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水戸黄門を祀る「常磐神社」の御朱印は2種類!期間限定で朱印が変わる

大鳥居の風景

茨城県水戸市に鎮座する「常磐神社(ときわじんじゃ)」

何と!誰もが知る?天下の副将軍「水戸黄門(徳川光圀公)」を祀っている神社です。

御朱印には「この紋所が目に入らぬか!」でおなじみの「葵の御紋」が押されています。(こりゃ目に入るよ)

と言っても、若い人は知らないかな?

今回は、御朱印情報をお伝えした後に常磐神社についてご紹介していきます。

常磐神社の御朱印情報

常磐神社でいただける御朱印は現在2種類なのですが・・・
季節?期間により朱印が変わるので、ご紹介していきます。

今回いただいた御朱印はコロナ感染対策のため、すべて書置き対応となっております。
(ただし、御朱印帳を購入された場合は直書き対応)

葵の御紋(家紋)の朱印が押された通常御朱印(500円)

常盤神社の通常御朱印

徳川家の家紋である「葵」という植物は「神聖な植物」とされています。

ひょうたん?の形をした印には「偕楽園」と記されており、常磐神社の隣にある偕楽園(かいらくえん)は日本三名園のひとつ!

このあとご紹介する御祭神の1人「徳川斉昭公」が開園した公園です。

期間限定でこの偕楽園の朱印の場所が変更になります。

  • 2月~3月頃の期間:「観梅まつり」ピンク色の朱印
  • 7月1日~7月31日の期間「夏詣」の朱印

夏詣の朱印は「昨年とは色が変わる」そうなので毎年違う色の夏詣御朱印をいただけるかも?

境内社の御朱印(500円)

常盤神社の境内社御朱印

このあとご紹介する摂社と末社の朱印が押されている御朱印です。

摂社(東湖神社)・末社(三木神社・常磐水神社・常磐稲荷神社)

私が思うに・・・
今まで境内にある摂社と末社が一緒になった御朱印を見たことがありません。

昔は東湖神社だけの御朱印だったみたいです。

御朱印をいただく!ということは、ちゃんと参拝してからにしましょうね。

御朱印をいただける場所:社殿の手前左手の授与所
御朱印をいただける時間帯:9:00~16:30
(コロナ感染対策の時間帯となります)

常磐神社について

御祭神 2柱

  • 高譲味道根命(たかゆずるうましみちねのみこと)
    水戸藩第2代藩主「徳川光圀公(義公)」
  • 押健男國御楯命(おしたけおくにのみたてのみこと)
    水戸藩第9代藩主「徳川斉昭公(烈公)」
御由緒

明治初年!御祭神2柱の徳をしたう人々により偕楽園内に祠堂が創立された。明治6年(1873年)明治天皇より「常磐神社」の社号を賜り県社に列格。明治7年(1874年)5月12日に現在の地に鎮座され、明治16年(1883年)には別格官弊社に昇格した。

境内御由緒書きより一部抜粋して記録しております。

ご利益:招福・災難除け・学問の守護神

常磐神社!境内の見どころ

常磐神社には大鳥居と東鳥居の2ヶ所から鳥居をくぐって境内に入ることができますが、ここはやはり大鳥居から参道と境内の様子を先にご紹介していきます。

大鳥居をくぐり参道を進む!

こちらが正面入り口となる大鳥居です。

大鳥居正面の風景

階段をのぼる前の右手側が偕楽園有料駐車場です。

階段をのぼろうと思ったら、何と!「アライグマ出没注意!」の看板。

階段に貼られた看板の様子

アライグマってことは「ラスカルだ」会いたい。

と思っては残念ながらダメなようです。イラスト見えますか?怖い顔しています。

こんなに狂暴なの?

