栃木県佐野市に鎮座する「磯山弁財天(いそやまべんざいてん)」に御朱印をいただきに行ってきました。
佐野七福神巡りの弁財天が祀られています。
社務所がないので御朱印は「ホテル一乃館」のフロントでいただくのですが「人気がある御朱印だよ」といった感じの御朱印をいただきました。
まずは御朱印情報からご紹介していきますが、凄いご利益がありそうな理由は境内の見どころで記録してあります。
磯山弁財天の御朱印!(いただく場所の注意点)
参拝時にいただいた御朱印をご紹介します。
今回いただいた御朱印はこちら↓
通常御朱印
(書置き500円)
開運白蛇の御朱印
(書置き700円)
透明なイラスト御朱印
(書置き700円)
白い紙(御朱印帳)の上で写真を撮ったので、白い部分は透明で磯山弁財天と出流原弁天池周辺が浮かび上がる御朱印です。
通常御朱印はコロナ対策の為に書置き御朱印をいただきましたが、以前は直書き御朱印だったようです。
御朱印をいただく場所「ホテル一乃館」の注意点
磯山弁財天は社務所がないのですが、ホテル一乃館のフロントで御朱印をいただくことができるのです。
ホテルだからいつ行ってもホテル内に入れると思ったら大間違い!
基本的には休館日が決まっているわけではないようですが、施設内(館内)のメンテナスなどにより入り口が閉まっていることがあるのです。
実は今回行った時に普通なら入り口があいている時間だったのですが閉まっていて・・・
今回はご縁がなかったのだと諦めていたら、隣に神がいた!
「開けてくれるって」の神の声!
なんと!旦那さんがホテル一乃館に電話で休館日なのか?確認していたのです。
なんかメンテナンスの作業があり閉めていたのですが、もう大丈夫ということで開けてくださったのです。(感謝)
ちょっと愚痴(聞いてください)
私たちが中に入ったのを見て入ってきた人たちがいたのですが・・・
「電気早く点けて」とか、フロントの呼び鈴を何回も鳴らして御朱印を要求する人がいました。
マジうざい!
こんなヤツが御朱印をいただこうとするから、ちゃんと参拝の証として御朱印をいただこうとする人のイメージまで悪くなるのよ!
遠くから行かれる人は前もって連絡して休館日の確認をするのがおすすめです。
お問い合わせ先:0283-25-0228(ホテル一乃館内)
ホテル一乃館はこの後ご紹介する出流原弁天池の前にあります。
御朱印をいただくホテル一乃館を少しご紹介!
参拝前に御朱印をいただけるホテル一乃館について少し知っておきましょう。
令和4年現在、創業102年を迎えるホテルで何と!有名人も宿泊する温泉宿なのです。
ロビーがレトロな雰囲気!
好きな人にはたまらない物がたくさんありそうです。
宿泊しなくてもカフェを利用することができますよ。
本当は美味しそうなパンケーキを食べる予定だったのですが・・・(残念)
という事で、前もって色々確認したほうが良いですよ。
磯山弁財天について(ご利益)
今から1000年以上前に藤原秀郷が創建したと伝えられています。
御本尊は8本の手があり頭上には白蛇にまかれた宇賀神像を拝しているそうだ!
弁財天の由来
音楽・弁才・福智・延寿・除災・得勝を司る天!
妙音天・美音天・大弁才・功徳天とも称する。
もとは河川を神格化したもので七福神の一つでもあります。
磯山弁財天のご利益が凄すぎる!
地球上のあらゆる物を司る菩薩様が16人の童子になぞられ、それぞれのお仕度で一団となり弁天様の御指示をおまちするかのような姿で御厨子に安置されているそうだ!
何とそれは・・・
あらゆるお願い事が可能とされ、特に五穀豊穣・家内安全・商売繁昌の神様としてご利益が凄い!
そして、弁天様のお使いである蛇!この地域では「長い蛇の夢をみると幸先が良く縁起が良い」と伝えられています。
弁財天様は河川神といわれており昔から水辺に祀られていることが多いのですが、これからご紹介する境内の見どころを見ていただくとご利益が凄い理由が分かりますよ。
磯山弁財天!境内の見どころ
とてもご利益がありそうな境内の見どころをご紹介していきます。
凄い神門と風穴洞
境内入り口には凄い神門が・・・
朱塗りの大きな神門!(昔は楼門かな?)
保護されている左手の灯籠の奥にはお地蔵様がいます。
「佐野七福神」と書かれている旗がありますが、佐野七福神の弁財天が祀られているのです。
神門を過ぎた突き当りを見上げると・・・
蛇の像(磯山の大蛇)がお出迎え!
ちなみに一番上に見えている建物が社殿です。
さて、左手には可愛い弁財天像があります。
隣には風穴洞があり四季を通して冷風を感じることができるそうだ!
