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「間々田八幡宮」月替わり御朱印が人気!猫好きさんに注意事項

歴史を感じる二の鳥居の風景

栃木県小山市「間々田八幡宮(ままだはちまんぐう)」に御朱印をいただきに行ってきました。

約2万坪の自然豊かな敷地内は市民の憩いの場(間々田八幡公園)となっており、その一部に間々田八幡宮は鎮座しています。

月替わりのイラストが超人気で話題になった神社なのですが、他にも色々知っておきたい情報がある神社です。

しかし、猫がいる神社情報を知らなかった「にゃ介(猫好きのブログ管理者)」最後に猫ちゃん情報も記録しておりますが、猫好きさんは参拝前に必ず注意事項を見てくださいね!

間々田八幡宮の御朱印

間々田八幡宮では月替わりのイラスト御朱印(書置き)が話題になり人気がありますが、直書き御朱印も見逃せない(私は好きです)

御朱印帳に直書きしていただいた御朱印

通常御朱印(500円)

間々田八幡宮の通常御朱印

「八幡宮」が強調された御朱印です。

厳島神社の御朱印(500円)

厳島神社(境内社)の御朱印

厳島神社といったら「銭洗い」の場所があると必ず銭を洗う私!今回銭を洗う場所はありませんでしたが、参拝して御朱印をいただきました!

月替わりのイラスト御朱印(2020年11月)

イラスト御朱印は書き置きになります。

カラスウリとオナガの黒帽子(500円)

カラスウリとオナガが描かれた御朱印

昭和時代は小山市周辺には「オナガ」といわれる鳥がたくさんいたそうで、黒い帽子をかぶったような懐かしい秋の使者「オナガ」とオレンジの実「カラスウリ」が描かれています。

紅葉の弁天池(見開き700円)

紅葉と弁天池の昼間の風景が描かれた御朱印

11月のイラスト御朱印なら紅葉の風景は欲しくなりますよね。
赤いもみじの中にまだ緑色のもみじが混ざっているところが素敵です。

紅葉の弁天池・夜のライトアップ(見開き700円)

紅葉と弁天池の夜ライトアップされている風景が描かれた御朱印

何と境内でもみじのライトアップをはじめたそうなのですが、現在ライトアップの情報を知り見に来る人が少ないらしく・・・宮司さんがライトアップされたもみじを独り占めして楽しんでいるとの事!

夜に訪問出来る人はぜひ見に行ってくださいね!

御朱印をいただく時のマナー

基本的に社務所に人がいる事は少ないようです。

直書き御朱印をいただきたい場合は、呼び鈴ブザーがあるので押してください!ただし不在の場合もあります。

月替わりの御朱印だけをいただきたい場合は、書き置きなので社務所の横にある引き出しにあります。

書き置き御朱印が置いてある場所の風景

左が月替わりの御朱印が入っており、右が初穂料を納める場所になります。

ポイント

社務所不在の日(時間帯)があるので事前に電話で確認してもOKとの事!

間々田八幡宮について

御祭神と御神徳(ご利益)

誉田別命(ほんだわけのみこと)第15代の応神天皇

勝負必勝・出世開運・厄除け・方位除け・金運上昇・病気平癒など「人生開運」の神様、鎮守の神「八幡さま」としても広く信仰されています。

息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)応神天皇の母神

子授け・安産・子育て・学業成就など大変ご利益があります。

何と!本殿の床に「白い蛇」の姿が浮き出て、それ以来「金運のご利益」があると話題になった。

由来

創建は今から約1300年前の奈良時代中期と伝えられている。

939年頃におきた「平将門の乱(たいらのまさかどのらん)」で、藤原秀郷が間々田八幡宮ほか沿道の神社仏閣で戦勝祈願をして見事平定。その恩返しとして神田を奉納され、それから間々田八幡宮が鎮座する一帯は「飯田(まんまだ)の里」と呼ばれる様になった。

江戸時代になり日光街道が幕府により整備され、この地が日光と江戸の中間点となることから地名が「飯田(まんまだ)」から「間々田(ままだ)」へと改められた。

間々田八幡宮!境内の様子(見どころ)

