古墳の上にひっそりと鎮座する「勝呂神社(すぐろじんじゃ)」にトンボの朱印が押された素敵な御朱印をいただきに行って来ました。
しかし残念ながら社務所はお休みで閉まっていました。
そんな時の御朱印情報や境内の様子、もちろん由来や凄いご利益まで記録してあります。
楽しみにしていた2回目の参拝も追記
勝呂神社のトンボ御朱印
今回いただいた御朱印はこちら↓
(書置き300円)
トンボの朱印が押されていますが、この後ご紹介する勝呂神社のご利益にピッタリ!
大きなトンボの色が素敵ですね。
トンボの色やデザインは期間的なのか?変わるようです。
以前に「奉拝」ではなく「登拝」と書かれてあり、御祭神「菊理姫命」が山の神(白山大神)だから?とか、 古墳をのぼるから?とか聞いたことがあるのですが・・・?
社務所はお休みでカーテンがされていますが、御朱印と疫病退散御守(1体500円)が置かれています。
実は勝呂神社で管理している坂戸神社の書置き御朱印もいただくことができます。
坂戸神社の情報は最後の方(基本情報欄)でサイトをご紹介しております。
通常時間帯:9:00~15:00頃まで
御朱印がある場所:参道途中右手にある赤い鳥居の先に社務所があります。
鳥居を出る(境内から出る)珍しい場所に社務所があります。
基本的に勝呂神社の御朱印は書き置き対応で、宮司さんがいらっしゃる時は直書きなのか?参拝日を入れていただけるようです?
次に行った時は宮司さんに色々と聞いてみたいと思います。
2回目の参拝はお正月の御朱印
2023年1月3日に御朱印をいただきに行ってきました。
社務所が開いています。
色々聞きたいことがあるからな~!と社務所でまずは「御朱印をいただけますか?」と尋ねたら・・・
「御朱印はそちらです」といって後ろの人と話をはじめた。
画像だと社務所の右横のテントの下の机の上に書置き御朱印が置かれていました。
お正月には社務所が開いているようですが、書置き対応のみで日付も自分で書くスタイルのようです。
2回目の参拝でいただいた御朱印はこちら↓
(書置き300円)
勝呂神社の御朱印は書置きといっても印刷御朱印ではなく、1枚1枚直書きした御朱印が置かれているので、よく見ると1枚1枚が違う御朱印です。(嬉しいですね)
社務所でお話を聞けるのを楽しみに行ったのですが、小心者にはもう一度声がけができる雰囲気ではなかったので何も聞けなかった。(涙)
勝呂神社について
ここで少し勝呂神社の由来と御祭神について記録しておきます。
第65代花山天皇の御代、寛和2年(986年)加賀一ノ宮「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」の御霊を勧請し創建したと伝えられている。
主祭神
・菊理姫命(きくりひめのみこと)
・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・伊邪那美命(いざなみのみこと)
主祭神の菊理姫命は別名「白山比咩大神」といい「はくさんさま」とも呼ばれ親しまれています。
配神
・建渟河別命(たけぬなかわわけのみこと)
・豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)
勝呂神社の凄いご利益
主祭神や配神のご利益が凄いので参拝前に覚えておきましょう。
縁結びの神様
勝呂神社の主祭神である菊理姫命は伊邪那岐命と伊邪那美命(夫婦神)が言い争いをしたときに仲をとりなしたとされる神様です。
「仲裁・仲直り・縁結び」の神様として信仰され、「夫婦和合・子受け・安産・子育て」さらに「病気平癒」など特に女性守護のご利益があります。
配神である建渟河別命は、東夷を平定した東海道将軍であり勝負運の霊験あらたか「強い神様・勝負の神様」として信仰を集めています。
そしてトンボを御朱印の朱印で押していますが、勝運絵馬や拝殿正面の上の方にも↓これ
トンボの・・・なんだこれは?飾られています。
トンボは前進しかしないことから「戦に背を向けない!」信念を持ち何事にも屈しない(諦めない)とされる勝ち虫なのです。
勝運や幸運を運ぶ!といわれており「勝運(勝負運)・金運・恋愛運」などの開運効果があります。
御朱印といえば、奉拝の文字の下に代表的なご利益について押されていましたね。
・開運招来
・良縁拝受
勝呂神社!境内の様子(見どころ)
およそ1500年前に築かれた古墳の上(高さ約4メートル)に鎮座する勝呂神社!境内の見どころを見逃さないようにご紹介していきますよ!
一の鳥居と参道の様子
一の鳥居です。
分かりづらいが扁額には勝呂神社と記されており歴史を感じます。しめ縄は秋になり、もう少しで新しくなる感じですね。
参道を進み少し階段をのぼった右手に神楽殿!