蛇の像の右手の階段をのぼって行きますよ。
階段途中にある鐘楼と銭洗い弁天
思ったより急な階段をのぼってすぐ右手に鐘楼(しょうろう)があります。
ゲェ~旦那さんが鐘をいきなり撞いた!
撞いていいのか?
しかしめっちゃいい音でした。
階段をさらにのぼって行くと3つに道が分かれており、右手に銭洗い弁天があります。
銭を洗わねば!
丸い水鉢で銭を洗うようなのですが、コロナ対策なのか?使用できる雰囲気ではなく、諦めて参道に戻ろうとしたら・・・
横に参拝場所がありました。
何ともいえない石が、凄いご利益ありそうな感じです。
参道に戻り3つに分かれていた道を今度は左手に進み社殿にむかいます。
懸造りの凄い社殿
あっ!分かれ道のところに凄い手水場があります。
何だろ?蛇なのか?怖いぐらい迫力がありますが、身を清めてから先に進みましょう。
ちなみに、分かれ道を真っすぐ行くと三峯神社があるそうなので、後でご紹介するとして左手にある社殿に行きますよ。
現在の社殿は鎌倉時代に再建されたもので、何と!釘を使っていない懸造りの建物なのです。
崖や山などの急な斜面に張りだして建てられた建物のことで、舞台造りとも呼ばれる。
さっそく白蛇様がお出迎え!
感謝といたわりの気持ちで希望のところを何回かさすると幸運に巡り合えるかも?しれないそうです。
蛇は苦手ですが幸運を願いさすりました。(よく見ると可愛い目だよ)
社殿の横の上の方には見事な彫刻が飾られています。
平成元年に修復されているようだが、文化10年(1813年)の作品らしい!(お見逃しなく)
社殿正面に行き参拝して中を見させていただきました。(拝殿内が写る画像は控えさせていただきます)
そして、振り返った風景がこれまた凄い!
画像だけだと分かりづらいかもしれませんが、佐野市街を一望できますよ。
ちょっと気になるのが社殿の裏にある穴!
だが説明書きもないし、行ってみようとする人がいるのか?テープで立ち入り禁止みたいになっているので気になるけど・・・きっとただの岩の切れ目の穴だと思われる?
三峯神社に行ってみた!
先ほどの3つに分かれていた道を真っすぐ進むと三峯神社があるそうなので、三峯神社大好きな私は気になり行ってみました。
とても好きな雰囲気の道をのぼって行くと社を発見!
岩の上に2つの社があり、右手が雷電神社です。
えっ左手にある社が三峯神社!
何かちょっと残念な感じですが、ちゃんと参拝してきました。
ここは散策道(プチハイキングコースかな?)になっているので休憩所がある場所です。
三峯神社を通り過ぎた先にある道を歩いてくだってみると・・・
超凄い出流原弁天池に出ました。
感動するぐらい凄い出流原弁天池
最初はどこに出るのかわからずにくだっていたので・・・
(何と!道の雰囲気をお伝えできる写真を撮るのを忘れていました)
はっきり言って!女一人なら怖いかも?
熊とか猪とかいきなり出てこないよね?と、勝手に想像しちゃうけどちょっと楽しい感じの山歩きみたいな道です。
そして見えてきた景色がこちら↓
池だ!
しかしこの池が凄いのよ!観て↓
凄く水が綺麗で底が見えるのよ~!
出流原弁天池は日本名水百選に選ばれており栃木県指定の天然記念物です。
池の中に小島があります。
昔はこの小島に弁財天様が祀られていたそうです。
弁財天様は河川神!昔から水辺に祀られていることが多いのですが、汚い水辺に祀られている弁財天様もいます。
こんなに綺麗な水辺に祀られていた弁財天様の御利益は凄いと私は思うのです。
出流原弁天池の奥に涌釜神社があった。
湧釜神社(わっかまじんじゃ)は無人の神社ですが御朱印があります。
詳しい情報はこちら↓
「涌釜神社」御朱印いただく場所!磯山弁財天に行ったら一緒に参拝磯山弁財天の御朱印といただける場所が違うのでご確認くださいませ。
磯山弁財天!基本情報・アクセス・駐車場
住所:栃木県佐野市出流原町(いずるはらちょう)1117
電車の場合
両毛線「佐野駅」よりタクシーで約20分
東武鉄道「足利市駅」よりタクシーで約20分
車の場合
東北自動車道「佐野藤岡インター」より約30分
北関東自動車道「佐野田沼インター」より約15分
北関東自動車道「足利インター」より約15分
北関東自動車道「出流原スマートインター」より約3分
無料駐車場あり
境内の入り口の横に参拝者専用の駐車場があります。
駐車場にも白蛇の像がありました。
最後に
磯山弁財天に参拝して御朱印をいただくだけの予定が、出流原弁天池の奥に涌釜神社が鎮座していました。
先ほどお伝えしましたが、御朱印をいただける場所が違うのでご注意くださいませ。