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「太平山神社」の御朱印!ご利益凄い境内までの階段が辛い!

拝殿の正面アップの風景

栃木市の太平山山頂付近に鎮座する「太平山神社(おおひらさんじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。

何と!戦国時代、上杉謙信が太平山から関東を望んだと伝えられており、関東平野を一望できる場所に鎮座しているのです。

パワースポットともいわれるご利益ポイントの多い神社です。

まずは御朱印情報・太平山神社について・境内の見どころをご紹介していきますが、駐車場情報もお見逃しなく!

太平山神社の御朱印

今回いただいた御朱印はこちら↓

通常御朱印(2種類)

通常御朱印

初穂料:直書き500円

朱印が綺麗に押されていないのが残念!

参拝時の通常御朱印

初穂料:直書き1,000円

神社名の墨書きのバランスが素敵!(感謝)
こちらの御朱印は時期的に変わるかもしれません。

期間限定の御朱印もありますよ。

  • お正月
  • 桜まつり(4月頃)
  • あじさいまつり(6月~7月頃)
  • えびすだいこくまつり(11月中旬~下旬頃)

そして御朱印帳購入した人限定の御朱印もあります。

初穂料2,500円の御朱印帳を購入すると、500円の通常御朱印と2種類の限定御朱印を直書きしてくださいます。

御朱印をいただける時間帯:9:00~16:30
御朱印をいただける場所:社殿左手の社務所

あくまでも私が参拝した時の御朱印情報なので、デザインが変わっていたり新たに登場した御朱印があるかもしれません!

太平山神社について

古文書によると、太平山神社は垂仁天皇の御代、大物主神(おおものぬしのかみ)・天目一大神(あめのまひとつのおおかみ)が三輪山(現在の太平山)に鎮座したのがはじまりと伝えられています。

太平山開山記によると、「円仁(慈覚大師)は何年にもわたり太平山への入山を拒否していたが、淳和天皇の御代、天長4年(827年)天皇の勅額を奉じることで入山を果たした」とあり、「太平山神社」という社号は「天下太平を祈る社」として勅額とともに淳和天皇から賜った。

昔から「天下太平を祈る社」として信仰され、多くの人々の心を支え続けてきた。

いただいた「太平山神社略記」より一部抜粋

御祭神
瓊瓊杵命(ににぎのみこと)
天照皇大御神(あまてらすすおおみかみ)
豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)

太平山神社の気になるご利益

3柱の御祭神の最強ご利益は「家内安全」
しかしかなり幅広い意味でのご利益のようだ!

「天下太平を祈る社」として信仰されている太平山神社は、家内の安全を守護し商業の繁栄を導き人々の生活を守護する神様!

そして古来より縁結びの神様としても信仰されており、境内の色々な所にハートマークが隠されていて多く見つけて参拝する方が縁結びのご利益を授かれるとか・・・?

そしてこの後ご紹介する社殿の横に並ぶ境内社のご利益も凄い!

自分にとって本当に必要なご利益を授かるために参拝する人が多い神社のような気がします。

ご利益を含めて境内社をご紹介しているのでお見逃しなく!

太平山神社!境内の見どころ(ご利益ポイント)

太平山神社の境内には社殿の近くにご利益ポイントの境内社がずらりと並んでいるので、参拝前の参考になるように知っておきたい情報も記録しています。

境内への入り口は2ヵ所

社殿の正面にあるから表参道?からの入り口と、境内横にある神社に最も近い駐車場(太平山神社前駐車場)から神社に向かう2ヵ所!

太平山神社前駐車場といっても神社の横から入る感じなのですが、鳥居があります。

境内横にある鳥居の風景

今回こちらの駐車場に車を止めてしまったので、鳥居をくぐり坂道を進んで行くと社殿の手前に境内社がずらりと並んでいるので先にご紹介していきます。

社殿の横に並ぶ境内社(ご利益ポイント)

社殿正面からみると、右手の端から順番にご紹介していきます。

拝殿に参拝後、ご自身が気にしていることがある境内社のご利益も授かりましょう!

右端には2社並んでいるので右手から・・・

2社並ぶ境内社の風景

八幡神社
誉田別尊(ほむだわけのみこと)
比売神(ひめがみ)
神功皇后(じんぐうこうごう)
ご利益:文明の発展をお護り!武運の守護・勝負運の守護

愛宕神社
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)
ご利益:火防・盗難を守護

8社が連なる社の右手から・・・

8社が連なる社の風景

浅間神社
木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)
ご利益:延命長寿

織姫神社
機織媛命(おりはたひめのみこと)
ご利益:産業(衣料関係)の安全と発展

大杉神社
大杉之神(おおすぎのかみ)
ご利益:病魔を祓い清める神様

天満宮
菅原道真(すがわらのみちざね)
ご利益:学問成就・雷除け・豊作

上宮神社
聖徳太子(しょうとくたいし)
ご利益:建築・工匠の安全

厳島神社
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たきつひめのみこと)
ご利益:水神様として信仰されている

稲荷神社
保食神(うけもちのかみ)
大宜都比売神(おおげつひめのかみ)
ご利益:衣食住の安全

皇大神宮
伊勢神宮の神様
ご利益:家庭や地域の安産と発展

すぐ隣には足尾神社

足尾神社

日本武尊(やまとたけるのみこと)
ご利益:足腰健康

子供の足形用の絵馬があり足腰の不安のないようにお参り!
足のケガや病気を祈願し治った人は新しい履き物を奉納して今後の足腰健康をお願いするっそうだが、下駄が奉納されていますね。(気になる人は社務所で聞いてください)

社の右手にある千羽鶴?絵馬に書かれていることは勝手に見ないようにしているので分かりませんが・・・

何か・・・自分の足で歩けていることに感謝!

