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日光二荒山神社中宮祠の御朱印と境内の見どころ!奥宮へは登山装備が必要

唐門正面の風景

下野国一之宮「日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)」

日光で有名な中禅寺湖のほとり(日光国立公園の中心)に鎮座する神社です。

日光二荒山神社中宮祠の御朱印情報と境内の見どころを伝えしていきますが、その中に「奥宮の御朱印」があります。

しかし、登山の経験かその覚悟がないと奥宮までたどりつけないので、奥宮に参拝して御朱印をゲットしたい人の為に注意事項を最後に記録してあります。

まずは日光二荒山神社中宮祠について簡単にご紹介していきます。

日光二荒山神社中宮祠について!

日光二荒山神社中宮祠の拝殿正面の画像

日光市山内に「日光二荒山神社(本社)」が鎮座していますが、今回ご紹介するのは「日光二荒山神社中宮祠」です。

「中宮祠(ちゅうぐうし)」って何?と思いますよね!

中宮祠とは?

「本社と奥宮の中間の祠」という意味である。

日光二荒山神社中宮祠は、日光二荒山神社の中宮で奥宮男体山山頂への登拝口であり、奥日光の総鎮守です。

天応2年(782年)勝道上人が男体山登頂ののち延暦3年(784年)に建立。この時「中禅寺」も二荒山神社の神宮寺として創建された。当時は「男体中宮・男体権現・中禅寺権現」とも称されていました。

現在の社殿は元禄12年(1699年)に造営されたものです。

御祭神は親子3神(二荒山大神)

父:大己貴命(おおなむちのみこと)
母:田心姫命(たごりひめのみこと)
子:味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)

御祭神の御神徳

大己貴命(家内安全・開運・商売繁盛・良縁など)
田心姫命(子授け・安産・子育てなど)
味耜高彦根命(農業:漁業・交通の神様)

日光二荒山神社中宮祠の御朱印情報

初穂料はすべて500円です。

今回私がいただいた御朱印は通常御朱印だけです。

日光二荒山神社中宮祠の通常御朱印

今は疫病除け「アマビエ様」の朱印が押されています。

また、「幸の湖々畔」の朱印が押されていますが、明治天皇が中禅寺湖の事を「幸の湖(さちのうみ)」と名付けたそうです。

御朱印帳に直書きしていただける御朱印

  • 日光二荒山神社「中宮祠」
    通常御朱印になります。
  • 中宮祠「稲荷神社」
    唐門の手前左手に鎮座しております。五穀豊穣・商売繁盛などのご利益。
  • 中宮祠「七福神」
    中宮祠境内福めぐり!色々な場所に七福神の石像があります。
  • 霊峰「男体山」
    御神体山になります。

書置き対応の御朱印

  • 登拝「奥宮(おくのみや)」
    男体山山頂(標高2,486m)に鎮座
  • 登拝「滝尾神社(たきのおじんじゃ)」
    男体山八合目の鎖場跡に鎮座
  • 登拝「太郎山神社(たろうさんじんじゃ)」
    山頂御鉢の西端に鎮座
  • 日光湯元「温泉神社(おんせんじんじゃ)」
    日光湯元温泉の守り神!奥日光湯元温泉街に鎮座
  • 日本三名瀑「華厳神社(けごんじんじゃ)」
    華厳の滝鎮護!華厳の滝近くに鎮座

御神刀の御朱印(書置き対応)

  • 祢々切丸(ねねきりまる)
  • 日光一文字(にっこういちもんじ)

限定御朱印(書置き対応)

9月~10月は水神様の御朱印でした。定期的に限定御朱印がある様なので社務所に貼りだされているか確認してください。

日光二荒山神社中宮祠!境内の見どころ

日光二荒山神社中宮祠が鎮座している場所は中禅寺湖のほとり!

