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県境に鎮座「鷲子山上神社」の御朱印情報!フクロウ神社のご利益が凄い

日本一のフクロウ像

金運アップのご利益が凄い!知る人ぞ知るフクロウ神社(鷲子山上神社だけど)

茨城県と栃木県の県境に鎮座する「鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。

何と!関東地方で県をまたいで県境に鎮座する神社は2社!その1社なのです。
(もう1社は最後にご紹介していますよ)

御朱印情報・鷲子山上神社について(凄いご利益)・境内の見どころを画像多めでご紹介していきます。

(自家用車で行くことがおすすめの神社なので、基本情報の駐車場で参考になる情報を記録しています)

鷲子山上神社の御朱印と御朱印帳

今回いただいた御朱印はこちら↓

通常御朱印

通常御朱印

(初穂料:直書き500円)

右下に県境の朱印が押されています。

金色のフクロウ朱印!(めちゃくちゃご利益ありそうな御朱印だ)

季節限定御朱印

季節限定御朱印

(初穂料:書置き1,000円)

大フクロウと大鳥居・金銀財宝デザインの限定御朱印(御朱印紙:薄いクリーム色)
2月・3月・4月・5月・8月・9月にいただけます。

他の月の限定御朱印
12月20日~1月末:大フクロウと朝日・財宝(御朱印紙:金茶色)
6月・7月:大フクロウと霊峰アジサイ(御朱印紙:薄いブルー)
10月・11月:大フクロウと朝焼けモミジ・夕焼けモミジ(御朱印紙:朝と夕方色)

他の企画で限定御朱印が登場することもあるようだ!

オリジナル御朱印帳

ご利益がありそうな2種類のオリジナル御朱印帳があります。

2種類の御朱印帳

(撮影許可は得ております)

黄色(小)
フクロウ(不苦労)像が表紙にデザインされ、裏面はワンポイントのフクロウと神社名が入っています。

光のあたり方で金色に浮かび上がるようなイラストは縁起の良い物ばかり!

初穂料:1,500円

立体型(大)
フクロウ(不苦労)像が表紙にデザインされ、裏面は県境が記されたふくろう(不苦労)の石段のデザインです。

初穂料:2,700円

御朱印をいただける時間帯:9:00~16:00頃

参拝時は社務所が改装中で大鳥居の先に仮設社務所で御朱印をいただきましたが、この後ご紹介する大鳥居の手前に県境なので社務所が2つありますよ。

左手が栃木県の社務所

栃木県の社務所


御朱印をいただける場所が改装中ですが、すでに新しい社務所で御朱印がいただけると思います。

右手が茨城県の社務所

茨城県の社務所

祭典や集まりなどイベントで使用しているそうです。

鷲子山上神社について(ご利益)

県境:栃木県(那珂川町)と茨城県(常陸大宮市)の標高470メートルの山頂に鎮座している鷲子山上神社!

何と!2つの県(栃木県・茨城県)では神社名の呼び方が違うそうだ!
栃木県:とりのこさんしょうじんじゃ
茨城県:とりのこさんじょうじんじゃ

これは覚えておきたい情報ですね!

ご由緒

大同2年(807年)大蔵坊宝珠上人が諸国をめぐり四国の阿波国(現在の徳島県)で製紙の神に会い、産業を盛んにするために勧請し、鷲子山に社殿を建立したのがはじまりと伝えられている。
(その後、大己貴命と少彦名命が祀られた)

御祭神は三柱

天日鷲命(あめのひわしのみこと):産業振興の神様
大己貴命(おおなむちのみこと):縁結び・福徳・金運の神様
少彦名命(すくなひこなのみこと):医薬・難病平癒・酒造りの神様

ご利益:金運福徳・運気上昇・厄難削除など
(御祭神の御神徳より全ての運気をアップ出来る)

ご利益が凄いけどなぜフクロウ?

フクロウ神社として金運アップのご利益が凄いといわれている鷲子山上神社!

なぜフクロウなのか?それを知っておかないとご利益ありませんよ!(たぶん)

御祭神(天日鷲命)の名にもありますが、鳥の神様なのです。

フクロウが幸運を呼ぶ神鳥・大神様の神使い!

境内には日本で一番大きなフクロウ像が祀られ、数多くのフクロウ像から金運アップ(金運福徳・運気上昇)などのご利益をいただけるパワースポットなのです。

鷲子山上神社の見どころ(ご利益ポイント)

古来より霊峰といわれており、現在の言葉に言い換えるとパワースポット!

