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富士山下宮「小室浅間神社」の御朱印情報!なぜかレンコンの朱印が(謎)

拝殿

山梨県富士吉田市に鎮座する「小室浅間神社(おむろせんげんじんじゃ)に御朱印をいただきに行ってきました。

御朱印が人気の小室浅間神社では、何と!神馬が飼育されていました。

参拝前の参考になるように、御朱印情報・由来やご利益・境内の見どころなどをご紹介していきます。

小室浅間神社の御朱印情報

小室浅間神社では通常3種類の御朱印をいただくことができます。
(参拝時の初穂料)

  • 小室浅間神社の通常御朱印:直書き300円
  • 小室浅間神社の月替り御朱印(季節限定):直書き500円
  • 大塔宮の御朱印:直書き300円

限定御朱印の初穂料が500円の場合もあり、今回月替り御朱印は片面御朱印の他に見開き御朱印(初穂料:1,000円)もありました。

私が今回いただいた御朱印はこちら↓

小室浅間神社の月替り御朱印(季節限定)

月替り御朱印

初穂料:直書き500円

中央の上に押されている朱印は神紋の「大和八重桜」です。

いつもなら通常御朱印をいただくのですが、奉拝の下にあるスタンプが気になった!
(レンコンだよね?)

なぜレンコン?(謎)
聞くタイミングを逃して・・・今も謎です。

御朱印帳は御祭神が御神馬に乗っているデザインで、6色あります。

御朱印をいただける場所:参道左手にある授与所
御朱印をいただける時間帯:9:00~17:00頃まで

小室浅間神社について

ご由緒

延暦12年(793年)征夷大将軍「坂上田村麻呂」が、富士山に戦勝祈願をこの地でして勝利を収めた。
大同2年(807年)社殿を創建し富士北麓の総鎮守として祀られたのがはじまりと伝えられている。
(境内ご由緒書きより一部抜粋)

社名の由来

古い記録では「宮」とだけ記され地域の守り神様として富士北麓の人々に信仰されていた。
その後、富士北麓近隣に多くの浅間神社が祀られるようになり、なかでも富士山から下手にあったので「下ノ宮(しものみや)」となり「下宮浅間(しもみやせんげん)」や「富士山下宮(ふじさんしもみや)」と名称が定まり下宮さん(しもみやさん)と地域に親しまれていた。
そして、明治時代に「小室浅間神社」と改称した。

小室浅間神社の御祭神と御神徳(ご利益)

御祭神:木花咲耶姫命

個人的に富士山・浅間神社といったら木花咲耶姫命ですよね。

神社によって神様の御神徳(ご利益)が微妙に違ったりすることを知っていますか?

小室浅間神社での木花咲耶姫命の御神徳(ご利益)

・五穀豊穣
・縁結び(人・職・仕事・恋愛・人生など)
・家庭円満
・子供の守護(子授け・安産・子育てなど)
・商売繫盛(農業・機織など)
・五穀豊穣
・病気平癒
・厄除け
など

小室浅間神社!境内の様子(見どころ)

雪が残る境内の様子!
参拝前の参考になるように記録してあります。

3つの鳥居と参道

こちら↓が境内正面の最初にある鳥居です。

一の鳥居正面の風景

大きな鳥居は銅製の鳥居かな?
あっ!扁額ではなく中央に神紋の桜になっていますよ。(お見逃しなく)

鳥居をくぐり参道を進んで行くと右手に「縁結びの御神木」があります。

縁結びの御神木ハートのコブ

幹にハート型のコブがありハートの御神木とも呼ばれ、ご利益は凄いらしい!
(センスない撮り方でハートに見えないけど何となくハートです)

先に進むと右手に「荒田八幡宮」があります。

荒田八幡宮

立派な境内社です。

その先には可愛らしいポーズの狛犬さん!

