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日本三大稲荷「笠間稲荷神社」のご利益は凄い!境内パワースポットを見逃すな!

拝殿正面の風景

茨城県笠間市に鎮座する「笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)」

日本三大稲荷のひとつ笠間稲荷神社に御朱印をいただきに行ってきました。

とにかくご利益が凄い!
全国から年間350万人以上の参拝者が訪れるといわれている理由が分かります。

まずは笠間稲荷神社について御由緒や御祭神の凄いご利益についてご紹介した後に、境内の様子(見どころ)パワースポットとされる場所も記録してあります。

笠間稲荷神社でいただける御朱印はその後です。

笠間稲荷神社について

御祭神:稲荷大神「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」

笠間稲荷神社の御由緒

社伝によると、白雉2年(651年)第36代孝徳天皇の時代に創建。寛保3年(1743年)桜町天皇の時代に社地社殿が拡張され、延享4年(1747年)には祈願所と定められ境内地・祭器具などが寄進されるなど歴代藩主の篤い尊崇を受けた。

かつては「胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)」「紋三郎稲荷」などと呼ばれており、それには由来があるので記録しておきます。

胡桃下稲荷

昔この地に胡桃の密林がありそこに稲荷大神様が祀られたことから「胡桃下稲荷」と呼ばれるようになった。

紋三郎稲荷

問三郎という人が利根川流域を中心に多くの人々に功徳を施し信仰を広めたところ「お稲荷様の門三郎」と呼ばれ、いつしか「門」が「紋」となり「紋三郎稲荷」と呼ばれる様になった。

笠間稲荷神社の御祭神の御神徳(ご利益)が凄い!

まずは、笠間稲荷神社の御祭神(宇迦之御魂神)のご両親について!

日本神話(古事記)によると、須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売神(かむおおいちひめのかみ)の間に生まれた御子が宇迦之御魂神である。

須佐之男命の神格:農業の神・防災除疫の神など
神大市比売神の神格:五穀の神・市場(流通)の神など

サラッと記録しましたが、両親の神格が凄いと御子の御神徳も凄いよな!

宇迦之御魂神の御神徳(ご利益)

生命の根源を司る「いのち」の根の神様です。

産業を増やし産業を盛んにする殖産興業の神・五穀をはじめ一切の食物を司る神・生成発展の神・蘇生(よみがえり)の神・産霊(むすび)の神・火防の神など!

人々の生活すべてに御神徳を授けてくださる神様です。

この御神徳(ご利益)は凄い!凄すぎると思いますよ。

しかし、祀られている御祭神に参拝するだけではなく、境内には他にもパワースポットとされている場所があるのでこのあとお見逃しなく!

笠間稲荷神社!境内の見どころ(パワースポットを見逃すな!)

笠間稲荷神社の鳥居から境内の様子をご紹介していく中でパワースポットとして見逃せない場所をご紹介していきますが、個人的に思うパワースポットも含めております。

笠間稲荷神社の境内が本当に良い雰囲気で信仰している人が多い理由が分かるので、お付き合いくださいませ。

大鳥居と参道

笠間稲荷神社の入り口となる現在の大鳥居はこちら↓

朱塗り大鳥居正面の風景

突き当りに何となく見えているのがこの後ご紹介する楼門なのですが、それほど長くないこの参道に昔はたくさんの鳥居があり「鳥居のトンネル」だったそうです。

その後、4基の鳥居となり現在の大鳥居の場所に一の鳥居そしてその先に二の鳥居・三の鳥居・朱の鳥居があったのだが、老朽化と東日本大震災の影響で撤去され、平成28年(2016年)たくさんの人の御奉賛のおかげで現在の大鳥居が完成したそうだ。

昔から現在も笠間稲荷神社を信仰し大切に思う人が多いということですよね。

ちなみに、この大鳥居の色は「笠間朱色」といい一般的な朱色よりえんじがかっているそうなので大鳥居の色を見逃さないで!

参道の両脇にはお店が並んでいますが、キツネさんがたくさんいますよ。

小さい鳥居とキツネ像の風景
大きいキツネ像と小さいキツネ像の風景

コロナの影響で平日閉まっているお店が多かったですが、開いているお店には色々なキツネグッズが置いてありました。

キツネは御祭神(稲荷大神)の使いをする霊獣とされています。

手水舎と楼門の周辺

参道を進んで行くと右手に「手水舎」があります。

歴史を感じる手水舎の風景

もの凄い手水舎です。古い歴史を感じる見事な彫刻が施されていますのでお見逃しなく!