大鳥居の中央と、その先の本殿の中央が県境という全国でも珍しい神社であり、両県の文化財に指定されているのです。

境内の見どころが多すぎるのですが、まずは参道両脇の社務所の先にある大鳥居からご紹介していきます。

大鳥居と参道

大鳥居に行く石段の前に中央が県境である看板がありますよ。

大鳥居正面の風景

左が栃木県で右が茨城県!この石段の前で写真を撮っているいる人が多くいました。

大鳥居をくぐり参道を進んで行くと左手に手水舎があります。

手水舎の風景

手水鉢は御祭神(天日鷲命)の御分霊が四国から来るときに乗ってきた石船(お舟石)の一部と伝えられています。

手水舎の横には水掛け不苦労(ふくろう)

手水舎の横にあるフクロウ像

心の中の苦しみ・悩みを水に流し開運幸福を願う!
ふくろうの石像に水を2回かけてからよく撫でると、家庭円満・心身健全・金運成就など多くの幸福が舞い込んでくると伝えられています。

水掛けふくろうの前の参道(石だたみ)に「福亀石畳」が混ざっています。

亀の形をした石畳

丸で囲んでみましたが亀に見えますか?

古来より来山される人の健康長寿・運気上昇を願い福亀が配されているそうで、実は丸で囲んだ福亀は説明書きと写真があったので気が付きましたが、いくつかの福亀がいるそうですよ。

参道の先には凄い随神門(楼門)があります。

随神門(楼門)正面の風景

文化12年(1815年)再建

随神門の前には歴史を感じる珍しい?狛犬さんもいます。(お見逃しなく)

昔の楼門は安養閣と称されていたが、神仏分離により随神門と表現され神域に邪気や邪悪な物を防ぐために享保6年(1721年)随神像が造立された。
何と!楼門時代に聖域を守護していた仁王像は裏にいるのでお見逃しなく!

随神門を過ぎるとフクロウ(不苦労)の石段

社殿までの石段の風景

中央が県境

階段の左下にキョトンとした可愛いフクロウがいます。(石段途中にもフクロウ像がいますよ)

このフクロウの石段は社務所から拝殿前までの石段が96段あり、往復することで「不苦労」となり幸運になるといわれています。

社殿の奥あら社務所の近くまで行ける遊歩道から戻ってしまうと、幸運になれないかも?しれないのでご注意くださいませ。

石段をのぼりきり社殿へ

石段をのぼりきった風景

あれっ県境は・・・?社殿正面ではないようです!

ということは、石段途中で県境が少しずれているってことかな?

石段をのぼりきり右手に進み拝殿で参拝を済ませましょう。

拝殿の横には大神様の御使いフクロウ像があり、触れることで家庭に多くの幸福を運んでくれるそうだ。(お見逃しなく)

拝殿の奥には階段があり、くだって行くと神仏習合時代の六地蔵が平成のはじめに発見され現在その場所に祀られているそうです。
(その先の遊歩道を進んでしまうと社務所近くまで戻ってしまうので気を付けて)

石段をのぼりきった左手に進むと大きな木が・・・

御神木の風景

樹齢千年以上の御神木です。

栃木名木百選の千年杉だけど、ロープがされているので触れることは禁止かな?見上げてパワーをいただきましょう。

そして本殿

本殿横からの風景

大同2年(807年)に鎮座後、天文21年(1552年)現在の地に建設され度々修復を加えれており、本殿柱や彫刻の構成と装飾など、貴重な遺構だそうだ!

実は!御本殿の横の下に昭和62年両県が確認し認めた金色の県境表示のピンがあるそうだ!
私は見逃してしまったので凄く後悔(だから画像なし)お見逃しなく!

社殿まわりの境内社

御神木(千年杉)から本殿の裏にまわる順番で境内社をご紹介していきます。

手前が三本杉社で奥が三社

2社の境内社風景

三本杉社
鷲子山上神社で一番重要な伝統のお祭り「夜祭り」がこの前で行われるそうだ!

三社
風神・雷神・古峯神社の神様が祀られており、五穀豊穣・国家安泰・商売繁盛の神様です。

そして右手の本殿すぐ横には羽黒社

本殿横の羽黒社

何と!古来より現在の御本殿の地にいらした出羽三山の神様だそうだ!

