埼玉県鴻巣市に鎮座する「鴻神社(こうじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。
とにかくカラフルな御朱印の種類が多く超人気!
そしてコウノトリのご利益といったら「子授け・子宝・安産など」と思ってしましますが、それだけではありませんよ!
まずは御朱印情報・鴻神社について(ご利益など)・境内の見どころをご紹介していきます。
鴻神社の御朱印情報
マジ凄い!
撮影許可をいただき社務所に貼ってある御朱印一覧がこちら↓
社務所で御朱印に記載されている番号を伝えお願いするシステムです。
御朱印の種類
- 季節限定御朱印
- 見開き切り抜き御朱印
- 見開き浮世絵風御朱印
- ステンドガラス風御朱印
- ひのき御朱印
- 境内社御朱印
- 透明素材の御朱印
- 金色に輝く御朱印
- 切り絵のような御朱印
などですが、デザインの違う物もあるので本当に種類が多いです。
(無くなり次第終了の御朱印もありますが、新しいデザインの御朱印が追加されることもあります。)
画像の左手下には鴻神社オリジナル御朱印帳があります。
紫・赤・黄・緑・黒の5色!(御朱印代込みで2,000円)
私が今回いただいた御朱印はこちら↓
通常御朱印
初穂料:書置き500円
やはりはじめて参拝した神社の通常御朱印は欲しいですよね!
向かい合うコウノトリの朱印が押されています。
コウノトリ伝説の切り抜き御朱印
初穂料:1,300円
無くなり次第終了の御朱印ですが、カラフルな御朱印よりこれ↑が欲しいと思って選びました。
御朱印受付時間帯:9:00~16:00頃まで
御朱印をいただける場所:拝殿右手の授与所
以前は通常御朱印は直書き(だけど神社名は印を押すタイプで日付が直書き)でしたが、コロナ禍によりすべて書置き対応になっており直書きに戻る予定はないそうです。
カラフルな御朱印は印刷御朱印なので日付だけは記入していただけます。
鴻神社について
明治6年(1873年)に現在の地と近くにあった3社(氷川社・熊野社・雷電社)を合祀し「鴻三社」と号したのがはじまりと伝えられている。
その後、明治35年(1902年)から鴻巣町内にあった4社(日枝神社・東照宮・大花稲荷社・八幡神社)を合祀し明治40年(1907年)に社号を「鴻神社」と改め現在に至る
(境内にあるご由緒書きより一部抜粋)
御祭神とご利益
御祭神
素盞鳴尊(すさのうのみこと)
伊弉岐命(いざなぎのみこと)
伊弉冊命(いざなみのみこと)
速玉男命(はやたまのおのみこと)
事解男命(ことさかのおのみこと)
別雷命(わけいかずちのみこと)
と、境内のご由緒書きには記されているが・・・
いただいたご由緒書きとは違ったのでホームページより一部抜粋して記録しておきます。
鴻神社では最初に合祀した3社に祀られていた神様を御祭神としているそうだ!
氷川社:素盞鳴尊
ご利益:災難除け・厄除け・方位除け・縁結び・家内安全・子授け(子宝)・安産・交通安全など
熊野社:速玉男命
ご利益:社運隆昌・成長発展・病気平癒など
雷電社:別雷命
ご利益:雷除け・鬼門除け・方位除け・災難除けなど
境内にはご利益ポイントがたくさんあります。
境内の様子(見どころ)でご紹介しておりますのでお見逃しなく!
鴻神社!境内の様子(見どころ)
鴻神社の境内には見逃せない見どころがたくさんありますよ。
参拝前の参考にしてくださいませ。
正面入り口と参道
正面入り口となる鳥居はこちら↓
鳥居の右手に社号標もありますが、紫の看板が目立つ入り口です。
鳥居をくぐった先の参道には立派な記念碑もあるのですが、見逃せないのが(見逃すことはないけどね)両脇にある絵!
左手には中山道鴻巣今昔の絵図
日本橋からはじまる中山道69宿場!気になる人はよく見てくださいね!
右手には鴻三社の縁起が描かれています。
氷川社
古墳時代末期に創建
鴻巣郷総鎮守として崇敬を集めた古社で「鴻の宮氷川明神」とも呼ばれ、「コウノトリ伝説」の由来になった社である。(コウノトリ伝説についてはこの後記録してあります)
熊野社
熊野権現と称した古社だが創建は不明
豪族(深井対馬守景吉)が紀州熊野に参詣し、その社地の霊地と御神燈をいただいて帰郷して鴻巣宿の市神社及び熊野権現の社殿の下に霊土を埋めたと伝えられている。
雷電社
現在の鴻神社の地にあり竹林が多いことから「竹の森雷電社」とも呼ばれていた。
平安時代、都から東国へ下る高貴な女官が激しい雷雨にあい、難儀し神様に祈ったところこの地に至って雷雨がおさまったので、この地に社殿を建て雷電社を祀ったのがはじまりと伝えられている。
その先には二番目の鳥居があります。
鳥居の手前にはガッシリした狛犬さんがいるのでお見逃しなく!
手水舎周辺と境内社
二番目の鳥居をくぐると右手に手水舎があります。
まずは身を清めてから先に進みましょう。
あっ!二番目の鳥居をくぐった左手には境内社があります。
手前の小さな赤い鳥居まであるのは庚申塔(こうしんとう)です。
その奥に鎮座しているのは宿神社!
