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「穴切大神社」の御朱印には八咫烏朱印!ご利益が凄い縁切りと縁結び

拝殿

山梨県甲府市に鎮座する「穴切大神社(あなぎりだいじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。

縁切り・縁結びにご利益がある神社として有名なのですが、その理由を記録してありますので参拝前の参考にしてください。

そして八咫烏のご利益もお見逃しなく!

まずは御朱印からご紹介していきます。

穴切大神社の御朱印

今回いただいた御朱印はこちら↓

通常御朱印

通常御朱印の上に押されている朱印が気になる!

左手に押されている三本足の鳥は八咫烏ですが、穴切大神社の神使いは八咫烏なのです。

そして右手に押されているのは、甲斐の国を治め守護神である武田家の家紋が押されています。

実は、今回いただいた御朱印(12月)の時には社務所でお話を聞けなくて、翌年の令和5年2月にもう一度参拝に行かせていただいたのですが・・・

何と社務所に誰もいなかった!

御朱印をいただける時間は一般的な神社の社務所があいている時間帯ですが、定休日はなくても社務所に人がいない時間帯やお休みの日があるかもしれないのでご注意くださいませ。

穴切大神社について

甲府盆地の「湖水伝説」が伝わる神社です。

ご由緒

昔(和銅年間708年~715年)国司が湖であった地(現在の甲府盆地)を平地にすることを朝廷に奏上し、大己貴命にも祈願して盆地の南側を切り開き湖の水を富士川へ落とし盆地一帯を水田化し、大己貴命を勧請したのがはじまりと伝えられている。
当時は黒戸奈神社と称していたが、朝廷より穴切大明神の神号を賜った。

山梨県では「湖水伝説」の他に、湖だった地を神仏の力により開拓されたという「蹴裂伝説」も多く残されているそうだ!

御祭神の凄い御神徳(ご利益)

3柱の御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなびこなのみこと)
素戔嗚命(すさのおのみこと)

有名な3柱の御祭神!それぞれたくさんの御神徳がありますが、穴切大神社での御神徳(ご利益)をご紹介していきます。

素戔嗚命は縁切りの神様!
素戔嗚命といえば、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した伝説が有名だが、このことにより悪いムシ(悪縁・悪心)を断つという御神徳があると伝えられています。
縁を切りたい人・自身の心の中にいる悪い心を断つことができます。

大己貴命・少彦名命は縁結びの神様!
2神は縁結びの凄い御神徳があることで有名です。

悪い縁を断ち切ってから良い縁(縁結び)に導いていただけることって凄いことなのです。

そして八咫烏のご利益についても気になると思いますが、この後境内の見どころで記録してありますのでお見逃しなく!

穴切大神社!境内の様子(見どころ)

境内は広くないのですが、参拝前の情報として見逃せない見どころも記録してあります。

入り口となる鳥居と随神門

入り口となる鳥居はこちら↓

入り口となる鳥居正面の風景

入口はこじんまり?とした感じですが、鳥居をくぐって先に進んで行くと凄い随神門が!

随神門と狛犬の風景

立派な狛犬さんの先に歴史を感じる随神門があります。

寛政6年(1794年)建立!

江戸時代後期の楼門建築としては価値が高く甲府市の指定有形文化財です。

彫刻が美しい二層の楼門なので、ゆっくり見てくださいね。

社殿までの参道(八咫烏のご利益)

楼門をくぐった右手には手水舎があります。

手水舎の風景

龍の口から水が出るのですが、参拝時はコロナ対策のため水が出ていませんでした。
(参拝時に使用できるようなら、身を清めてから先に進みましょう!)

その隣には小さなサッカーゴールがありますよ。(参拝時はここにありました)

小さなサッカーゴールがある様子

何でサッカーゴールが?と思いますよね。

穴切大神社の神使いは八咫烏ですが、八咫烏は日本サッカー協会(JFA)のシンボルマークでサッカーの守護神なのです。

参拝前に確認した情報では子供が楽しむサッカーゴールのようでしたが、参拝した時にはゴールした場所でご利益が違うようです。(設置場所の変更があるかも?)