左の狛犬
右の狛犬

あっ!雪で隠れているけど左手の狛犬さんも2匹います。

右手の奥に見える社は安産の神・家内繁栄「水天宮」です。

参道に橋があります。

朱塗りの橋がかかる風景

浅間橋!そしてその先には2番目の鳥居が見えていますね。

橋を渡りきると鳥居までに車が通る道があるのでご注意くださいませ。

そしてその道の右手の先にも鳥居があります。

境内横にある鳥居

一度鳥居をくぐり正面から見上げて撮った画像で扁額には小室淺間神社と記されています。

鳥居の先の道にある四角は車で、その辺が駐車場出入り口になります。

境内入り口となる鳥居から社殿へ

先ほど浅間橋の画像でチラッと見えていた2番目の鳥居がこちら↓

二の鳥居正面の風景

朱塗りの立派な鳥居!扁額には小室淺間神社と記されています。

左手には迫力ある龍がいる手水舎があるので、身を清めてから先に進みましょう。

あっ!手水舎の奥には溶岩樹形を利用した古祠があるのでお見逃しなく!

岩の祠

そして右手には「神馬社」がありますよ。

神馬社正面の風景

御祭神の乗り物である神馬と馬の御霊を祀る。

木製の白い神馬がいますが、何と!ちゃんと神馬が飼育されているというので行ってみました。

神馬社の右手に駐車場があるのですが、その奥に神馬が飼育されているという神馬舎があります。

神馬舎の風景

古来より馬の産地であった甲斐国(現在の山梨県)は山の斜面と溶岩の岩盤地帯であり、農耕や荷駄で必要な生活を支えていた「馬」が神使とされていた!

残念ながら、雪が残っているからか?参拝時間のせいなのか?神馬にあえなく、一緒に飼育されているポニーの姿もありませんでした。

さて、神馬社の奥には見逃せない境内社が並んでいるので記録しておきます。

まずは室宮恵比寿神社

室宮恵比寿神社

御祭神はもちろん恵比寿様です。

左隣には日枝社

日枝社

御祭神:大山咋神
神使いである三猿の像が可愛くてアップ画像になってしまいました。

そして左手には五社神社

五社神社

(大神社・山神社・天王社・稲荷社・天神社)
御祭神:天照大御神・大山祇尊・須佐之男尊・大己貴尊・少彦名尊・倉稲魂尊・菅原道真命

参道に戻るとこれまた見逃せない猿田彦大神が祀られている石碑があります。

猿田彦大神が祀られている石碑

あれっ?猿田彦大神は天狗として知られており御神木などの近くに石碑や祠があるイメージだったのですが、近くの木から見守ってくださっているのかもしれませんね。

そして左手には御朱印をいただける授与所があります。

威厳を感じる社殿とその奥を見逃すな!

こちらが社殿

社殿正面の風景

社殿は宝暦7年(1757年)に造営がはじまり10年かけて再建されたそうです。
(山梨県で最大規模の一問社本殿です)

拝殿には細かい装飾が刻まれています。

あっ!拝殿の前にいる狛犬さんが個性的なのでお見逃しなく!

さて、社殿の右手奥には見逃せないスポットがありますよ。

まずは、大塔宮(だいとうのみや)古蹟の柱の御神木

柱の御神木

御神木のまわりには雛鶴社・大塔宮社・首塚があります。

後醍醐天皇の第三皇子である大塔宮(護良親王)の首級が埋められていると伝えられています。

柱の御神木は推定年齢700年以上の老樹で、葉がハートに似た形で4月には赤い花が咲くそうだ!

「愛染かつら」という映画で「縁結びの霊木」として有名になり、この柱の御神木も例外ではなくハートに似た形の葉を持っているとご利益(良縁)があると伝えられています。

残念ながらその他、雪が積もっていてこれより先に行ける道がない!

社殿右手奥の風景

赤い橋(かつら橋)がありますが御神池にかかる橋で池の端に御神水があります。

境内の地下から汲み上げた御神水

水質検査でバナジウムを含む非常に良質なお水です。
お水取りは自由にできるが、水源維持のため「お気持ちの奉納」の協力をお願いしますとの事です。

あっ!画像の奥に見えている建物は神楽殿です。

小室浅間神社の基本情報

住所:山梨県富士吉田市下吉田3-32-18
お問い合わせ先:0555-22-1025

電車の場合
富士急行線「下吉田駅」より徒歩約5分

車の場合
無料駐車場あり

最後に

山梨県には浅間神社がたくさんあります。

今回ご紹介した山梨県富士吉田市に鎮座する小室浅間神社は絶対に行った方がよいと思える神社です。

境内の見どころなど参拝前の参考にしてくださいませ!