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「蒲生神社」の御朱印情報!蒲生君平って誰?駐車場はないが無料で止められた

拝殿正面の風景

栃木県宇都宮市に鎮座する「蒲生神社(がもうじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。

学問の神様とされる御祭神「蒲生君平」!境内には穴の開いた大きな柱!初代横綱の像など、不思議な神社をご紹介していきます。

そして車で行く人は駐車場情報をお見逃しなく!

蒲生神社について

ご由緒

大正元年(1912年)蒲生君平先生99年際執行のさい神社創建の話がおこり、大正15年(1926年)本殿が竣工された。
いただいたご由緒書きより一部抜粋

御祭神:蒲生君平
ご利益:学問向上・合格祈願・就職祈願

聞いたことがない御祭神の名前(私だけか?)学問の神様として親しまれていたそうだ!

蒲生君平(がもうくんぺい)とは?

宇都宮市に生まれ江戸後期の学者。
幼い頃から学問を好み、全国にある天皇のお墓や旧跡を巡り「山稜志(さんりょうし)」を完成させた人物であり、はじめて前方後円墳という言葉を使った人物!
寛政の三奇人の1人として称賛された。
その後、弟子に学問を教えながら著述に励むも46歳で亡くなった。

蒲生神社の御朱印情報

今回いただい御朱印はこちら↓

通常御朱印

初穂料:直書き300円

左下には御祭神の名・右上には寛政の三奇人蒲生君平の朱印が押されています。

御朱印をいただける場所:参道途中の社務所(この後ご紹介)

御朱印をいただける時間帯:9:00~16:00

社務所がお休みの日:木曜日(その他、行事等の都合で休みの日アリ)
(不安な人は電話での事前確認OK)

蒲生神社では限定御朱印はないようです。

社務所ではお守りはもちろん、学問の神様のご利益をいただけるような「合格えんぴつ」を購入することができます。 何と!学校名の入った鉛筆もありますよ。

蒲生神社!境内の見どころ

蒲生神社の見どころを見逃さないように記録してあります。

入り口となる鳥居と雷電社

入り口となる一の鳥居(大鳥居)

一の鳥居正面の風景

大鳥居は第27代横綱「栃木山守也(とちぎやまもりや)が寄進

あっ!鳥居の手前になぜか「雷電社」の石碑が・・・

鳥居の手前だし境内社じゃないかもしれないが行ってみた。

ちょっと怖い感じの階段!でもその先に鳥居が見えます。

雷電社への階段と鳥居の風景

最初の鳥居をくぐるとさらに階段が続きその先にもう一つ鳥居が・・・

雷電社2つめの鳥居の風景

誰もいないし怖い感じだが、木々に囲まれ言葉ではうまく表現できないが「良い雰囲気」

その先に想像と違っていた社が・・・

雷電社が鎮座する風景

手前にある灯籠や狛犬さんは歴史を感じるが、思っていたより社はガッシリした新しい感じです。
(子連れの狛犬さんをお見逃しなく!)

ご由緒書きがありました。

寛永年間(1624年~1644年)塙田村の農民が嵐除け・雷除けの守護神として御蔵山古墳の上に建立!
主祭神:大雷神(おおいかずちのかみ)
社殿は平成4年(1992年)に改築したそうだ。

あっ!宮司さんは「二荒山神社宮司」と記されているので、宇都宮二荒山神社の兼務社のようです。

蒲生神社とは関係ないのですが、お時間がある人はぜひご参拝を!

参道と桜

さて、鳥居の先の参道をご紹介していきますよ。(ちょうど桜が咲いている時期の参拝)

鳥居をくぐって階段(参道)の中央に獏(ばく)の石像があります。

参道中央にある獏の石碑

栃木県内に9つある夢福神の1つで、学業成就のご利益があるのです。

階段をのぼって行くとしだれ桜?

しだれ桜の風景

見頃はもう少し先かな?終わりかな?

しかし境内でちらほら桜は綺麗に咲いていました。

桜が咲いている木の風景
桜の花アップの画像

何と!
平成15年(2003年)「桜咲く蒲生神社」として「うつのみや百景」に選定されているそうだ!

