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「宇都宮二荒山神社」の御朱印!ご利益ポイントが多い境内の見どころ

大鳥居の風景

栃木県宇都宮市の中央部にある明神山(臼ヶ峰)標高約135メートルの山頂に鎮座する
下野國一之宮「宇都宮二荒山神社」に御朱印をいただきに行ってきました。

古い歴史のある神社!

宇都宮の観光スポット(パワースポット)だけに貫が凄い!

まずは宇都宮二荒山神社についての簡単説明・御朱印情報・境内の見どころ(ご利益ポイント)などの順番でご紹介していきます。

宇都宮二荒山神社について

正式名称は「二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ・ふたらやまじんじゃ)」

日光の「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」と漢字は同じでも読み方が違うが、区別するために鎮座地名をつけて「宇都宮二荒山神社」と呼ばれている。
(日光二荒山神社について参考になるサイトを最後にご紹介しております)

御祭神:豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)
天皇の命により東国を鎮め、下野国と上野国の開祖、第10代崇神天皇の第一皇子である。

相殿
大物主命(おおものぬしのみこと)大國さま
事代主命(ことしろぬしのみこと)恵比須さま

ご由緒

二荒山神社は歴史が古く第10代「崇神天皇」の御代までさかのぼるのです。
しかし、何度も火災にあい古い記録は焼失!
現在残っている社記には、第16代「仁徳天皇」の御代に毛野国が上下の二国にわかれ、御祭神(豊城入彦命)の四世孫「奈良別王」が下毛野国の国造に任ぜられたとき、祖神「豊城入彦命」を下之宮に祀ったのがはじまりで、承和5年(838年)に現在の地である臼ヶ峰に遷座されたと伝えられています。
ご由緒書きより一部抜粋

栃木県内で唯一の名神大社として「お明神さま」「ふたあらさん」と親しまれ信仰されてきた。

平安時代から鎌倉時代には各々の国で最も格式が高いとされている「下野國一之宮」とよばれ、宇都宮という地名は「いちのみや」がなまって「うつのみや」になったという説があるそうだ。

パワースポットの凄いご利益

御祭神(豊城入彦命)は、毛野国(現在の栃木県と群馬県)を開拓し、衣食住など人々の生活に必要な産業をすすめ宇都宮の始祖として古くから崇拝され、また武徳にも優れ古くから武将の信仰があつく、戦勝祈願の神様として崇拝されてきた。

国土開発の相殿神の御神徳(ご利益)も凄いですよね。
大物主命:五穀豊穣・商売繁盛・出世開運・縁結び・・・など
事代主命:家内安全・無病息災・商売繁盛・厄災招福・・・など

宇都宮二荒山神社は、郷土の祖神・総氏神として福徳開運を招き生活に限りないご加護(恩恵)をもたらすといわれている!

3柱の御祭神の御神徳(ご利益)とこれからご紹介する境内社のご利益など、幅広く願いを叶えてくれる宇都宮のパワースポットとされています。

宇都宮二荒山神社の御朱印情報

今回いただいた御朱印をご紹介します。

通常御朱印

通常御朱印

(初穂料:書置き500円)
コロナ対策のため書置きですが以前は直書きでいただける御朱印です。

福の神御朱印

大物主命の御朱印
事代主命の御朱印

(初穂料:2体1組・書置き1000円)

イラストは拓版画家(坂本富男氏)による版画だそうだ!
(若い頃のお姿ですね)

黄ぶな(疫病退散)御朱印

黄ぶなの御朱印

(初穂料:書置き500円)

昔、宇都宮のある村で疫病が流行したときに、村人が病気の人に食べてもらおうと田川で釣りをしたら、大きい黄色い鮒(ふな)が釣れ、病人が食べると病が治ったそうだ!

