのでお見逃しなく!

隋神門をくぐると参道の両脇に歴史を感じる狛犬さんがいます。

左の狛犬
右の狛犬

右の狛犬さんの横には、三猿の像が・・・

3匹の猿が並ぶ様子

戒めの猿は昔から「災いが去る(サル)」「不幸が去る(サル)」といわれ、縁起の良い動物と親しまれています。

左手の狛犬さんの横には、二宮金次郎の像が・・・

二宮金次郎像

小学校の校庭などに建てられている、たきぎを背負いながら読書をしている姿!勤勉・努力の手本とされている二宮金次郎の像です。

その奥には大きな木の手前に猿田彦大神と記された石碑と、その奥に祠があります。

木の前にある猿田彦大神の石碑の風景

天狗として知られている猿田彦命が宿っている木なのでしょうか?

木の上から見守ってくださっているのかもしれないのでご注意ください!

参道に戻り狛犬さんを過ぎた左手すぐにあるのが人気のご利益ポイントの撫で犬像

撫で犬像の様子

多くの絵馬が奉納されています。

  • 安産祈願(母子ともに無事に出産を迎えますように)
  • 子育て祈願(家族が健やかな日々をおくれ健康でありますように)
  • 子授け(可愛い赤ちゃんが授かれますように)

撫で犬を優しく撫でてから十二支の玉に願いを込めるとご利益を得られるそうですよ!

撫で犬の像の隣には奉納された絵馬が並ぶ奥に境内社があります。

2社合祀された社の風景

2社合祀されています。

左側:淡島神社(医療・人形供養・子授けなど)
通称・人形神社!毎月10日は人形感謝際の日として「人形・ぬいぐるみ・こいのぼり」などの供養を行っています。

右側:猿田彦神社(交通安全など)
石碑が長い間境内に祀られていたが、平成14年社殿が建てられた。

通称・加恵瑠神社!交通安産のご利益ということで「無事カエル」のカエルさんの可愛い看板があり、扉には「幸運大吉福がえる12ヶ条」が書かれているのですが、面白いのでお見逃しなく!!

絵馬掛けの隣に大きな木(御神木)があります。

御神木の風景

大きな楠木(くすのき)が御神木です。

立て看板がある正面から見ると1本の木に見えちゃうのですが、少し横から見ると・・・

何と!1本の幹から2本の木が生い茂っていることから「夫婦楠木」と呼ばれ、家内安全・夫婦円満・縁結び・厄除開運のご利益が授かると古くから伝えられています。

御神木の先には手水舎があります。

バラの花が浮かぶ花手水

季節ごとに綺麗な花が浮かぶ花手水です。

境内の地下より汲み上げた御神水です。

あっ!お水取りは手水舎の右手の方に平成14年に改修工事がされたお堀の近くにあります。

お水取りができる場所の風景

こちらも境内の地下より汲み上げた神聖な御神水です。

ただし、夜間は危ないからか?手水舎でお水取りをするそうだ!

しかし御神水が流れ出ている川?の水は汚かったのが残念!飲料水として使用する場合は一度沸騰させてください。

手水舎の前には力石がありました。

力石がある様子

願い事を念じながら撫でると「心願成就・成績向上」の力添えがいただけるそうだ!

二の鳥居から社殿へ

手水舎を過ぎると二の鳥居があります。

二の鳥居正面の風景

昭和10年に建造

マグマが地下深くで冷却されて地中の圧力により形成された「御影石」で造られた鳥居です。

二の鳥居をくぐり、お水取りの場所がある小川にかかる橋を渡ると門があり、その先に社殿があります。

拝殿正面の風景

拝殿と幣殿は町指定の重要文化財
本殿は国指定の重要文化財

拝殿の建造年代は建築の特徴から18世紀初期と推定されており、入母屋造りで檜皮葺の屋根であったが、現在は銅版茸である。

奥に行くと、本殿と幣殿を少し確認することができます。

横からの本殿と幣殿の風景

慶長15年(1610年)に移築されたときは本殿のみでしたが、拝殿と一体として同時期に建てられた幣殿が本殿正面を取り込む感じの権現造りに似た形態で併設されています。

社殿まわりの境内社

境内社のご利益ポイントを見逃してはいけません!

