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常陸国出雲大社のご利益は「ありとあらゆる縁結び」参拝作法に要注意!

巨大なしめ縄

茨城県笠間市に鎮座している「常陸国出雲大社(ひたちのくにいずもたいしゃ)」で御朱印をいただきました。

縁結びで有名な島根県の「出雲大社」の御分霊が関東地方(茨城県)にもあるのです。

分霊だってそのご利益は一緒ですよ。

さて今回は、常陸国出雲大社について歴史や縁結び最強のご利益の御祭神、参拝方法の注意点をご紹介したあと境内の見どころといただいた御朱印を記録してあります。

参拝に行かれる前の参考にしてください。

常陸国出雲大社について

記録内容は常陸国出雲大社ホームページなどより一部抜粋しております。

御祭神:大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)

御客座五神
天之常立神(あめのとこたちのかみ)
宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

常陸国出雲大社の歴史

平成4年(1992年)12月4日、島根県出雲大社より御分霊を鎮座したのがはじまりである。
出雲大社教の分社であったが平成26年(2014年)9月16日、単立宗教法人として独立し現在の「常陸国出雲大社」と改称した。

ここで御祭神である大国主大神について、どのような人物なのか日本文徳天皇実録や色々な神話より記録しておきます。

常陸の国(現在の茨城県)で少彦名神(すくなひこなのかみ)と一緒に国づくりを励まれていた。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)に国土を譲り日本の建国に大きな功績を残した。

天照大御神は見える世界(表の政事)・だいこくさまは見えない世界(裏の神事)を司るという役割分担がなされたと伝えられている。

あれっ?御祭神(大国主大神)の名ではなく「だいこくさま」と記されていますが・・・?

御祭神(大国主大神)と七福神の大黒天は同じ神様?

知らない人がいるかもしれないので簡単に記録しておきます。

大国主大神:大国:だいこくさま
大黒天:大黒:だいこくさま

両方「だいこくさま」ですが、正確にいうと「別の神様」です。

大国主大神(だいこくさま)は、日本神話にも登場する日本の神様!
大黒天(だいこくさま)は、ヒンドゥー教シヴァ神の化身でインドの神様!

ただし、大国主大神は大己貴命(おおなむちのみこと)など別の神名があり、神社によっては同一神とされています。

これでは混乱しちゃいますよね?同じ「だいこくさま」だし、実は両方とも大きな袋を背負っているのもまぎらわしい。

しかし今回の常陸国出雲大社では、ホームページやいただいたチラシ・はさみ紙などに「七福神の大黒天」との記載が一言もなかったのです。

御祭神はだいこくさまだが、大黒天ではないようです。

常陸国出雲大社!縁結び最強のご利益

御祭神「大国主大神」の御神徳(ご利益)がとにかく凄い!

大国主大神は古くから「縁結びの神様」として親しまれ篤い信仰をうけています。

「縁結び」と聞くとハートマーク的な男女のご縁と思いがちですが・・・
すべてのものが幸福であるための繋がりを結ぶ!人間の幸福を結んでくださるのがだいこくさまです。

国土の守護神・大地主大神として崇められ(尊敬され)、農業・漁業・医療の神
縁結びの神として、幸運開運・商売繁盛・災難除け
死後の霊魂を守護しお導きくださる幽冥大神(かくりよのおおかみ)として、この世あの世の隔てなく人々を豊かに幸せにお導きくださる。

大国主大神(だいこくさま)の御神徳(ご利益)凄いですね。

私は、人との繋がりの良い出会いと福徳(金運や財運など)をマジでお願いしてきましたよ。

そしてご利益ポイントとして話題の「境内の隠れハート探し」

境内の色々な装飾に隠れハートがたくさんあるのですが・・・こんな感じ↓

ハート型が施された装飾部分

何でも、隠れハートを探し携帯の待ち受け画像にすると「恋愛運アップ」らしいのですが・・・?
(たぶん自分で探さないと意味がないと思うので、画像はヒント)

信じる人はぜひやってみてくださいませ。

常陸国出雲大社!境内の見どころ

見逃せない情報をご紹介していきます。

大鳥居と坂道の参道

大鳥居正面の風景

稲田みかげ石(日本が誇る最高級石材)で造られ神明鳥居形式としては日本最大級の鳥居です。

私たちの参拝時には令和4年10月16日の30周年記念事業として工事を行うため通行止めになっていました。

車できた時の注意点
第1駐車場に止めることができればこの大鳥居を見逃すことがありませんが、混雑時の場合は第2・第3駐車場やその他にもあり大鳥居を見逃して拝殿に向かう事ができるので気を付けて!