回虫や狂犬病の危険があるようなので気を付けましょう。

階段をのぼりきると狛犬さん

歴史を感じる左の狛犬
歴史を感じる右の狛犬

ちょっとユーモアな表情でありながら歴史を感じる狛犬さんです。

参道を進むと、またまた狛犬さん

新しい感じの左の狛犬
新しい感じの右の狛犬

んっ?この狛犬さんの方が新しい感じかな?ガッチリした肉体の狛犬さんです。

この左の狛犬さんの先に手水舎があり、境内社(摂社)の「東湖神社」があります。

東湖神社鳥居からの正面風景

立派な鳥居がある境内社です。
昭和18年(1943年)鎮霊社跡に創建されたが、戦災により焼失し昭和33年(1958年)に再建された。

御祭神:藤田東湖(藤田彪命:ふじたたけきのみこと)
藤田東湖は斉昭公に仕え片腕として活躍した人物です。

ご利益:合格祈願・学業成就・事業繁栄など

東鳥居をくぐり参道に向かう

大鳥居から参道を進んで来て左手に東湖神社がありますが、右手に進んで行くと「東鳥居」があるので東鳥居をくぐって東湖神社前の参道までの様子をご紹介します。

こちらが東鳥居です。

東鳥居正面の風景

こちらの鳥居から入る人は、常磐神社有料駐車場を利用した人やバス利用「偕楽園前バス停」でおりた人になります。

さて、東鳥居をくぐって先に進むと右手に水戸のすごいものがある歴史博物館「義烈館(ぎれつかん)」があります。

義烈館入り口の風景

何と!休館日でした。

御祭神である徳川光圀公・斉昭公の遺品や功績を助けた関係の品、水戸学関係資料など収蔵展示されています。

この場でしか実際に見ることができない物ばかりなので、少しだけご紹介しますのでお見逃しなく!

  • 250年の年月をかけて完成した大日本史
  • 日本最大級の陣太鼓
  • 軍艦や砲塁などを破壊する大砲「太極」

開館時間
平日:9:30~15:30
土・日・祝日:9:00~16:00(梅まつり期間は平日もこの時間)

入館料:大人300円・小中生100円

休館日:暇な時期は木曜休館あり

ただし、現在はコロナ感染対策のために変更になっています。

土・日・祝日のみ10:00~15:00開館
(平日は臨時休業)

今後、時間・休館日などが変更になる可能性があるので、絶対に見学したい人は問い合わせてから行かれることをおすすめします。

次は参道に戻りますよ。

2つ目の鳥居と威厳を感じる社殿

境内の中央付近かな?2つ目の鳥居があります。

境内中央にある鳥居の風景

夏越大祓「茅の輪くぐり」がありました。

2つ目の鳥居の左手には授与所があります。(御朱印をいただける場所です)

右手には「能楽殿」があります。

能楽殿の風景

何ということでしょう!閉まっていました。

私が常磐神社に行く前に確認した能楽殿はとても素敵な光景だったのですが・・・残念!

戦災のとき、唯一残った建物(神楽殿)、平成3年(1991年)に能舞台に改修し、11回の「水戸薪能」が行われ現在は各奉納行事が行われている。

石畳になっている参道の突き当りは威厳を感じる社殿(拝殿)です。

拝殿正面の風景

あれっ?画像より境内で存在感があり威厳を感じます。

昭和20年(1945年)戦災により社殿などすべての建造物が焼失し、昭和33年(1958年)現在の神明造の社殿が完成した。

お賽銭箱には「葵の御紋」

葵の御紋が中央にあるお賽銭箱

奥に行くと本殿を確認する事が出来ます

左手から見た本殿の風景

徳川光圀公(高譲味道根命) 
徳川斉昭公(押健男國御楯命)

2柱の御祭神が祀られています。

社殿周辺の見どころ

拝殿で参拝したあと、左側から社殿まわりを一周する感じでご紹介していきます。

まずは御神水と末社「常磐水神社」です。

御神水の場所の風景

白っぽい大きな石から御神水が流れています。

気が付きたいポイントは、なぜかカエルの石像!石の右下に座っています。

「無事カエル」のカエルさんでしょうか?最近よく神社巡りでカエルの石像に会うので、何か気になり挨拶をしてしまいます。

その奥にある常磐水神社の正面はこちら!