三輪神社

三輪神社

大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
大己貴大神(おおなむちのおおかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
ご利益:縁結び・地鎮祭の神様

隣にある石灯籠が凄い!
諸願成就の一本石灯籠」との事、えっ灯籠に参拝するか?
灯籠の隣に小石の投げ方など注意書きがあるのでお試しください。

太平山稲荷神社(太平稲荷・蔵稲荷・伏見稲荷)

太平山稲荷神社


豊宇気毘売神(とようけひめのかみ)
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
ご利益:農耕殖産・商家安全など商売繁昌

星宮神社

星宮神社

磐裂根裂神(いわさくねさくのかみ)
天之加々背男命(あめのかがせおのみこと)
ご利益:天海水木土火金地など森羅万象(しんらばんしょう)の神々

さらに社の左右に2社祀られています。

右手には子易神社(こやすじんじゃ)
木花開那姫命(このはなさくやひめのみこと)
ご利益:子受・安産・女性守護

左手には天満宮・文章学社(もんじょうがくしゃ)
天満宮には菅原道真公
ご利益:学問成就・雷除け・農作
文章学社には菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)
ご利益:芸能上達守護

珍しいお寺のお堂のような造りの社は神仏習合の名残だそうだ!

最期の社殿隣の2社は一緒の画像

社殿隣の境内社2社が並ぶ風景

右手から・・・

福神社
天之受売命(あめのうずめのみこと)
お利益:主に芸能
恵比須神(えびすのかみ)
ご利益:生産・販売など商売繁盛
大国主命(おおくにぬしのみこと)
ご利益:経営・開拓・医薬・縁結び・五穀豊作
4月19日に太太神楽が奉納されます。

交通安全神社(社殿に一番近い境内社です)
御祭神:猿田彦命(さるたひこのみこと)
ご利益:交通安全
「交通安全神社」という名の神社は全国でも珍しいそうです。

あっ見逃したらアカン!

福神社の右手奥に蛇神社

蛇神社

奥にひっそりと鎮座する小さな社なので見逃しやすい!
水神様
ご利益:金運守護

金運守護(金運アップ)のご利益は見逃したらアカン!

太平山神社だとアピール凄い社殿前

まずは社殿の前方にある手水舎で身を清めてから参拝しましょうね!

社殿正面の風景

社殿の前には「なで石」があります。

この石を撫でると災厄を祓い霊験を得ることができると伝えられています。

こちらの狛犬さんには角が生えていますよ。

拝殿前には奉納された扁額と提灯が凄いです。

参拝前にはさすがに大丈夫だと思いますが、画像を振り返ったとき「どこの神社だっけ?」ってもし忘れても大丈夫なぐらい太平山神社だと分かりますね。

大きな鈴が3つありますが今回は鳴らせなくて残念!

さて、社殿を振り返ると手水舎の横に階段があります。

くだっている階段の風景

こちらが社殿正面にある参道になります。(この後ご紹介)

忘れずに境内からの景色も楽しんでくださいね。

辛すぎる階段(あじさい坂)

社殿の正面にある参道なので表参道かな?階段をおりた先に入り口となる鳥居があるかも!
と、思って階段をくだってしまった!

先にお伝えしますが、階段をくだって行くと随神門があります。

しかし、道を渡った先にも階段が続いているので、この先に鳥居がありそうな予感!
と、思って階段をくだってしまった!(なぜ随神門までにしておかなかったのか!)

ということで、ここからは参道の入り口となる鳥居から心の呟きを含めてご紹介していきます。

表参道入り口となる鳥居

表参道入り口の鳥居の風景

この場所におりてくるまでに鳥居がいくつかありましたが、あじさい坂のスタート地点の手前にあるし、社号標もあるので入り口となる鳥居だと思われる。

(やっと着いた!長い階段だったがまだ元気)

鳥居をくぐり少し進むとあじさい坂の看板があります。

あじさい坂と記された看板がある風景

表参道には約1,000段の階段の両脇に2500株の色々なあじさいが植えられており「あじさい坂」といわれている人気の観光スポット!毎年6月下旬から7月上旬頃?見頃の時期には多くに観光客でにぎわすそうだ。

あっ!左手には明治38年(1905年)建立の六角堂があります。
御朱印もあるようなので、必要な人はお寺用の御朱印帳を持って行った方がよいです。

さて階段をのぼって行きますよ。

すぐに2番目の鳥居がありますが、階段は果てしなく(本当に果てしなく)続く。

鳥居の先にも階段が続く風景

銭洗弁財天を発見!