間々田八幡公園として整備されている自然豊かな境内に鳥居をくぐって進んで行きたいと思います。

間々田八幡宮の二の鳥居前の風景

実はこちらは二の鳥居!正徳3年(1713年)に建造された鳥居です。

気になるのが一の鳥居ですが、南に約1㎞行った国道沿いにあります。

二の鳥居から参道を進むと、一度階段をおりて右側に社務所・左側には駐車場があります。

二の鳥居をくぐった先の参道風景

Google先生の案内で来ると、社務所の横を通り駐車場に到着したので、一度階段をのぼり鳥居まで行き一礼してから戻って来る感じになりました。

真っ直ぐな参道の両脇の見どころ

社務所を過ぎすぐ左手(橋の手前)に「力石」があります。

参道脇にある力石の風景

重さ約110㎏の力石(ちからいし)

大正2年(1913年)神社から持ち去られた力石!3人の力自慢が友沼宿から一度も下ろす事なく持ち帰ったと伝えられています。

持ち去って何をしたかったのか?謎です。

橋を渡った左手には工事中のものがあります。

設置工事中の「無事かえる」の様子風景

「無事かえる」と刻まれているので、包まれているのはカエルさんだと思いますが、また一つ話題になるかもしれませんね。

追記

令和2年(2020年)11月23日の新嘗祭で「無事かえる像」のお披露目が行われた。

高さ約35センチ、江戸時代の旅姿(三度笠姿)をした可愛いかえるさんです。

無事に帰る交通安全や旅行安全などのご利益はもちろん、「病気平癒」を象徴する像とされ、かえるさんは本殿に向かって手を合わせております。

参道の右手には「弁天池」があります。

カモさんがたくさんいる弁天池の風景

ジャガマイタの蛇が水呑みの儀を行う池だとか?

「間々田のジャガマイタ」とは?

毎年田植えの時期の前に「五穀豊穣」「疫病退散」を祈願するお祭りの事

長さ15mを超える龍頭蛇体の巨大な蛇(ジャ)を担ぎ、蛇体を使って邪気を払い災厄を託して送る形態の蛇祭りです。(2019年に国の重要無形民俗文化財に指定されています)

間々田八幡宮には3つの池があり、弁天池は真ん中の池なので地元の人は「中溜(なかだめ)」と呼んでいるそうです。

弁天池の前には「源頼朝が植えた松」があります。

源頼朝が植えたと記されている松の画像

しかし、この松は三代目との事で初代の松は明治39年(1905年)枯死しているそうです。(それでも源頼朝手植えの松と記されている)

社殿に向かう石段の手前左奥に有名な土俵?があります。

境内で大切にされている土俵の風景

秋の例大祭では奉納子供相撲が行われている土俵なのですが、昔は大相撲の地方巡業が行われていたそうです。

そして「シコふんじゃった」「テレマエ・ロマエⅡ」の映画ロケ地です。

拝殿(本殿)と狛犬

拝殿正面の風景

拝殿と権現造杮葺の本殿は江戸時代(1801年~1804年)に失火により焼失。約50年後の嘉永4年(1851年)に日光東照宮の改修に携わった職人たちにより再建された。

見事な彫刻をお見逃しなく!

ユーモアな表情の狛犬がいます。

ユーモアな表情の左側の狛犬
ユーモアな表情の右側の狛犬

見ているだけで笑顔になり元気をいただけるのですが、優しく頭をなでると「何か良い事があるかも?」と親しまれ人気の狛犬です。

頑張っている御神木と夫婦杉

間々田八幡宮の御神木の風景

樹齢約500年!杉の御神木です。

昔は境内でひときわ目立つ高さの御神木でしたが、落雷により全体の三分の一が焼けて失われてしまったそうなのですが、今でも御神木です。

微妙な距離間がよい夫婦杉もありますよ

2本並ぶ夫婦杉の風景

樹齢約250年以上の杉の木です。この2つの幹はほぼ同じ太さらしいのですが、そこが夫婦の立場が一緒みたいな感じで「いいね」と私は思いました。夫婦和合や縁結びのご利益があると親しまれています。

あれっ?賽銭箱でなく枡(ます)が置いてあります。

石垣の手前より賽銭を投げて枡に見事入ると・・・

  • 独身の人は良縁に恵まれる
  • 既婚者の人は絆が深まり一生を添い遂げる

もちろんトライしてみましたが・・・
既婚者ですがこの後の人生に不安を感じる結果となりました。

境内社とそのご利益

境内社を参拝される人も多くいると思いますが、そこで重要なのがご利益ですよね。

合社殿

明治40年(1907年)周辺の4社を合祀したのが合社殿です。

周辺の社を合祀した合社殿の正面風景

雷電神社(らいでんじんじゃ)
いかなる災厄も祓い去る神様:厄除開運・農業守護・雷除け

愛宕神社(あたごじんじゃ)
火伏せの神様:防火・防災

淡島神社(あわしまじんじゃ)
女性の守護神様:子授け・安産・婦人病

八龍神社(はちりゅうじんじゃ)