第1駐車場の近くに神社オリジナルキャラクター「モクモクフー」とやらを製作しているアトリエがあります。(週末をメインに制作活動)

ログハウスのようなアトリエの風景

このアトリエの奥には木々に囲まれた境内社があるのです。(画像撮り忘れました)

摂社「薬神神社」:少彦那神(すくなひこなのかみ)
ご利益:国土経営・医薬など

お見逃しなく!

さて、大鳥居の左手の坂道から拝殿に向かいます。

坂道の参道の風景

この坂道は画像ではなんてことない坂道に見えますが、かなり急な坂道です。

しかし見えている建物は社殿(拝殿)なので頑張りましょう。

坂道の途中左手に境内社がありますよ。

龍蛇神社の鳥居正面の風景

摂社「龍蛇神社」:龍蛇神(りゅうじゃしん)
龍蛇神は御祭神(大国主大神)のお使い神とされ、火難・水難の守護神、血の道の障り(病気のこと)などを除かれる神様です。

鳥居をくぐり左手に進んで行くと社があります。

参道に戻り坂道をのぼりきると、左手に手水舎があるので清めてから先に進みましょう。

拝殿前には立派な狛犬さんがいますが・・・

左の狛犬
右の狛犬

私的に注目していただきたいのは2ヶ所!特徴的な鼻と左右で違う耳

色々と驚く拝殿(作法)

大しめ縄が凄い拝殿正面の風景

諏訪大社本宮と同じ建築様式を取り入れ、気付かない人はいないと思うが・・・
正面には大きなしめ縄が掛けられている。(長さ16メートル・重さ6トン)

これ!日本最大級のしめ縄です。

ちょっと横からの画像も・・・

拝殿横からの風景

ちょうど男女のカップル?夫婦?が参拝していたので男女の大きさに色を付けてみたので、しめ縄の大きさが分かると思います。

あっ!この画像の屋根にも注目!

黄金の鳥がいます。が、何の鳥かは謎!

そしてしめ縄の下から見上げるとクロっぽい物体が刺さっていますよ。

大しめ縄下らかの風景

分かりますでしょうか?

何とお金(お賽銭)なのです。

ここから常陸国出雲大社の参拝方法(注意点)をご紹介していきますよ。

大しめ縄お賽銭作法
常陸国出雲大社では大しめ縄にお賽銭を投げてもOK!ただし注意点があります。
(覚えなくても大丈夫!注意事項は掲示されています)

  • 神前に正面を向き下から投げ上げる(横向きや背を向けるのはダメ)
  • 振りかぶって投げつけない
  • 肩車や台を利用しない
  • 肩車や台を利用しない

跳ね返ってきたお金(お賽銭)には気を付けてくださいね。

大しめ縄にお賽銭を奉納するなら「少ない回数の方が、願いが叶う」とか何とか・・・?

思っている以上に難しい!

大しめ縄にお賽銭をするなら!(アドバイス)
中央より外側の方に向かって投げると刺さりやすい。

中央はギュッを密集していて外側は少しゆとりがあるからです。

と、私は旦那さんにアドバイスをいただきやっと奉納できました。(回数を覚えていないぐらい投げたけど・・・願い叶います様に!)

超!重要事項
島根の出雲大社ではしめ縄にお賽銭を投げるのは禁止
注連縄(しめ縄)は御神域を示し結界する神聖なものであり、お賽銭を投げ入れるなど神様に対して失礼であるとされていますのでご注意ください。

参拝作法にご注意を!
2礼4拍手1礼

一般的には2礼2拍手1礼だが、常陸国出雲大社では古来の作法を守り伝えている。

これは間違えないように気を付けないといけませんね。(参拝方法は掲示されています)

拝殿内は画像なしの説明ですよ!