何と!2番目の鳥居を過ぎて少し行くと銭洗弁財天が右手にありました。

銭洗弁財天入り口の風景

(銭を洗わねば!)

鳥居をくぐると洞窟がありました。

ちょっと怖い洞窟の風景

窟神社・銭洗弁財天

洞窟よりパワーをいただけ、金運・技芸・良縁のパワースポットです。

参拝して洞窟の正面にある銭洗い場で銭を洗いました。

銭を洗っている様子

洞窟周辺には手作りの白蛇がいて・・・天気の悪い日や薄暗くなってからだと怖い!

何だろ?洞窟からのパワーを感じる。

さて参道に戻り階段をのぼって行きますよ。

3番目の鳥居が気になる

鳥居の扁額は松平定信が書いたと伝えられているそうだ!

3番目の鳥居の扁額

しかし、太平山神社に向かう階段とはちょっと違う向き、近くに手水舎もありました。

昔はこの鳥居の先に参道が続いていたのかもしれません?

そして右手にそれて今までとは違った明らかに普通の階段に・・・

(すでに体力の限界!一度階段をおりて・・・のぼっているのだから・・・酸素足りね~)

酸素を取り入れるため深呼吸の休憩をしながら階段をのぼって行く。

この辺りから夫婦の会話はなし!

というか、私だけ必死!(とにかく話しかけるなオーラ出しまくった)

(何で随神門までにしといて「その下にも階段が続いていますよ~」って感じのブログ記事でいいや!とか思わなかったんだろう?)

(駐車場までたどり着けないかも!酸素足りね~)

随神門が・・・

酸素を取り入れるため休憩しながら随神門までたどり着きました。

随神門の画像

何だ!この画像は・・・

申し訳ありません!この画像は階段をくだる前にちょっと取った写真で、のぼって来た時にもう一度写真を撮るつもりだったのですが・・・

私(ブログ管理者)の体力の限界をとっくに過ぎており、何も考えずに立ち止まることなく駐車場に向かってしまった!

「随神門」
太平山神社の神門!享保8年(1723年)徳川8代将軍「吉宗公」が建築されたそうだ。

表(正面)には左大臣と右大臣、裏には江戸時代まで社寺だった名残で仁王像が配しています。

えっ!まったく気が付かないで通ってしまったが・・・
天井に龍の絵が描かれているそうだ!

実は随神門をくぐったらすぐに境内に行けるのではなく、この先も鳥居がありかなり階段をのぼらないとたどり着けないので覚悟してくださいね。

でもね!随神門をくぐった両脇にいる狛犬さんでホッコリしてね。

太平山神社の奥宮を忘れるな!

奥宮の入り口は8社が連なる境内社の右手奥に看板があります。

奥宮の入り口

奥宮までは5分!階段と穏やかな坂が続く参道です。

太平山神社奥宮(劔宮・武治宮)
天目一大神(あめのまひとつのおおかみ)
ご利益:天下太平・製鉄関係などの産業の発展・諸願成就

太平山神社で最もパワーが強いとされる奥宮を参拝せねば!

しか~し!

先ほどご紹介した表参道の階段の往復で、あと5分(往復だと10分だな)の体力がなかった!(涙)

(なぜ奥宮の参拝を先にしなかったんだろう!と後悔)

太平山神社の基本情報・アクセス・駐車場

住所:栃木県栃木市平井町659
お問い合わせ先:0282-22-0227

電車の場合
JR東日本両毛線・東武鉄道日光線「栃木駅」よりバスを利用

車の場合
東北自動車道「栃木インター」より約15分
東北自動車道「佐野藤岡インター」より約30分

無料駐車場あり

  • 太平山神社前駐車場(トイレあり)
    太平山神社前駐車場は境内の横から入る感じで神社に最も近い駐車場です。(約10台分)
  • 太平山神社随神門脇駐車場
    随神門から境内に行くまでにも結構階段があります。(約5台分)
  • あじさい坂駐車場(トイレあり)
    約1,000段の階段を往復する体力が必要です。(あじさいシーズンは有料)
  • 大曲駐車場(トイレあり)
    微妙な位置にある駐車場で山道の階段をのぼります。

駐車場の位置はGoogleマップなら上記の名前で入力しても確認できます。

最後に

太平山神社はご利益ポイントが多い神社で、昔から人々に信仰されているのが分かるとても良い雰囲気の神社でしたよ。

ただ、表参道の階段の往復は辛すぎた!

もし両脇に綺麗なあじさいが咲いていたら気持ち的に違ったのではないか?と思います。

足腰・体力に自信のある人は表参道から階段をのぼり、奥宮にも参拝して戻って来るルートがおすすめです。

あじさいの時期はもちろん、太平山は桜の名所でもあり紅葉も楽しめますよ。