水神社正面の風景

小さな社がとても素敵で、その前にあるのは狛犬でしょうか?とても変わった姿をしているのでお見逃しなく! 

御祭神:彌都波能賣神(みづはのめのかみ)
日本で代表的な水の神様です。
御神徳は(水を司る・灌漑用水の神・井戸の神・祈雨・止雨など)

先に進むと、今度は柵の中に大きな石があります。

大きな石が置かれている風景

「寒水石(かんすいせき)」です。

寒水岩は茨城県北部多賀山地に産出する大理石(結晶質石灰岩)
白色または暗灰色でその部分は硬いが、特徴である緑灰色の縞模様の部分は比較的柔らかく水の浸食により溝になり、時の経過とともに形が変化するそうだ。

あれっ?別にご利益がある訳でもなさそうだが、毎年など何回か参拝できる人は写真を撮っておくのも良いかと思いますよ。

その先に末社「三木神社」があります。

三木神社鳥居からの正面風景

社殿の左側一番奥に鎮座していますが、こちらも鳥居があり素敵な神社です。

昭和40年(1965年)12月11日鎮座

御祭神:三木之次命・三木武佐命
水戸藩家老の三木之次夫婦は光圀公の育ての親であった。
御神徳は(安産・子授け・子育て・夫婦円満)

本殿の裏には珍しい狛犬さんがいますよ。

備前焼左の狛犬
備前焼右の狛犬

何か色がヘン!実は備前焼の狛犬さんなのです。

明治8年(1875年)に寄進奉納され、昭和7年(1928年)には修繕されています。

しかし、普通狛犬は入り口となる鳥居の近くや社殿の前などに鎮座していますが、この狛犬さんは社殿の裏なのです。(謎)

この狛犬と同じ物が大洗磯前神社にも奉納されたそうですが、備前焼だから色は同じでも姿?表情?は違う様に見えます。

大洗磯前神社の備前焼狛犬さんの画像はこちらで紹介しております。↓

二の鳥居 大洗磯前神社の御朱印!最強ご利益「恋愛成就」に感謝!鳥居撮影の注意点

社殿の右側には末社「常磐稲荷神社」があります。

稲荷神社鳥居からの正面風景

こちらも立派な鳥居があります。稲荷神社とすぐに分かる赤い鳥居がずらりと並んでおり、社の前にはちょっと怖い表情の狛狐が鎮座しております。

昭和37年(1962年)12月25日創建

御祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
御神徳:五穀豊穣・殖産興業・開運招福・火防など

石の鳥居の横にヘンな木(楠)がたっています。

鳥居横の楠の風景

樹齢約150年以上の楠(くすのき)
幹の空洞化と台風の影響で倒木の危険性が高くなり伐採されたが、上部に新しい芽吹きがあり今でも力強く生きている楠です。

力強く生きるパワーを授かれるそうです。

常磐神社の基本情報・アクセス・駐車場

住所:茨城県水戸市常磐町1-3-1
お問い合わせ先:029-221-0748(代表)

電車の場合
JR常磐線「水戸駅」北口より徒歩約30分、偕楽園行のバスで約15分

車の場合
常磐自動車道「水戸インター」より約15分

有料駐車場あり
大鳥居の近く:偕楽園有料駐車場
東鳥居の近く:常磐神社有料駐車場(ただ、平日そんなに長い時間でなければ無料でした)

最後に

常磐神社の御朱印をご紹介しましたが、通常御朱印の梅まつりバージョンは人気がある様です。

梅の花と観梅まつりの文字がピンクの朱印で押されるので可愛いです。

偕楽園には約100品種(3,000本)の梅が植えられており、梅まつりは有名なので花見の予定も一緒に計画されるとよいと思います。

通常梅の見頃は梅まつりが開催される(2月中旬~3月下旬)
梅の開花により若干ずれるかもしれないので、確認していく方がよいと思います。

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