そしてこちらが大きな楼門

大きな楼門の風景

楼門は昭和36年(1961年)重層入母屋造りの建物で、扁額には「萬世泰平門」と記されています。

画像には写っていませんが、大きな楼門の手前両脇には狛狐がいますのでお見逃しなく!

楼門(萬世泰平門)の左右には稲荷の大神をお守りする門戸の神・随身(社殿や神域を守り清浄にする神)右大臣と左大臣がいますよ。(文久年間作)

右大臣:豊磐間戸神(とよいわまどのかみ)
左大臣:奇磐間戸神(くしいわまどのかみ)

左大臣側には「日本国守護之矢」が献納されています。

さて、楼門をくぐる前に周辺の見どころをご紹介していきます。

楼門の左手には「交通安全祈願所(車祓所)」があります。

立派な車祓所の風景

楼門の右手の様子はこんな感じです。

さざれ石と東門の風景

中央に見える石は「大きなさざれ石」まだ苔は生えていませんね。

そして門のような建物が見えていますが「東門」です。

東門正面はこちら↓

東門正面の風景

文化13年(1816年)に再建された入母屋造りの建物です。

東門の中には「大きな木製の灯籠」がありますよ。(凄い)

天井にぶら下がっている木製灯籠

これ、灯りが点いた時の風景が見たいですね。

そして「毛網」が奉納されている

毛網が奉納されている風景

ただの縄かと思ったら、女性の長い髪が編み込まれているそうなのです。

よく見ないと分からないが、よく見ても分からなかった。(凄い)

楼門をくぐってからの周辺

先ほどご紹介した楼門をくぐって振り返ってください。

2頭の馬の像「神馬」が奉納されています。

左の黒い神馬
右の白い神馬

楼門をくぐった右手には御神木があります。

胡桃の御神木の風景

御神木としては珍しい「胡桃の木」ですが、昔胡桃の密林であったこの地に稲荷大神様が祀られ「胡桃下稲荷」とも呼ばれていましたからね。

楼門の内側は拝殿近くまで回廊のようになっているので、そちらから境内を見ると違った風景が楽しめますよ。

そして御神木の近くに茨城県の天然記念物に指定されている「藤棚」があります。

大きな藤棚の風景

こちらは八重藤です。境内に2株ある藤樹は樹齢400年以上!見頃の時期に行くのもよいかもしれませんね。(見頃は毎年4月下旬~5月上旬頃)

美しく迫力ある拝殿と威厳を感じる本殿

笠間稲荷神社の社殿はとにかく素晴らしいです。

楼門をくぐって目に飛び込んでくるのが、美しく迫力のある拝殿です。

美しく迫力のある拝殿の風景

拝殿は昭和35年(1960年)に完成した建物なので比較的新しいのですが、境内の空間にピッタリ?で感動しますよ。

拝殿内側の上の方には四獣?と歴史を感じる絵馬が飾られています。

四獣の像と絵馬が飾られている風景
四獣の像と絵馬が飾られている風景

本殿の近くに行くには拝殿の右手奥から行くことができます。

江戸時代末期の安政・万延年間(1854年~1861年)に建設され、現在は国の重要文化財に指定されています。

屋根は入母屋造りの銅版葺総けやきの権現造りになっており、とにかく彫刻が見事です。

こちらは本殿(御祭神祀られている社)の入り口に近い!個人的に思うパワースポットです。

本殿横からの風景

もちろん拝殿でちゃんと参拝したあと、御祭神の近くでもう一度自分の思いを伝えられる場所です。

そして気が付くと思いますが本殿の彫刻はお見逃しなく!