広々とした空間がある境内

階段をのぼりきり真っすぐな参道を少し歩いて行くと、広々とした空間の境内にでます。

境内の風景

参道を進んで行くと右手には御朱印をいただける社務所があります。

社務所の風景

さらに進んだ左手には手水舎があるので身を清めてから先に進みましょう。

木造の鳥居と社殿

真っすぐな参道の突き当りに社殿があります。

鳥居からの社殿正面の風景

社殿の前には立派な木造の鳥居がありその先に狛犬さん

左の狛犬
右の狛犬

歴史を感じる子連れの狛犬さんです。

そして社殿(拝殿)があるのですが、鳥居から社殿まで両脇に柵があるので何かいつもとは違う雰囲気です。

受験生や就職活動をしている人だけが参拝する神社のように思ってしましますが、私は違うと思います。

自分が頑張って取り組んでいることを向上したい!という思いの参拝も良いのではないでしょうか?(私はこの気持ちをお伝えしましたよ)

御柱と初代横綱の石碑

社殿前にある鳥居をくぐる前の右手に御柱(おんばしら)なるものがあります。

御柱がたつ風景

説明書きの隣にあるのが昔からある柱で、大きな柱が現在使われている御柱のようです。

何でこんなに大きくなった?

説明書きをわかりやすく一部抜粋して記録しておきます。

日本では古来より大きな柱(御柱)を奉りお願いをしていた。
この御柱(学問の神御柱)は、御祭神(蒲生君平)に学業向上をお願いする「御柱」
御柱の横穴に筆記用具を見事に1度で通してください!(難問を通り抜ける)
ただし、自分の眼線より高い横穴に通す。(夢も希望も大きく、その目標はより高く)
学問の願いは「蒲生神社」が叶えてくれるでしょう!

昔の御柱は誰でも通すことができる位置に横穴がありますが、現在の御柱は凄く高い位置まで横穴があります。

「夢も希望も大きく、その目標はより高く」身長が高い人のご利益も叶えてくれそうです。

筆記用具を使っており学業成就のご利益を得たいのなら、普段使用している筆記用具をお忘れなく!

そして右手には初代横綱の石碑と石像がありますよ。

初代横綱の石像がある風景

宇都宮市出身で大相撲における初代横綱!

明治33年(1900年)に建立され、戦後の昭和26年(1951年)宇都宮城跡より日下開山(現在の大相撲の横綱にあたる)初代横綱「明石志賀之助(あかししがのすけ)」の石碑を移設。

大きい姿の明石志賀之助の石像は平成19年(2007年)を建立!

手形もあるのですが、とても大きく何と!身長は2メートル以上あったそうだ。

境内にはシートがされていたが土俵があり、何と、あの千代の富士が(若い人は知らないかも)引退前に最期の地方巡業で土俵入りをした場所でもあるそうだ!

蒲生神社の基本情報・アクセス・駐車場

住所:栃木県宇都宮市塙田5-1-19
お問い合わせ先:028-622-4852

電車の場合
JR宇都宮線「宇都宮駅」より徒歩約15分

車の場合
東北自動車道「鹿沼インターチェンジ」「宇都宮インターチェンジ」より約20分

蒲生神社の無料駐車場はなく近隣の有料駐車場を利用!

しかし、悩んでいたら何気に無料駐車場に止めることができたのでご紹介します。

蒲生神社の裏には八幡山公園があり、無料駐車場があります。
(ちょうど桜の花見の時期で、誘導される方に行ったら公園の駐車場に止めることができました。)

八幡山公園の散策も楽しみながら蒲生神社への参拝といった感じです。

八幡山公園の桜の風景

お花見を楽しんでいる人がたくさんいました。

施設内には、宇都宮タワー(展望塔)・大型遊具・ゴーカート・吊り橋・動物舎なども楽しめます。

西の駐車場(50台)に止めたのですが、東駐車場(20台)や他にも駐車場があるようです。

ただ、少し?歩きます。

最後に

蒲生神社の境内には珍しい見どころがありましたよね。

境内は木々に囲まれとても良い雰囲気の神社です。

今回ご紹介した駐車場がある八幡山公園と一緒にゆっくり参拝を楽しんでくださいませ。