社殿左手から順番に御祭神・御神徳などを記録してあります。

2社と石碑が並んでいます。

2社と石碑が並ぶ風景

稲荷神社:宇迦之御魂命(五穀食物を守る神様)
御神徳:商売繁盛・五穀豊穣・衣食住など開運守護

猿田彦大神の石碑
参道途中に新たに建てられた社がありましたが、万延元年(1860年)建立の石碑。
御神徳:人生導きの神・交通安全・三隣亡除の神

古峯神社:日本武尊
御神徳:開運・火防・交通安全など

奥に進むと国魂神社

国魂神社正面の風景

明治時代、小学校に建立された奉安殿(ほうあんでん)には天皇皇后両陛下の写真が奉置され、児童たちは登下校のとき必ず礼をしていた。
戦後玉村八幡宮に移築し国魂神社(くにだまじんじゃ)となった。

戦没者慰霊の意味だけではなく、戦争中の子供たちの教育などを伝えていくうえで重要な建物と考えられており、国登録有形文化財になっています。

さて次は社殿(本殿)の裏に行きますよ。

5社並ぶ境内社の風景

五神社並んでいます。

日枝神社(家内安全・火防など)
春日神社(国家安穏・学業成就など)
熊野神社(国土安穏・など)
住吉神社(家内安全・交通安全など)
菅原神社(学業成就・合格祈願など)

隣の社は・・・ちょっと分かりません。

その奥にも境内社があります。

3社並ぶ境内社の風景

そして社殿の右手にあるのが厳島神社

厳島神社正面の風景

御神徳:財運上昇・五穀豊穣・知恵・芸能など

御祭神は市杵島姫命であり水の神様として必ず社の近くに池や小川がありますが、その水が綺麗じゃないと・・・
個人的にはガッカリするポイントなのです。

最強のご利益ポイント(V字の松)

境内の見どころでもご利益ポイントをご紹介してきましたが、境内の外に行かないと見ることが出来ない最強のご利益ポイントがあるのです。

松の木が・・・自然の不思議な力でV字に成長!

V字になっている松の木の様子

幹が折れ曲がっても生きている強い生命力、また空に舞い上がりのぼって行く龍の姿に見えることから「昇龍・勝運の松」とよばれるパワースポットです。

人生で辛いことがあり落ちこんでも、上に伸びる力となることを語りかけている松の木です。

「五つのV」という5つのご利益が記されていたので記録しておきます。

必勝・開運:勝利・合格を勝ち取る力強いV
健康回復:常に生き生きと心も体も健やかなV
学業成就:努力がむくわれ実を結ぶ向上のV
商売繁盛:益々立ち栄える商売繁盛のV
運気上昇:しっかり根を張り運気が上向くV

松に触れて願いや思いを込めて参拝することでご利益があると伝えられています。

境内から隋神門を出たら左手に歩いて行き、第二駐車場の看板を通り過ぎその先を左に曲がり境内にそって歩いて行くと北駐車場があり、そこにV字の松があります。(思っていたより歩きました)

災害などにより「いつまでV字の松の姿がみられるのか?」と思ってしまうほど、微妙なバランスを保っているので、早めに参拝に行かれることをおすすめします。

玉村八幡宮の基本情報・アクセス・駐車場

住所:群馬県佐波郡玉村町下新田1
お問い合わせ先:0270-65-2305

電車の場合
JR高崎線「新町駅」よりバスで約20分 
前橋駅・高崎駅・伊勢崎駅からもバスやタクシーをご利用ください。

車の場合
関越自動車道「高崎玉村スマートインター」より約5分
上信越自動車道「藤岡インター」より約20分
北関東自動車道「前橋南インター」より約15分

無料駐車場あり

最後に

玉村八幡宮の通常御朱印は月替わりの御朱印でもあるので、月参りされている人も多くいると思います。

そして季節限定御朱印のイラストが可愛いですよね。

大きな木に囲まれた境内には多くの文化財がありご利益ポイントもあるので、ゆっくりと参拝を楽しむことができますよ。