分祀された八龍神社の正面画像

平成12年(2000年)ジャガマンタの祭神として拝殿の西側に分祀されています。
厄除開運・農業、漁業守護

中を覗いてみてくださいね!蛇(じゃ)のミニチュアが奉納されていますよ。

厳島神社(いつくしまじんじゃ)

厳島神社の正面画像

弁天池のわきにひっそりと鎮座しています。

水の神様(弁天様・弁財天様)、音楽・芸術・美・金運の神様として信仰されています。また、弁天様は豊かな水に囲まれ境内のパワースポットといわれています。
金運上昇・芸能上達・学業成就

間々田八幡宮には癒し猫がいた

駐車場ですぐに出向かてくれたトラちゃんがいました。

駐車場にいた猫の後ろ姿の画像

ナデナデしてもいいよ!といった感じでスリスリしてくるのでナデナデしながら「ごめんね!今日はご飯持ってないんだよ」といって参拝に向かうと・・・

後を追ってくるトラ猫ちゃんの画像

途中までついてくるトラちゃんです。

社務所に向かうと猫ちゃんがあちこちにいました。

社務所にいた黒猫ちゃんの画像

クロちゃんです。しかし・・・

黒猫ちゃんがパトロールに向かう画像

「これから境内の見回りにゃり」と行ってしまいました。

社務所前にはモフモフちゃん発見!

モフモフな猫ちゃんの画像

白が多い三毛ちゃんも登場

三毛ちゃんが向かって来る画像
猫好きさんへの注意事項
今回猫ちゃん用ご飯(カリカリやチュールなど)を持っていなかった私!社務所で話を聞いていたら、猫ちゃんにはご飯を作る人がいるのでご飯をあげないでほしい!との事

ここの神社は優しい人が管理している神社だと思った!(猫好きに悪い人はいない)

  • ご飯を手作りする人がいる
  • 猫達の事を思ってご飯をあげないで欲しいと言い切る
  • ちゃんと耳カットされている

ご飯を勝手にあげるのは、やめましょう!

私が参拝に行った時で16匹の猫ちゃんを神社の猫ちゃんとして飼われているそうです。

しかし、最初にご紹介したトラちゃんは実はまだ境内の猫ではなく迷い猫らしいのですが、ご飯を作る人がちゃんとご飯をあげてくれているそうです。

たぶん飼い猫ちゃんだったと思いますが、ここの神社に来るまでの生活を考えると悲しくなります。境内で安心して過ごせる様に願います。

ちなみに・・・
外で飼われている猫ちゃん達なので一定の距離を保つ猫ちゃんが多く、表情は外猫ちゃんといった感じで野性的なのですが広い境内のパトロールなど本能で頑張っているのだと私は思いました。

間々田八幡宮の基本情報とアクセス

住所:栃木県小山市間々田2330-1
お問い合わせ先:285-45-1280

電車の場合
JR宇都宮線「間々田駅」下車、徒歩約30分
西口よりタクシーかコミュニティバスを利用出来ます。
バスの場合「間々田四丁目公民館」下車、約1㎞(神社の案内看板がある様です)

車の場合
東北自動車道「佐野藤岡インター」より約30分
圏央道「境古河インター」より約40分
北関東自動車道「宇都宮上三川インター」より約60分

参考 ホームページ間々田八幡宮

最後に

月替わりの御朱印が人気の理由は、神職の資格を持っているイラストレーター「きよらさん」が美しく描いているからだと思います。

限定御朱印情報はホームページで確認する事もでき、現在は郵送対応もしております。

猫がいる神社!猫ちゃんの栄養管理までしっかりしているから「ご飯(カリカリやチュールなど)をあげて欲しくない」とはっきり言ってくださることに感動しました。

私は猫がいる神社と知って参拝する時はカリカリなど持参していますが、必ず神社関係者の人に「ご飯(カリカリなど)をあげてよいか?」聞く事にしています。

猫好きさんはマナーを守りましょうね。

猫好きさんなら間々田八幡宮と一緒に↓こちらの神社(唐沢山神社)もおすすめです。

境内の猫が集まっている風景猫好きにはたまらない猫神社?「唐澤山神社」境内の猫達の様子

ご飯持参してもよいですし、売店でも販売されています。 車なら約26㎞です。