川越八幡宮に御朱印をいただきに行ってきました。
川越八幡宮は川越の街中にあり境内は広くはないのですが、見逃せないスポットがたくさんあります。
川越八幡宮の御朱印情報(注意点もあり)と、由来やご利益、見逃せない境内の様子、そして最後にアクセス情報などをご紹介します。
川越八幡宮の御朱印情報
私がいただいた御朱印は、こちらです。

鳩の朱印は毎月変わり、鳩の姿とイチョウの葉に書かれている文字が違います。

私が参拝したのは5月(皐月)「勝」の文字が入っています。何か色々な事に挑戦し失敗する事なく成功出来そうな予感がします。
御朱印をいただける場所と時間帯
社務所

右側はお守りなどが並んでおり、左側が御朱印をいただける場所になっております。
御朱印の受付時間は9:00~17:00です。
川越八幡宮!御朱印初穂料は500円になります。
川越八幡宮の手書き御朱印はすべて500円です。
・境内社の「民部稲荷」の御朱印
・兼務社である「仙波東照宮」の御朱印
社務所でお願いすると書いていただく事ができます。
川越八幡宮のオリジナル御朱印帳

ピンクと水色どちらも御神鳥である鳩が羽ばたいています。初穂料は1500円(御朱印込)
川越八幡宮でいただける御朱印の注意点
川越八幡宮では仙波東照宮の近くにある仙波日枝神社の手書き御朱印は、いただく事は出来ません。
仙波日枝神社の御朱印は書き置きだけです。
御朱印を書いていただいた人と話をしている時に出た話題で、間違った情報により、依頼される事があるそうなので困っていました。 私のブログ記事で正しい情報をお伝えしますね!と約束したので・・・
・川越八幡宮
・境内社の民部稲荷、三峯神社
・兼務社の仙波東照宮
だけです。
川越八幡宮!由来とご利益
御朱印集めをされている多くの人が気になるのは、参拝に行く神社の由来やご利益ではないでしょうか? 特に由来は難しく語られると訳が分からない事も多いので、私は簡単に説明させていただきますね。
川越八幡宮の由来(起源)
長元3年(1030年)甲斐守であった、源頼信(みなもとのよしのぶ)の創祀(そうし)と伝えられている。
源頼信は、長元元年(1028年)に起こった平忠常の乱(長元の乱)の平定のため、東国に出兵した際に、当地にて戦勝祈願をなしたところ、無事平定の誉を得たため感謝して、八幡宮を創建しました。これが川越八幡宮の起源となります。
八幡宮は全国でもっとも多い神社といわれており、分霊は約1万5000社もあるそうです。
宇佐八幡宮(九州)、石清水八幡宮(京都)、鶴岡八幡宮(鎌倉)、などが有名ですが、川越八幡宮は、総本社である宇佐八幡宮から勧請されたと伝えられています。
川越八幡宮のご利益!
・誉田別尊(ほんだわけのみこと)
・人皇第15代天皇の応神天皇(おうじんてんのう)です。
応神天皇は弓の達人であった事から「武の神様」であり、八幡さまとして広く親しまれている御神徳として、「勝負の神」「慈愛(じあい)の神」としてのご利益もあります。
- 夫婦円満(縁結び、子宝、安産)
- 必勝祈願(合格、勝負事)
- 商売繁盛(開運)
など
そして御神鳥が「鳩」
鳩は平和と愛の象徴といわれ、幸運を呼ぶとされています。
川越八幡宮では、物事が良い方向に導かれ、夫婦円満や縁結びなど深い愛がみのる!そんなご利益が得られるような気がします。
川越八幡宮!見逃せない境内の様子
川越八幡宮の境内は決して広くないのですが、他の神社にはない面白いスポットがたくさんあるのです。境内の様子もすべて画像付きでご紹介します。
鳥居

「八幡神社」と掲げられた鳥居!
これは一の鳥居だと思われる?奥には二の鳥居?が見えます。
鳥居の左奥(二の鳥居?の左横)に見えるのが、この後ご紹介する御神木ですよ!(大きい)
実は反対側入り口にも立派な鳥居があります。

こちらの鳥居は「八幡宮」と掲げられていますが、こちらが一の鳥居か?
御神木

イチョウの木です。(下には男女が寄り添う可愛い恋結びの人形がいますよ)
もとは別々のイチョウ(男イチョウと女イチョウ)だったのですが、寄り添い1本に結ばれたイチョウという事で、縁結びや夫婦円満のご利益があるといわれるパワースポットです。御神木に触れて願うとご利益があるといわれていますよ。
しかしそれだけではない!
御神木の裏側には「安産・子宝の乳」
(なんと画像が撮れていませんでしたので、解説だけ)
男イチョウと女イチョウから新たな命「乳」が誕生したとか、御神木の裏側に行くとわかりますが、出っ張っている部分があります。この乳に両手で触れてから、手を合わせて念じると、安産・子宝の神徳があります!との事です。
(乳にはしめ縄が付けられているので、すぐにわかります)
厄除桃