このサッカーゴールは宮司さんが設置し評判となり、テレビ番組「なるほど珍百景」でも紹介され話題となったそうだ!

八咫烏のご利益が凄いことを知っていますか?

八咫烏は道に迷った人を導いてくださる鳥(神使い)、人生の闇に悩んだ人を希望の世界に導く霊鳥として信仰されています。

ちなみに、八咫烏には3本の足がありますが、太陽の化身として「天・地・人」をあらわしているのです。

隣には歴史を感じる立派な神楽殿があります。

立派な神楽殿の風景

春の例大祭では神楽・秋の例大祭では雅楽の演奏が奉納されます。

参道の左手には御朱印をいただける社務所があります。

社務所の風景

新しい感じの社殿

あれっ随神門と違って新しい感じの拝殿です。

社殿正面の風景

昭和37年(1962年)鉄筋コンクリート造りに改築されています。

拝殿の裏には本殿があるのですが・・・

改修工事中の本殿の様子

残念、改修工事かな?覆われていて見えませんでした。

一問社流造で檜皮葺(ひわだぶき)の屋根の本殿は桃山時代に再興されており、国の重要文化財です。

本殿の裏には石柱があり、昔は御神体として崇敬されていたそうです。

境内奥の境内社のご紹介

拝殿の右手(神楽殿の奥)に境内社が並んでいるので手前から順番にご紹介していきます。

神明社

神明社社号標からの風景

「お伊勢様をまつる」と記されています。
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)

学業成就の天神社

天神社と撫で牛の風景

御祭神:菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

あらっ!こんなに小さくて可愛い撫で牛さんを見たのははじめてかも?
向上心のある人は可愛い撫で牛を撫でましょう。

隣には俳句が刻まれた石碑があります。

妙義社だと思われる?

妙義社だと思われる社の風景

境内には詳細不明な祠が存在しており、妙義社だと推測される資料があるので妙義社と推測した社です。

道祖神社(道祖神)

道祖神社正面の風景

御祭神:猿田彦神
導きの神様で、良い方に導いてくださいます。
交通安全の守り神です。

隣には塩釜神社と稲荷社が並んでいます。

塩釜神社と稲荷社が並んでいる風景

右手:塩釜神社
御祭神
塩土老翁神(しおつちおじのかみ)
経津主神(ふつぬしのかみ)
武甕槌神(たけみかづちのかみ)
安産守護や海の幸(海上安全)などのご利益があります。

左手:稲荷社(正一位稲荷大明神)
御祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
大宮能売神(おおみやのめのかみ)
普通の稲荷社より「正一位」なのでご利益が凄いかも!

穴切大神社の基本情報・アクセス・駐車場

住所:山梨県甲府市宝2-8-5
お問い合わせ先:055-222-3852

電車の場合
JR中央線「甲府駅」より徒歩約20分

車の場合
中央自動車道「甲府昭和インター」より約15分

無料駐車場は参道の両脇にあります。

駐車場への案内図

鳥居を通り右手の狛犬さんの右側の奥に行くように案内がありました。

最後に

実は穴切大神社は難逃れの神社としても有名で「戦乱・震災・戦争」などから無傷で残っていた神社として崇敬を集めていたそうだ!

それを考えると、ご紹介したご利益より幅広いご利益を授かることができる神社ということになりますね。

近くには御朱印の朱印で押されていた武田信玄公を祀る武田神社がありますので、ご利益が凄い神社として武田神社にも行かれることをおすすめします。

詳しい情報はこちら↓

一の鳥居 「武田神社」武田信玄の御朱印が人気!凄いご利益と見どころ(信玄公ゆかりの地)

車だと約10分です。

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