今回見開きの黄ぶな(疫病退散)御朱印をいただきましたが、片面の黄ぶな(無病息災)の御朱印(初穂料:書置き500円)もあります。

宇都宮では昔から「黄ぶな」は疫病退散・無病息災のご利益がある動物とされているそうです。

季節限定御朱印(桜)

季節限定御朱印(桜)

(初穂料:書置き500円)

見開き御朱印(初穂料:書置き500円)もあったのですが、片面の御朱印をいただきました。

桜の限定御朱印は「春詣」の御朱印なので季節ごとや、祭事にあわせて限定御朱印があるようです。

御朱印をいただける時間帯:8:30~16:00
御朱印をいただける場所:二荒山会館(社務所)

宇都宮二荒山神社!境内の見どころ

宇都宮のパワースポット!境内の見どころ(ご利益ポイント)をご紹介していきます。

江戸時代の鳥居を再現した大鳥居

宇都宮駅に通じる大通り沿いに凄い大鳥居があります。

大鳥居正面の風景

樹齢400年栃木産のケヤキを使用した大鳥居(高さ9.7メートル・幅13.8メートル・柱の直径90メートル)

大鳥居は第2次世界大戦で焼失し、昭和21年(1946年)名神鳥居が建てられたが、老朽化により平成20年(2008年)江戸時代の鳥居を再建したのが現在の両部鳥居です。

ちょうど植木に隠れてしまいましたが、何と!大鳥居の下にはお賽銭箱がありますよ。

鳥居下の賽銭箱

珍しいですよね?(私ははじめて見ました)

社殿(拝殿)に行くためには長い階段があるので、社殿まで行くのが大変な人や急いでいるけど参拝したい人の為にあるのかな?

イヤ!毎日参拝されている人もいるかもしれませんね。

参道途中(長い階段)にある境内社(ご利益ポイント)

大鳥居をくぐって少し歩くと長い階段が・・・

長い階段の参道の風景

階段の両脇にある道は、右が東神苑参道・左が女坂です。

階段を半分ぐらいまでのぼると両脇に境内社が並んでいます。

まずは右手にある境内社と御神徳

境内社が並ぶ風景1

(画像手前から)

松尾神社:(醸造の神様)
荒神社:(疫病鎮めの神様)
水神社:(水の守り神)

次は左手にある境内社と御神徳

境内社が並ぶ風景2

(画像手前から)

剣宮:(武徳の神様)
十二社:(肇国の神様)
菅原神社(学問の神様)

その奥には、筆塚と針霊碑があります。

立派な神門から貫禄ある社殿へ

階段の上には左右に回廊がある立派な神門があります。

階段上の神門の風景

神門をくぐると左手に手水舎がるので身を清めてから先に進みましょう。

さて、大鳥居から真っすぐな参道の突き当りには貫禄ある社殿があります。

社殿正面の風景

社殿は創建以来何度も火災にあい、現在の社殿は明治10年(1877年)に再建されたものです。

拝殿の前には巻き毛で笑顔に見える狛犬さんがいるのでチェックしてみてくださいね。

左手の奥に行って確認できた本殿がこちら↓

本殿の風景

本殿は伊勢神宮とおなじ神明造りです。

あっ!神門から社殿に向かう参道の右手には神楽殿があります。

神楽殿正面の風景

起源は江戸時代の中頃と伝えられている宮比流太々神楽!
1月28日・5月28日・9月28日の3回奉納されます。

そして神楽殿の左手には、なぜか?立派な馬の像があります。

社殿まわりの境内社と明神の井

社殿の左右にある境内社(ご利益ポイント)をご紹介していきます。

社殿の右手にある境内社

社殿の右手にある境内社

須賀神社(お天王さま)
市神社(市・商業の神様)

社殿の左手にある境内社(手前から)

女体宮(生産・安産の女神様)

本殿の横にある境内社の風景

本殿のすぐ横で超ご利益ありそう、女性の身心諸祈願成就・縁談・安産に霊験があるそうだ!

十社宮(県内延喜式内社の合祀)

県内延喜式内社の合祀の境内社

初辰稲荷神社(豊穣・商業の神様)

稲荷神社鳥居が並ぶ正面の風景

たくさんの赤い鳥居が並んでいますが、その鳥居の間にも狛狐さんがいますよ。

稲荷神社(お稲荷さん)は五穀豊穣や商売繁盛を願う人は必ず参拝しますよね。

赤い鳥居が並ぶ右手に「明神の井」があります。

明神の井の湧水は江戸時代に宇都宮名水「七水」のひとつに数えられ、この井戸の水は神様のお供えの水であり、何と!この水を使うと書道が上達するという言い伝えがあるそうだ!