青空と中禅寺湖の風景

境内に入る前に振り向くと、中禅寺湖が綺麗に見える場所に鎮座しており、天気が良い日に訪れるとしばらく眺めていたくなります。

さて、境内の見逃せない見どころをご紹介していきます。

3つの鳥居

日光二荒山神社中宮祠には3つの大きな鳥居があります。

日光市内から120号線沿い中禅寺湖入り口の大鳥居

中禅寺湖の入り口にある朱色の大鳥居の風景

道がカーブしていて手前で止まるのは危険だったので、通り過ぎてからの画像になるので大鳥居の裏側です。

東参道入り口の東鳥居

東鳥居の風景

大鳥居をすぎてしばらくすると右手にあり駐車場もあります。

南参道入り口の浜鳥居 

中禅寺湖の前いある浜鳥居の風景

東鳥居をすぎてしばらくすると右手にあり駐車スペースが並んでいます

水神の碑

南参道入り口の浜鳥居の横にあります。

水神様が祀られている碑の風景

御祭神:水波能売神(みづはのめのかみ)
大正10年(1921年)中宮祠渡船組合が水神様への感謝の思いと湖上の安全を祈願し建立。

今回9月~10月の限定御朱印でした。

唐門と御神体山

階段の上にある唐門と男体山の風景

まだ新しい狛犬が出迎えてくれています。画像なんかより広々としたとても素晴らしい光景です。

あれっ御神体山の男体山は?と思いますよね!

木々の奥の雲のあたりです。

唐門の入り口上の彫刻は「鯉」が刻まれていましたよ。(たぶん鯉)

唐門の鯉の彫刻

山霊宮(やまのみや)

拝殿の左手に鎮座しています。

赤い鳥居と山霊宮の社の風景
山霊宮とは?

男体山など日光連山八峯に功績のあった人々の御霊をお祀りした御宮である。

男体山に鎮座する奥宮まで行かれる人は特に参拝した方がよいかもしれませんね。

御神木(いちいの木)

山霊宮の裏の方にあります。

そびえ立つ御神木の風景

必勝(勝ち運上昇)の御神木!一位(いちいの木)樹齢約1100年以上(栃木県の天然記念物です)

何か目標があり勝ち運をゲットしたいのなら、祈願しましょう!

男体龍水で銭洗い

龍の口から噴き出る水で銭を洗える場所の風景

中禅寺湖はむかし「南湖(なんこ)」と呼ばれ湖の水を汲み上げ神々に捧げ、有難く飲み水にもしていました。

弁財天様のご神徳と有難い水で銭(お金)を洗うと、福銭となり金運に恵まれると伝えられています。(今回銭を洗う姿を撮り忘れてしまいました)

ここに注目!

水が出ている龍の下の石は中禅寺湖のほとりから掘り出され、男体山の形をしているそうですよ。

幸運の杜への入り口

木の幹で作られた階段が入り口になっている風景

残念ながら時間がなくこの先の画像がないのですが、気になる人の為に調べたことだけ記録しておきます。

たくさんの御神木があり超パワーポイント!といわれているエリアです。

そして厄落としの「カワラケ割り」が出来る場所があるので多くの人が運気上昇の祈願をされているとか?

お皿?は先に社務所で購入してから行ってくださいね。

さざれ石

丸みのある石が3つ並んでいる風景

国家「君が代」の歌詞に登場する「さざれ石」ですが、「子持ち石」とも呼ばれており(子受け・子孫繁栄)など縁起の良い石といわれています。

しかし残念なことに、男体山の石ではなく群馬県産のものだそうです。それでも縁起の良い石には変わりませんね。

男体山の「大蛇」御神像

男体山奥宮へ行く登拝口の門の手前にあります。

金色の大蛇の像がとぐろをまいている風景

なぜここにヘビ(大蛇)の像が?と蛇が苦手な私は思いましたが、興味深い話が記されていたのでご紹介しますね。

日本昔ばなしの「戦場ヶ原の伝説」より

昔、男体山の神様が「黄金の大蛇」に、赤城山の神様が「大ムカデ」に変じて領地争いがおこった。大ムカデに攻め寄られた時に弓の名手「猿丸」の加勢で大ムカデを撃退した。

この争いに関わった場所は奥日光の地名になったそうだ!