鴻巣宿の宿場を守る神様として中山道の往来に祀られていた。
何と!心に強い願いのある人は社の中で心願成就の祈祷を受けることができるそうだ。
画像では確認できませんが・・・宿神社の左手に疱瘡神が祀られています。
ご利益:病気平癒・無病息災など
右手には神楽殿と横に境内社があります。
神楽殿にもコウノトリが描かれていますね。
あっ!境内社がちょっと面白い名前なのでちょっと詳しく記録してあります。
なんじゃもんじゃ稲荷!
なんじゃもんじゃの木の下にあるお稲荷さん「大花稲荷」です。
明治時代には現在の明治神宮苑にこの木はあり美しい花を咲かせることで有名でしたが、誰もこの木の名前(花の名前)を知らなかった。
「何の木じゃ?」などと呼ばれているうちに「なんじゃもんじゃ?」という名前にいつの間にかなったと伝えられている。
ある地域では、水戸の肛門様が「なんじゃもんじゃ」といったという伝承もあるそうだ。
美しい花!気になりますよね!
花の形がプロペラ型で色は白く、満開の時には雪に覆われたような美しい姿を見せてくれるそうだ。
満開時期:4月下旬頃~5月中旬頃(毎年ゴールデンウィークあたりが見頃)
御神木と社殿
社殿の両脇の大きな木が御神木です。
樹齢500年以上のイチョウの雄木と雌木!
子受け・安産・健康長寿・夫婦円満のご利益があるそうだ!
そして参道の突き当りには社殿があります。
何だろ?パワーを感じる拝殿です。
拝殿前には狛犬のようにコウノトリの像が両脇にいますよ。
そして拝殿内にはコウノトリとご神卵(ごしんらん)が祀られており、天井には大きなコウノトリが描かれているそうだ。
左手の奥に行くと本殿も確認することができます。
社殿周辺に凄いご利益ポイントがたくさんだ!
まずは拝殿の右手からご紹介していきますよ。
最初に気になるのがたくさんの卵
「お願いたまご」自分の願いをたまごに書いて納める場所です。
何やら置かれているたまごではなく、ちゃんと授与所でたまごを購入してしないとダメですよ。
奥に社が見えますが、右手に正面の入り口があります。
「幸宮弁天社(こうのみやべんてんしゃ)」
御祭神:市杵嶋姫命
ご利益:開運招福・金運招来・諸芸上達(芸能・音楽)・女子力向上など
そして奥に進むと「三狐稲荷神社」があります。
天狐・地狐・人狐の三狐を祀るお稲荷さまです。
良い縁(恋愛・結婚・受験・就職・人間関係など)を結び、悪い縁(悪い癖や習慣・悪い人間関係など)を断つご利益があります。
何となくだけど・・・凄いパワーがあるお稲荷さんかも?
隣の建物の中で絵馬などの記入をするらしい!(私が知らないだけか?今までこんな稲荷社なかった)
心の呟き!
今回さ~1人で鴻神社に行ったから怖くて絵馬を購入してこの建物の中で記入なんてできなかった。
お稲荷さんって強いパワーあるから願い叶うかもしれないのに・・・
ちょっと後悔だよ!
さて次は拝殿の左手のご紹介です。
御神木の横にある「鴻の宮」
こちらはコウノトリ伝説が伝わるお社です。
昔、この地に「木の神」と呼ばれる大樹があり人々は「神様の木」として大切にしていた。
しかし、この木はお供えをしないと災いを起こすので人々は困っていた。
ある時、一羽のコウノトリがやって来てこの木に巣を作って卵を産んだ。
ちょっと巣から離れている時に大きな蛇が現れて卵を食べようとしたのだ!
それを見ていたコウノトリは蛇と戦い追い払った!
その後、この地では災いもなく平和な日々が続き人々はこの木の下にお宮をつくり、コウノトリのお宮「鴻の宮(こうのみや)」と名付け土地の守り神とした。
コウノトリ伝説により、いつの頃からか?この地を「鴻巣(こうのす)」と呼ぶようになったとも伝えられている。(地名については諸説あります)
鳥居の横に「御神玉」の石像がありますが、撫でるとご利益あるのかな?何も記されていなかったけど孫ができるように撫でてみました。(だって撫でたくなるよね?)
そして左手の駐車場の奥に行くと境内社が並んでいます。(本殿の裏)
画像左手より!
富士嶽神と小室浅間神・合祀殿(稲荷神社・蚕影山神社・御嶽神社・三峯神社・厳島神社・秋葉神社・須賀神社)
奥には小さな社や石祠、石碑などが並んでいるのですが・・・
たぶん神社関係者だと思うが「なぜそこに車を止める?」
鴻神社の基本情報・アクセス・駐車場
住所:埼玉県鴻巣市本宮町1-9
お問い合わせ先:048-542-7293
電車の場合
JR高崎線「鴻巣駅」より徒歩約8分
車の場合
無料駐車場あり
(混雑時は利用できない場合がある)
最後に
鴻神社の御朱印は本当に種類が多く、御朱印を選ぶのに何人か悩まれていました。
ただ、直書き御朱印がないのが残念ですね。
境内はコウノトリが多いです。
気のせいかもしれないが、夫婦や若い男女の参拝者が多く1人で行ったから少し寂しかったけど、境内には見どころも多く雰囲気の良い神社でしたよ。