常陸国出雲大社では写真撮影について注意事項がホームページに記載されており、私的にも拝殿内は確認しないでの添付は良くないと思う(これは私の確認不足!申し訳ないです)ので場所の説明をしながら見どころを記録しておきます。

拝殿内右手に注目!
日本最大級の木彫り大国主大神像があります
これは国造りをされている頃のイメージだそうで、何と!右手には一緒に国造りをしていた少彦名神がちょこんと乗っていますよ。
少彦名神は一寸法師のように小さくて可愛いイメージと伝えられていますからね。

拝殿内天井に注目!
拝殿内の天井には杉の板に金箔や銀箔などの色彩で「常陸の雲(奥田コウドウ氏作)」が描かれています。
えっ?たぶん芸術が分かる人は感動すると思います。

拝殿内右手に注目!
大國柱(だいこくばしら)がりますよ!
檜(ヒノキ)樹齢2650年(平成4年の時)造営に伴いこの地に据えられた。
御祭神の御利益「むすび」の力をあらわす「だいこくばしら」祈りの言葉「神語(しんご)」があります。
「幸魂奇魂守給幸給」
「ゲッ!読めない」という人はご安心を、掲示されている文字にはフリガナがふってありますが、フリガナを読むのも難しい?けど、大丈夫!心の中で祈る言葉なのでゆっくり祈りましょう。

御祭神が祀られている本殿の近くに行こう!

拝殿左手から奥に行く道があり本殿の近くまで行くことができます。

本殿に向かう道の風景

立て看板に「ご本殿拝礼所」と記されています。

奥に進んで行くと御本殿があります。

本殿の風景

総檜大社造り(日本唯一)の本殿にはもちろん御祭神(大国主大神)が祀られています。

御祭神に一番近い場所でもお礼やお願いなど自分の気持ちを伝えましょう。

で、案内板にもありましたが、この先には「樹木葬霊園」があります。

私的な樹木葬について興味があるのですが、今回はここまで!この先は「イノシシ出没注意」の看板があり特に夕方4時以降は行かない方がいいようです。

常陸国出雲大社の御朱印

今回いただいた御朱印はこちら↓です。

常陸国出雲大社の通常御朱印

(直書き500円)

墨書きと朱印だけのとてもシンプルな御朱印です。(何か御朱印って感じが良い!)

限定御朱印などないようです。

御朱印受付時間:9:00~17:00

御朱印をいただける場所は、坂道をのぼりきった右手に社務所があります。

現在の社務所の風景

こちらの社務所も大鳥居と同じで30周年記念事業として建替え造営されるそうです。
(昔の社務所として記念に残しておきます)

注意
コロナ感染対策のため書置きになることや受付時間の変更があるかもしれません。

常陸国出雲大社の基本情報・アクセス

常陸国出雲大社の基本情報・アクセス

住所:茨城県笠間市福原2001
お問い合わせ先:0296-74-3000

電車の場合
JR水戸線「福原駅」下車、徒歩約10分

車の場合
北関東自動車道「笠間西インター」より約1㎞(国道50号沿い)
無料駐車場あり

最後に

出雲大社では今回ご紹介した「大しめ縄」が有名なのですが、関東地方(茨城県)で見ることができました。

一度は大しめ縄を実際に見に行くことをおすすめします。(感動しますよ)

ここで出雲大社について豆知識!

島根県の出雲大社の正式名称は「いづもおおやしろ」
茨城県の出雲大社は常陸国出雲大社でフリガナは「ひたちのくにいずもたいしゃ」

知っていましたか?

ちなみに「づ」と「ず」の違いもあるのです。(公式サイトなど確認)

プチ!耳寄り情報
同じ笠間市内にある「笠間稲荷神社」の御祭神のご利益も凄いし、境内(社殿など)素敵なので一緒に参拝に行かれることをおすすめします。

笠間稲荷神社の詳しい情報はこちら↓

拝殿正面の風景日本三大稲荷「笠間稲荷神社」のご利益は凄い!境内パワースポットを見逃すな!

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私も本を購入して、行きたい神社を決めてから・・・
本には載っていない周辺神社を検索して神社の御朱印巡りをしております。

神社(御朱印)巡りを楽しみましょうね!