拝殿の手前、左側にあります。
古代から桃は厄災除けの果実といわれており、神話(古事記)では、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が桃を投げて、魔物を追い払う様子が描かれています。
以来、桃は意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)という名の神様として、
お祀りされ、人々に尊ばれています。昔話の「桃太郎」の鬼退治もこれに由来するそうです。
自身の厄災や邪気を、桃絵馬にたくしお守りを身につけるとご利益があります。(お守りは社務所で販売されています)
絵馬に願い事を書き、絵馬掛けに奉納するか持ち帰ってもOK!初穂料は500円になります。
桃の石像を触るとパワーをいただく事ができ、厄除けのご利益があります。
(私も撫でてきましたよ)
厄割桃

拝殿の手前、右側にあります。
こちらでは、桃玉(200円)を役割石に投げつけて厄を落とす事ができます。
恋文の葉

拝殿の右側にあります。
御神木(タラヨウ)は葉書の木ともいわれています。葉に文字を書くと時間が経つにつれてはっきり浮かびあがる事から、昔は恋文として利用されていた様です。
縁結び、願いを叶えてくれる木としてパワースポットにもなっている様で、葉にはたくさんの願い事が書かれていました。
マジックで書かないでくださいと注意書きがあるので、小枝とか使うのでしょうか?
強い願いがある人は、せっかくなので社務所で確認した方がよいと思います。
招霊(おがたま)の木

おがたまの木を知っていますか?1円玉硬貨に施されている模様の木なのですよ!昔は、おがたまの木に神様をお招きし、祭事を行っていたそうです。
目の神様

拝殿の左側にあります。
何とも奇妙な形をしていますが、目の形になっています。目の形をした石像が御神体なのです。(黒目?の部分に平仮名で「め」と書かれています)
・大国主命(おおくにぬしのみこと)
・小彦名命(すくなひこなのみこと)
このお2人は、力を合わせて国作りをされた神様です。
生きる為の技術や医薬の道を授け、病気に苦しむ人、特に「心身の目」に悩む人をお救いになり、その御神徳をしたい現在でも「眼病平癒」の神様として信仰されています。
ぐち聞きさま

拝殿の左一番奥にいらっしゃいます。
この像は聖徳太子のお姿です。
聖徳太子と言えば「1度に10人の訴えを聞き分けた」として有名ですよね!普段いう事ができない、悩みや苦しみを聴いてくださるお姿をしています。手前には椅子が用意されています。
私も普段言えない悩みを聖徳太子様に聞いていただく事で、気持ちがラクになりました。(本当の自分の悩みを聞いていただける場所だと思いますよ)
八羽の鳩探し
川越八幡宮の境内には八羽の鳩(石の像)がいます。

これは川越八幡宮の手水舎ですが「迫力のある龍の口から水が出ている!」とおもい龍ばかり目に入りますが、ちょっと待ってください。
左端に鳩が龍の方を見ているのが分かりますでしょうか?他にも、今回添付している画像の中にも鳩の像が写っているのですが、境内にいる八羽の像を探すと運気がアップするそうですよ。
どこにいるのか?ご自身でちゃんと探してみてくださいね。
また境内には、川越八幡宮の「八」にちなんで、八の形をした足型があり、参拝者に末広がりの未来が訪れる様に祈願しているそうです。こちらも探してみてくださいね。
民部稲荷神社と境内社
縁結びの大きなイチョウの木の左側にあり、川越八幡宮の境内社の中で御朱印をいただく事ができるのが「民部稲荷神社」です。

お稲荷様は「衣・食・住」すべてを守ってくださる神様!
御祭神は、倉御魂神(うかのみたまのかみ)です。
また川越八幡宮では「相撲稲荷」とも呼ばれており、足腰の健康に御神徳があるとされているのですが、由来となるお話は「まんが日本昔話」で紹介されているのです。
昔、八王子に住んでいた老狐が人間に化け「民部」と名のって暮らしていたが、老僧に正体を知られたてしまい川越の梵心山に移り住んだ。
民部は相撲が得意で、老僧に「捻挫や打ち身」の手当の仕方を教えて、去って行ったという伝説がある。
普通の稲荷神社のご利益に加えて、足腰健康のご利益がある事から、スポーツ選手や足腰を気にされている多くの人が訪れるスポットです。
参拝し、足腰健康お守りを身につけるとさらにご利益があるそうです。
その他の境内社(摂末社)は、三峯神社と菅原神社、そして民部稲荷とは別に稲荷神社がもう1つあります。
川越八幡宮!基本情報とアクセス
住所:埼玉県川越市南通町19-1
お問い合わせ先:049-222-1396
電車の場合
・東武東上線、JR川越線「川越駅」東口より徒歩約10分以内
・西武新宿線「本川越駅」より徒歩約15分以内
車の場合
関越自動車道「川越インター」より約15分
無料駐車場が境内にあります。
おまけ(猫との出会い)
猫好きの私にとって御朱印集めをはじめて最初に出会った猫!

しかし呼んでも振り向いてもらえませんでした。
御朱印を待っている間、川越八幡宮の巫女さんに聞いたら、川越八幡宮の飼い猫ではなく、ご近所の猫さんでいつも境内に遊びに来ているそうです。
「トラちゃん、今度はお顔を見せてね!」
最後に
川越八幡宮の境内は広くないのに、楽しいスポットがたくさんある神社です。
そして今回私は、とても良い出会いを感じる事ができた神社でもあります。
・とても可愛い巫女さんとの出会い
・御朱印を書いていただいた優しい人との出会い
・癒しとなる猫との出会い(詳しい内容なプロフィールに)
川越に来た時は立ち寄って参拝するのもよいのではないでしょうか!