栃木県「日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)」最強のパワースポット!
日本の社寺として世界遺産に登録され誰もが知っている日光東照宮は、修復工事が終了し新たに生まれ変わったといってよいかもしれないパワースポットです。
見事な彫刻に豪華絢爛な装飾が施された建造物に目を奪われ、気が付いたら「御朱印をいただくのを忘れていた」などという事がない様に、境内でいただいておきたい3つの御朱印をご紹介します。
(境内ではありませんが、日光東照宮に行ったのならもう一ついただきたい御朱印があるので、それは最後にご紹介しております。)
そして境内の見どころ!見どころが多すぎるので「これだけは先に知っておきたい」と思う情報を記録してあります。
その前に、日光東照宮について簡単説明!
日光東照宮について
御祭神:徳川家康公
相殿:豊臣秀吉公・源頼朝公
家康公は元和2年(1617年)4月17日、静岡県静岡市の駿府城(すんぷじょう)で75歳の生涯を終えました。
遺言にもとづき、久能山に遺体を納め増上寺で葬儀を行い一周忌のあと日光山に小さな堂を建て勧請することとなった。
1年後の元和3年(1618年)4月15日に日光山(東宮社)に改葬され「東照大権現(とうしょうだいごんげん)」として神格化されました。
この時「遺体も含めての改葬であったのか?」定かになっていない。
江戸から見て日光は真北にあり江戸城の鬼門にあたり、不動の北辰(北極星)の位置から幕府と日本の平和を守ろうとしていたと伝えられている。
正保2年(1645年)朝廷より「宮号」が授与され東照社から東照宮に改称し、日本に鎮座する東照宮の総本社である。
また、久能山東照宮・上野東照宮とともに三大東照宮のひとつと数えられることが多く、他の東照宮と区別する為に「日光東照宮」と呼ばれている。
日光東照宮のご利益
日光東照宮の御祭神は「徳川家康公」
様々な苦難を乗り越えながら天下を統一し、長きにわたり平和な江戸時代を築かれた人物!
- 開運
- 仕事運
- 勝負運
- 生命力アップ
- 厄除け
- 家内安全
- 学業成就
- 商売繁盛
など様々な運気上昇のご神徳があります。
そして、家康公の御神徳にプラスして最強のパワースポットといわれている理由があります。
日光連山からの強いパワー(氣)が交わる場所に、風水学・陰陽道の手法を取り入れ建造されている。
強い決意(意思)をもって参拝されると、運気上昇に導いてくださるのが日光東照宮!
日光東照宮でいただける3つの御朱印!
日光東照宮を参拝する為には、拝観料(大人1人:1,300円)が必要となります。
ゲッ!新たに確認したら2024年拝観料(大人1人:1,600円)
境内でいただくのを忘れてはいけない3つの御朱印と、知っておくと役に立つ情報も記録してあります。
日光東照宮の御朱印
場所:陽明門をくぐった右側に授与所があります。
参拝時には記念ステッカーをいただきました。
参拝を済ませてから御朱印をいただくわけですが、唐門の右手にある昇口から拝殿内に入ることができますが、内部の素晴らしい光景は撮影禁止です。
日光東照宮奥宮の御朱印
場所:眠り猫が刻まれている入り口を通り、坂下門をくぐり207段の石段をのぼり、本殿の近くに授与所があります。(書置きのみ)
鳴龍の御朱印
輪王寺の薬師堂(本地堂)の御朱印になります。
場所:陽明門の石段をのぼる手前左側の奥にあります。
お寺になるので神社とは別の御朱印帳を持参する事をおすすめします。
今回参拝した時はコロナ禍ですべて書き置きの御朱印でしたが、本来は「日光東照宮の御朱印」と薬師堂の「鳴龍の御朱印」は御朱印帳に直接書いていただける御朱印です。
日光東照宮!知っておきたい境内の見どころ
現在のおもな社殿群は、徳川家光公(三代将軍)により寛永13年(1636年)に建て替えられたもので、平成11年(1999年)世界文化遺産に登録されています。
先に知っておくと日光東照宮がさらに楽しめる!かもしれない情報です。
神厩舎と三猿(かみきゅうしゃ・さんざる)
神厩舎は神様の馬をつなぐ厩(うまや)で、昔から猿は馬を守るとされていました。
三猿「見ざる・言わざる・聞かざる」の彫刻が有名ですが、実は8面あり人間の一生が彫られています。
- 母猿が子猿を引き寄せ子猿の将来を遠く見つめ、その母猿の顔を覗き込む様子
- 有名な三猿「「見ざる・聞かざる・言わざる」この時期は悪い事を「見ない・聞かない・言わない」良い事だけを受け入れ素直に成長する様にという意味が込められている。
- 1匹だけ、孤独を感じながら独り立ちしようとしている猿の姿
- 大きな志を抱いて天を仰ぐ猿の姿
- 迷い悩む仲間を励ましあい、苦難を乗り越えようとする猿の姿
- 恋などに悩み物思いにふけっている猿の姿
- 結ばれた2匹の猿、荒波をこれから乗り越えて欲しい願いが込められている
- 子供がやどった大きなお腹の猿の姿(そして1の場面に戻る)
この流れを知って神厩舎の猿の彫刻を見ると、なぜか時が経つのを忘れてしまう!