奥に進み本殿の真後ろに大黒社(大國神社)

本殿の真後ろにある大黒社

古から強いパワーがあると信仰されている大黒様は、福徳円満・財宝貯蓄・開発・健康・縁結びの神様です。

その奥には階段があるのでおりていくと、こちらの参道にもフクロウ像が並んでおりホッコリした先に奥山稲荷が鎮座しています。

奥山稲荷正面の風景

あれっ?新しいお稲荷さんって感じです。

平成26年(2014年)に整備され狛狐が奉納されたお稲荷さんですが、伏見稲荷大社から勧請された防災・芸能・五穀豊穣・商業の神様です。

奥山稲荷の手前右手には社が3社並んでいるのですが、ご利益が見逃せないので記録しておきます。

田の神の社:冬は山にいて水源地を守り春は山をおり田を守る農業の神様
火の神の社:台所など火の元の安全を監視する神様
疱瘡病の社:皮膚伝染病の神様・美顔人相の神様

社殿の左手に道がありますが、次の次にご紹介する福ふくろうロードなので進んでしまうと大鳥居の横に行ってしまいます。

日本一のフクロウ像

宝くじが当たった・運気が上がったなど金運福徳・運気上昇!一番人気のパワースポット!

入り口となる赤い鳥居

(駐車場からだと社務所や大鳥居に向かう前に鳥居があるので見逃すことがない場所にあります)

大フクロウ像がある入り口の鳥居

日本一のフクロウ像がある入り口となる赤い鳥居

階段の上には地上から7メートルもある日本一の大フクロウ(不苦労)像があります。

大きいけど可愛い金色のフクロウ像!

金色のフクロウ像の風景

階段をのぼりきったらフクロウ像を支えている柱に注目!

フクロウ像の真下(中央)の柱は「金運不苦労御柱」
置いてある棒で御柱をたたくのですが・・・
笑顔で苦労や悩みをたたき出して(3回たたく)、次に両手を押しあて(抱きつきOK)金運福徳・開運幸福を願う!

フクロウ像を支えているまわりの4つの柱は「四神の御柱」
手をあてる場所があるので、両手を押し当て厄災・八方除けを願う!

特に自分に関係の深い御柱は念入りに御祈念すると良いそうなので記録しておきます。

  • 青竜(せいりゅう)東を守護
    春・青春・肝臓・酸っぱい食べ物・水・青など木を司る御柱
  • 白虎(びゃっこ)西を守護
    秋・熟年・肺・辛い食べ物・街道・白など金を司る御柱
  • 朱雀(すじゃく)南を守護
    夏・壮年・心臓・苦い食べ物・池・海・赤など火を司る御柱
  • 玄武(げんぶ)北を守護
    冬・老年・腎臓・しょっぱい食べ物・山・黒など水を司る御柱

さて困った!私はすべての御柱にお願いしたい項目があり・・・
ということで、すべての御柱に念入りに記念してみました(笑)

左手にはふくろうの鐘

鐘がある風景

この鐘は神社に伝わる100年以上前の半鐘が使用されているそうです。

人との絆・家庭円満・恋愛成就・子受け・職場円満などを願い静かに1回鐘をたたく!

右手にはふくろうポスト

赤いポストが置かれている風景

誰かに手紙を出す普通郵便のポストではありませんよ。

お願いごとや感謝の気持ちを書き初穂料(おこころざし)を一緒に封筒に入れてポストに納める!

その後、神前にお供えして神様に報告していただけます。
(神様宛のお手紙ということですね)

さて、奥には本宮神社

本宮神社正面の風景

実は大同2年(807年)最初に鷲子山上神社が鎮座していた場所!天文21年(1552年)現在の御社殿に遷したので「本宮」といわれているのです。

社殿の前には「福運びフクロウ」が左右に狛フクロウのようにいますよ。

お白石(福石)があるのでフクロウ像の前のカゴ?に入れて多くの幸運をお願いいましょう。

境内社が2つあるのでお見逃しなく

本宮神社近くにある境内社

左手の大きな社は「光丸山神社」大己貴命と少彦名命が祀られています。
右手の小さな社は「天満宮」菅原道真公が祀られています。

福ふくろうロード

大鳥居から社殿までの参道の他に、横道から社殿の裏に行くルートがあり、こちらの道もたくさんのフクロウ像がいて多くの幸福をいただけるのです。

入り口は大鳥居の右手

福ふくろうロード入り口

坂道をくだり突き当りの建物は御手洗いですが、その手前を左手に進んで行くと福ふくろうロードです。

まずは九星ふくろう(不苦労)

九体並んだフクロウ像の風景

自分が生まれた年が記されているフクロウ像を撫でると良いらしい!
(生まれた星の大切なこと!も分かりますよ)

少し進むと左手に横道がありくだって行くと亀井戸

亀井戸の風景

山頂のため水が不足し困っていたところ、神託により井戸を掘り底に亀の形の石を沈めたところ、たくさんの清水が出たと伝えられている。

鉢の中にいる亀と鳥の石像にホッコリ!亀さんの頭をナデナデしてきました。

ここでは水占いふくろうおみくじがありますよ!