  • 争いが行われた場所「戦場ヶ原」
  • 血が流れた場所「赤沼」
  • 勝負がついた場所「菖蒲ヶ浜」
  • 負傷した大ムカデが弓矢を地面に刺し湯が噴き出て傷を癒やした場所「老神温泉」
大蛇を「オロチ」という理由

古代人は蛇がとぐろを巻いた姿が山に見えることから、山の神(オロチ)とたたえたと伝えられている。

  • 「オ」は峰
  • 「ロ」は助詞
  • 「チ」は神の霊

勝利した黄金の大蛇は(金運・健康・良縁)など勝運の守護神とされています!

奥日光の奇石「牛石(うしいし)」

東参道入り口の東鳥居からだとすぐに分かる場所にあります

牛が寝そべっている姿をした石がある風景

平安時代より、男体山登拝のための霊場として栄えたこの地には明治時代以前まで厳しい「おきて」があった。

その中のひとつに「馬返」より上には牛馬禁則の結界があり、それを破って牛を引いてきたところ牛が寝そべった姿の石にされたと伝えられている。

明治時代以降、存在が不明になっていたが多くの人々の手により平成21(2009年)復元された。

他にも、女人禁制を破った女の人が「巫女石(みこいし)」にされたと伝えられている。(巫女石は大鳥居の脇にあります)

日光二荒山神社中宮祠から奥宮に行くために必要なこと!

男体山(なんたいさん):古名「二荒山(ふたらさん)」2,486m

登拝口となる鳥居と門の風景

男体山(二荒山)奥宮への入り口の鳥居と門です。

私には奥宮に行ける体力がないのでちょろっと登拝門の先を撮影!

登拝門の先の石段になっている参道の様子

登拝門は唯一!男体山の山頂にある奥宮に行く事ができる通り道なのです。

男体山頂上(奥宮)に行くために知っておくこと!
  • 神社から山頂までの往復の平均時間が6時間~7時間
  • 途中に水分補給できる場所とトイレがない
  • 持参が必要な水分量は1人1ℓ以上
  • 下山時も必ず同じルートを通る
  • 社務所の連絡先を登録しておく(0288-55-0017)

個人的には、登山をする覚悟の服装と靴(トレッキングシューズなど)そして熊よけの鈴などもあるとよいかも、あとチョコレートなど甘いものや・・・など心配性の私は色々考えてしまいます。

奥宮に行くのなら、社務所の近くに「登山者受付所」があるので記入し申請してから行ってくださいね。

しかし、一合目(往復20分)の場所に遥拝所があるので「奥宮まで行けないけど少しでも奥宮の近くで参拝したい!」という人は行ってみてくださいませ。

日光二荒山神社中宮祠の基本情報

住所:栃木県日光市中宮祠2484
お問い合わせ先:0288-55-0017

時間
4月~10月:8:00~17:00
11月~3月9:00~16:00

男体山登拝(登山)への門の開山時
5月5日~10月25日

最後に

御朱印の種類が多いですが、御朱印を集めている人は奥日光湯元温泉街の温泉神社と華厳の滝の近くにある華厳神社に先に参拝してから日光二荒山神社中宮祠に来られた方がよいかもしれませんね。

奥宮に行かれたのか?登拝門をくぐって戻って来た人たちはやはり登山をする服装と靴でしたよ。

登山経験がないと平均時間よりかなりかかるのではないか?と思われます。

最強のパワースポットに行くためには体力と準備が必要になりますね。

日光二荒山神社(本社)にも行かれる人は↓こちらが参考になります。

色鮮やかな本殿の画像栃木県「日光二荒山神社」縁結び最強のパワースポットの御朱印は欲しい!境内の見どころ

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行く前に確認して参拝時の参考に・・・