陽明門(ようめいもん)
全面には龍や神獣など500以上の彫刻に色鮮やかな装飾が施され、まさに豪華絢爛!
日が暮れても忘れて見入ってしまうことから「日暮門(ひぐらしもん)」とも呼ばれています。
渦巻き模様(グリ紋)が施された12本の白い柱がありますが、1本だけ渦巻き模様が逆さになっています。
「魔除けの逆さ柱」と呼ばれ、建物は完成するといずれすたれるが未完成であれば永遠にすたれることはない!という願いが込められているそうです。
内緒ですが、逆さ柱矢印付けました。(陽明門の裏側)
柱の上の彫刻も見事なのでお見逃しなく!
また、参道からほぼ真北に位置し、鳥居から見ると陽明門の真上に北極星がみえるらしい・・・
昼間なので北極星が見えませんが、鳥居の中に陽明門がすっぽり入るこの位置は「北辰の道の起点」と呼ばれ、江戸から日光そして北極星を結ぶライン「北辰の道」は、強いパワーがあるポイント(パワースポット)とされています。
唐門(からもん)
特別な時にしか通ることが出来ない門です。
「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など、陽明門より多い600以上の細かい彫刻が施されています。
あまりにもきめ細かい彫刻なので、年齢的なこともありますが「双眼鏡」などがあるといいなと思いました。
眠り猫(ねむりねこ)
奥宮の入り口となる門に刻まれている猫ちゃん!
牡丹の花に囲まれ日の光を浴びながらうたたねをしているところから、日光にちなんで彫られたとも伝えられている眠り猫!
裏側にはスズメの彫刻が彫られている。
猫とスズメが仲良く安心して暮らせるほど江戸幕府が平和であるという様な意味が込められているそうですが、この発想が凄いですよね!
奥宮宝塔(おくみやほうとう)
奥宮へ続く参道は強い氣(龍道)の通り道といわれているパワースポットです。
眠り猫の入り口を通り奥宮への参道には207段の石段があり、最後の長い石段は見どころの一つになっています。
階段は1段ごとに1枚石が用いられ、傾斜部分の石柵(笠・柱・土台)も1枚石をくり抜いて作られている。寒さの厳しい冬の凍て上がり防止を考慮したものと考えられている。
拝殿の右手から奥に行くと唐門「鋳抜門(いぬきもん)」がありその先に、奥社宝塔(徳川家康の御墓)があります。
奥に進んで行くと樹齢約600年の「叶杉(かなえすぎ)」
家康公のパワーが宿っていると伝えられており、諸々の願い事をほこらに向かって唱えると願いが叶うそうですよ。
橋「神橋」にも御朱印があった!
日光東照宮の参道入り口には、大谷川(だいやがわ)に架かる神橋(しんきょう)があり、何と御朱印をいただけるのです。
初穂料:500円(直書き)
御朱印に「二荒山神社」の文字がありますが、御朱印情報や境内の見どころをご紹介しているサイトを最後のご紹介しております!
日光東照宮の基本情報
住所:栃木県日光市山内2301
お問い合わせ先:0288-54-0560
開閉時間
4月~10月:9:00~17:00
11月~3月:9:00~16:00
ただし、最終受付は30分前で終了です!
最後に
忘れてはいけない3つの御朱印!をご紹介しましたが、豪華絢爛な彫刻が施されている日光東照宮!
「知っておきたい境内の見どころ」の内容を知ると、改めて日光東照宮の参拝が楽しめると思います。
日光の世界遺産「2社1寺」
日光東照宮・日光二荒山神社・輪王寺
日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)は、日光東照宮の西奥に鎮座する神社です。
御朱印情報と境内の様子は、↓こちらが参考になりますよ!
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行く前に確認して参拝時の参考に・・・