さて、福ふくろうロードに戻り先に進むと(この先は一身上の都合により画像がありません)何でも叶う?お願いフクロウ(不苦労)像があります。

三体のフクロウ像を通し多くの「福」をいただけるそうだ! 

福ふくろうロードには約100体のふくろう像から多くの幸福をいただけます。

そしてそのまだ先に十干十二支(じっかんじゅうにし)のフクロウ像があります。

鷲子山上神社の基本情報・アクセス・駐車場

住所:栃木県那須郡那珂川町矢又1948
お問い合わせ先:0287-92-2571

御朱印をいただく時間とは関係なく参拝時間は日の出から日没まで!
(夜間は安全のため境内参入禁止)

電車の場合(大変です)
JR烏山線烏山駅から須賀烏山市営バスより塙(はなわ)下車からゆっくりのぼって徒歩約60分!帰りのバスも本数が少ないので要注意!

車の場合
無料駐車場あり

鷲子山上神社は県境(山の山頂)に鎮座しており、神社に行く道は栃木県側・茨城県側の両方があるのですが、茨城県側から入り栃木県側から出て行くことを進められています。

とにかく道が狭い!途中譲り合いのスペースがあるのですが、細い道をどちらかがバックする感じです。

栃木県側・茨城県側両方とも国道293沿いなので、栃木県側から出ても茨城県側から入った入り口の場所に迷わず戻れます。

茨城県側から国道293を進んで行くと左手に鳥居があります。

道の横にある鳥居の風景

境内に大鳥居があるので一の鳥居でしょうか?通り抜ける感じではありませんが、きっと神社の方を向いていると思われます。

先に少し進むと赤い矢印の場所に看板があり、そこを右手に曲がって山道を進みます。

えっ?こんな所まで進んでいいの?

駐車場に向かう道の風景

突き当りにお店があり、曜日や時間帯によっては多くの人が歩いているかもしれないので心配になりますが、突き当りを左に曲がると数台の駐車場とその先に大きな駐車場があります。

大きな駐車場に止めたのですが、帰りの道をしめす看板がありました。

一方通行と記された看板

一応「一方通行」と書かれていますが任意です。

行きも帰りも「対向車が来るかもしれない!」と心掛けて運転しましょう。

あっ!大きな駐車場から神社に向かうまでに境内社があります。

浅間神社の鳥居の風景

「浅間神社」気になるけど危険なので行かない方がよいらしい!

そして車できた道が狭いので歩道があります。

神社に向かう歩道入り口の風景

こちらの道にもたくさんのフクロウ像が並んでいますよ。

最後に

栃木県(那珂川町)と茨城県(常陸大宮市)の県境の山頂に鎮座している鷲子山上神社!

境内には樹齢200年以上の山もみじがあり見頃は11月初旬~末頃
福ふくろうロードでは、初夏(6月末~7月)アジサイが見頃で冬(12月~翌3月)寒椿が見頃

鷲子山上神社では自然を楽しみながらゆっくり過ごすのもよいかもしれませんよ。

社務所の通りには、お腹が空いた時にお食事や甘い物などを食べながら休憩できるお店(椿茶屋)があります。(金運だんごが人気のようだ)

茨城県の神社(御朱印)巡りにおすすめ↓「PR」

私も本を購入して、行きたい神社を決めてから・・・
本には載っていない周辺神社を検索して神社の御朱印巡りをしております。

最後に関東地方で県をまたいで県境に鎮座する神社!もう1社をご紹介しています。

県境にある拝殿長野と群馬の県境「熊野皇大神社」「碓氷峠熊野神社」御朱印がかっこいい!

長野と群馬の県境に鎮座する「熊野皇大神社」「碓氷峠熊野神社」

こちらは県境で2社あります。

長野県側「熊野皇大神社(くまのこうたいじんじゃ)」
群馬県側「碓氷峠熊野神社(うすいとうげくまのじんじゃ)」