明神の井がある場所の様子

明神の井の湧水にはフタ?がされていて見えませんが、隣の龍の口から水を汲み持ち帰ることができるそうだが・・・

私が訪れた時はコロナ対策のためかな?湧水が出ていなかったです。(残念)

と、思ったのですが・・・

何と!蛇口があり水を出すことが出来るらしい?気になる人は注意深く確認してくださいませ。

そしてその先には西参道の鳥居があります。

西参道の鳥居の風景

西参道の途中には東照宮(徳川家康公)があるそうだ!

知っておいて損がない情報

上記ではご紹介していないが、知っておいた方がよい?かもしれない情報を記録しております。

二荒山会館(社務所)内の狛犬を見逃すな!

御朱印をいただける二荒山会館(社務所)内には神社の宝物が飾ってありますよ。
(撮影許可は得ております)

飾られている展示物の様子

特に注目したいのが鉄製の狛犬!

銅製の狛犬

一般的な狛犬は「唐獅子(からじし)」の姿をしていますが、「和犬」の姿は大変珍しいのです。

しかも、健治3年(1277年)鎌倉時代に制作されたことが明らかな鉄製狛犬像は貴重な作例とされているそうだ!

あっ!可愛い子犬は益子焼のミニチュアです。

何か「和犬」だから珍しいとされているが、日本だし「日本犬」の狛犬がいる神社ってあるのかしら?(謎)

大人気のご当地おみくじ

巫女さんが作っている「しあわせ餃子おみくじ」

しあわせ餃子おみくじがある様子

(初穂料:300円)

中には縁起物餃子が入っています。

  • 水餃子:学業成就
  • 焼餃子:金運上昇
  • 翡翠餃子:厄除健康
  • 海老餃子:恋愛成就
  • 胡麻餃子:運気上昇

旦那さんが餃子おみくじをひいたのですが、焼餃子(金運上昇)でした。
(もう少し綺麗に開けなよ!)

おみくじを開いた様子

おみくじがある場所は、御朱印をいただける社務所の手前左手にある建物です。

宇都宮二荒山神社(本社)の旧鎮座地

境外摂社鳥居からの風景

ご由緒でご紹介した祖神「豊城入彦命」を最初に祀った地!境外摂社(下之宮)

宇都宮市の馬場通り、宇都宮二荒山神社の大鳥居前の交差点を渡って真っすぐ進んだ左手すぐに鎮座しているので、お時間がある人はぜひ参拝してくださいませ。

宇都宮二荒山神社!基本情報・アクセス・駐車場

住所:栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1
お問い合わせ先:028-622-5271

電車の場合
「JR宇都宮駅」西口より徒歩約20分
「東部宇都宮駅」より徒歩約15分

車の場合
東北自動車道「宇都宮インター」より約20分「鹿沼インター」より約25分

境内の裏手に有料駐車場アリ
60分300円(ご祈祷の人は3時間無料とあるが、参拝し御朱印をいただいたら無料になった)

最後に

宇都宮二荒山神社はビルが立ち並ぶ中に鎮座している神社です。

えっ!と思えるぐらい大鳥居をくぐり階段をのぼりきった境内は、緑豊かでとても静かな空間でリフレッシュ出来るパワースポット!

授かれるご利益が凄いですが、ちょっと疲れた時に参拝するのもよいかもしれませんよ。

日光二荒山神社の詳しい情報はこちら↓

色鮮やかな本殿の画像栃木県「日光二荒山神社」縁結び最強のパワースポットの御朱印は欲しい!境内の見どころ

日光東照宮の隣に鎮座し、宇都宮二荒山神社と同じぐらいご利益が凄いパワースポットですよ。「PR」

栃木県日光の御朱印巡りの参考におすすめです。

行く前に確認して参拝時の参考に・・・