左手に手水舎があります。
手水舎にもしめ縄がありますね。
手水鉢は新しくなった感じで緑色の若い龍から水が出ております。
手水舎の奥には納札箱があります。
気が付きましたでしょうか?
赤い鳥居が写っていますが、参道途中の左右に赤い鳥居があります。
古墳をのぼって拝殿へ
ゾクゾクするような雰囲気!
階段をのぼる前の左右に境内社がありますよ。
ちなみに2回目の参拝時の様子がこちら↓
お正月は超ゾクゾクする雰囲気です。
左側
八幡社と金守稲荷社
右側
勝實稲荷社
階段をのぼり古墳上にある拝殿に参拝!
配神である建渟河別命も古墳上に鎮座しております。
第10代崇神天皇の御代、東海道将軍として派遣された「建渟河別命」が東夷平定にあたりこの地を本拠に活躍をした。
その後再び来住し村人たちの文化を高めた。
そして約1500年前村人たちは広大な陵墓(りょうぼ)を築き、建渟河別命を東海鎮護の神として奉斎した。
何と!勝呂神社では珍しい参拝方法があるのです。
普通は拝殿の前(表)で参拝するが、表があれば裏もある!
心の疲れ(ストレスなど愚痴)人に言えないことを神様の背中にそっとささやく参拝方法です。
拝殿の裏といっても本殿の裏が神様に一番近い場所なので本殿裏に行き手を合わせて神様に聞いていただき心をリセットする。
裏参りを他の神社で聞いたことがありませんが、色々聞いていただきたくなる雰囲気!と思いきや、ある意味内緒話をするのにちょうど良い雰囲気です。
あれっ!前回来た時もあったかな?
唱えことばもあります。
「とおかみえみため」意味は分かりませんが、唱えるのです!
(この事も聞きたかったな)
社殿まわりの見どころ
参拝が済んだら社殿まわりを巡ってみましょう。
何やらまわり方があるようです。
男路は左まわり・女路は右まわり!私はとりあえず女なので右手から社殿を一周する感じで見どころをご紹介していきます。
(現在はコロナ対策のためか?男路の左まわり一方通行です)
まずはこちらの境内社
天満天神社
あっ!龍の置物が・・・持っています。
様々な願いを叶える宝珠(ほうじゅ)
これは参拝せねば!
奥に進んで行くと勝運霊石があります。(お見逃しなく!)
建渟河別命の古墳の一部(主墳部)にあたる石が勝運霊石(勝石)と呼ばれています。
建渟河別命の強い御神威の宿る勝運霊石を勝負事(試験・スポーツ・病気など)の前に撫でるとお力(勝運)をいただけるとか!
まずは、己に打ち勝つ強い精神力を得ることが大切ですよ!
さて本殿の裏を通り左側に行くと境内社が並んでいます。
三峯神社
熊野神社・箭弓稲荷神社・氷川神社
社殿まわりを一周しましたが、階段をのぼった右手に「富士見位置」があり、運が良ければ綺麗な富士山を見ることができるそうなのでお見逃しなく!
ちなみに私は運がなかった(残念)
2回目の参拝で運が来た!
綺麗な富士山が拝めました。(あの鉄塔がなかったらな~)
勝呂神社の基本情報・アクセス
住所:埼玉県坂戸市石井226
お問い合わせ先:049-281-0653
電車の場合
東武東上線「若葉駅」北口より東武バス八幡団地行き「勝呂小学校入口」下車、徒歩約5分
東武東上線「北坂戸駅」より徒歩約40分
車の場合
圏央道「坂戸インター」より約15分
関越自動車道「鶴ヶ島インター」より約20分
無料駐車場あり
鳥居の隣から入る感じです。
カーナビ検索の場合、狭い道を案内してしまうので「坂戸市立勝呂福祉作業所」とセットすると、約200メートルで勝呂神社駐車場に着くそうです。
一緒に御朱印をいただける坂戸神社について参考になるサイトはこちら↓
埼玉県坂戸市「坂戸神社」無人の神社だが御朱印あるよ!願いが叶うか?占い石最後に
勝呂神社をご紹介しましたが、今回は社務所が閉まっていて宮司さん?にお会いできなかったのが残念!
何でも勝呂神社の宮司さんのお話は「ためになる素晴らしいお話」といわれています。
私自身も聞きたいことがあるし・・・次はお会いしたいと思っています。
その時は追記しますね。
さぁっ勝呂神社の開運パワーを授かりに行きましょう!
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私も御朱印巡りの参考にしている本です。
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