こちらは本殿裏の画像↓

本殿裏の風景
本殿の見事な彫刻!見どころ

・三頭八方睨みの龍
・牡丹唐獅子
・蘭亭曲水の図

など、いたるところに緻密で精巧な技法で飾り彫りが施されています。

そして本殿の裏には笠間稲荷神社の最強パワースポット「狐塚」

狐塚横からの風景
本殿に向かって置かれている狐塚の風景

願いを運ぶといわれているキツネさん!願いを叶え役目を終えたキツネさん達がたくさん奉納さています。

何か・・・この仔達をみていると「お疲れ様!頑張ったね!」って気持ちになる。

狐塚には「福」が集まるといわれており、特にお稲荷さんのご利益である商売繁盛など「金運アップ」には見逃せないパワースポットとされています。

笠間稲荷神社のパワースポット境内社を見逃すな

拝殿向かって右手(藤棚の奥)に「大黒天」があります。

聖徳殿(大黒天)正面の風景

大国主神(おおくにぬしのかみ)が祀られています。(大黒様)

糧食(りょうしょく)を司る神・福徳や財宝を与えてくださる福の神(福徳成就・財宝授与)
常陸七福神のひとつとされています。

しかし扁額には「聖徳殿」と記されており、聖徳太子も祀られています。

大黒天(大国主神)と事比羅社(大物主大神)が合殿として祀られている感じになっています。

他の境内社(末社)は本殿裏(狐塚)の近くに鎮座しています。

末社正面の風景

大きな社は4社

月読神社:月読尊(つきよみのみこと)
海上安全・暦を司る神

白山神社
菊理媛神(きくりひめのかみ)
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
伊邪那美神(いざなみのかみ)
夫婦和合・縁結びの神

天満宮:菅原道真公(すがわらみちざねこう)
学業成就・受験合格の神

栗島神社:少彦名神(すくなひこなのかみ)
医薬・裁縫の神

小さな社は山倉神社
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
建速須佐之男神(たかはやすさのおのかみ)
大国主神(おおくにぬしのかみ)
病気平癒・災難除け・開運・子孫繁栄の神

笠間稲荷神社の御朱印

ご利益が凄い笠間稲荷神社に参拝した証としていただく御朱印をご紹介していきます。

通常御朱印(直書き500円)

笠間稲荷神社の通常御朱印

あれっ?「胡桃下」の文字が・・・

かつて呼ばれていた「胡桃下稲荷」が今も残っているようですね。

しかし、ご参拝のしおりと一緒にビックリマンシールが・・・なぜ?

御祭神のシール画像

何とびっくり!御祭神(宇迦之御魂神)と神使いの白狐のシールです。

最強ご利益のある宇迦之御魂神シールをいただけるなんて・・・超嬉しい!

けど、どうする?貼るか貼らないか?貼るとしたらどこだ?これは悩むね。

大黒天の御朱印(500円)
今回はコロナ感染対策のため書置きのみの対応でしたが、通常は直書きでいただけるようです。

大黒天の御朱印

七福神のひとり大黒様の御朱印!「常陸國七福神」と記されています。

めちゃくちゃ「福」を授けてくださりそうな大黒様朱印が特徴的ですね。

現在(参拝時)笠間稲荷神社の御朱印は2種類ですが、期間限定御朱印もある様です。

・藤の花御朱印
・菊まつり御朱印

笠間稲荷神社の基本情報・アクセス

住所:茨城県笠間市笠間1番地
お問い合わせ先:0296-73-0001

電車の場合
JR水戸線「笠間駅」下車、徒歩約20分

車の場合
北関東自動車道「友部インター」より国道355号経由で約15分
北関東自動車道「笠間西インター」より国道50号経由で約15分
常磐自動車道「水戸インター」より国道50号経由で約20分

無料駐車場(25台)があるようですが、普通に行くだけでは分かりづらいようで・・・
今回は近くにある1回(1日)料金300円のコインパークに止めて参拝しました。

最後に

日本三大稲荷のひとつ「笠間稲荷神社」のご利益は凄いですね。さすがパワースポット!

そしてパワースポットでご紹介した狐塚に役目を終えたキツネさん達がたくさんいましたが、笠間稲荷神社の参道や境内に今も現役で頑張っているキツネさん達がたくさんいます。

そのキツネさん達の姿や表情はすげて違っており、境内などの「キツネ巡りで運気が上がる」とか何とか・・・

なんたってパワースポットですからね!時間をかけてゆっくり参拝することをおすすめします。

あっ!我が家にキツネさん連れてきました。

キツネのおみくじの像

キツネさんのおみくじをやりました。で、そのキツネの石像です。

たぶん我が家に福(財福)をもたらしてくださるのではないかと・・・(頼んだキツネさん)