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宇都宮「羽黒山神社」「密嶽神社」の御朱印!車の場合は要注意

拝殿の扁額

宇都宮にある標高458メートル羽黒山の山頂付近に鎮座する「羽黒山神社(はぐろさんじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。

授与所が開く時間よりかなり早く到着してしまい・・・
御朱印を諦めて参拝させていただきましたが御朱印ゲット!

羽黒山神社では密嶽神社の御朱印もいただけるので、参拝に向かう様子も記録してあります。

まずは御朱印情報からご紹介していきます。

羽黒山神社と密嶽神社の御朱印情報

今回いただいた御朱印をご紹介していきます。

羽黒山神社の御朱印

羽黒山神社の御朱印

(書置き500円)

密嶽神社の御朱印

密嶽神社の御朱印

(書置き500円)

風神雷神の御朱印

風神雷神の御朱印

(書置き1000円)

すべて書置きですが・・・

授与所(境内の見どころでご紹介しています)が開く時間より早く着いてしまったので、閉まっていました。

あっ!社務所に御朱印の張り紙を発見!

社務所正面の風景

境内にある羽黒山神社社務所!

羽黒山神社と密嶽神社の書き置き御朱印が箱に入っていました。

しかし、今回いただいた風神雷神の御朱印は「御朱印ご希望の方はブザー押してください」と貼り紙に書いてありました。

9:30頃でしたが、電気が付いていたので社務所の玄関ブザーを鳴らしたら人が出てきました。(感謝)

羽風神雷神の御朱印と黒山神社と密嶽神社の書き置き御朱印にも日付を入れていただけました。

話をお聞きしたら「この日は宮司さんが来られない日」でした。

宮司さんは毎日いらっしゃるわけではないそうです。

宮司さんが来られたら授与所が開き直書き御朱印をいただけます。

直書き御朱印がいただける授与所が開いている時間帯

たぶん10時頃~15時頃
基本的に宮司さんがいる時間帯といった感じなのです。

宮司さんが来られない日は、社務所に書き置き御朱印が置いてあります。

社務所の御朱印対応時間

8時30分頃~4時頃

こちらも社務所に人がいればの時間帯だと思われる。

羽黒山神社について

御祭神:稲倉魂命(うがのみたまのみこと)

御神徳(ご利益)
五穀豊穣(穀物の神様です)・家内安全・生業繁栄・願望成就など

ご由緒

創建については諸説あるが、康平年中(1058年~1065年)に藤原宗円(ふじわらそうえん)が宇都宮城の築城に際し、祈祷修法中に出羽三山(でわさんざん)との関連を意識し勧請されたものとされている。

明治初期までは「羽黒山大権現」と称し、修験道場として多くの信者から長年にわたり崇敬されていました。

羽黒山神社!境内の見どころ

羽黒山神社の一の鳥居・二の鳥居は、最後にご紹介するアクセスで電車とバスを利用して徒歩で神社に向かう途中にあるようです。

私は車で行ったので、境内入り口となる三つ目の鳥居からご紹介していきます。

入り口となる鳥居と参道

三の鳥居正面の風景

大きな灯籠の先に朱塗りの入り口となる両部鳥居があります。

ちなみに・・・この右手には御手洗いがあるのでご安心くださいませ。

さて、この先の参道は長い階段ですよ!(山の上に鎮座していますからね)

階段になっている参道の風景

しかし、ご安心ください!

この階段を見て不安に思ったご年配の人には・・・

置かれている杖の様子

鳥居をくぐった左手に杖?がたくさんあります。

階段をのぼって行くと狛犬さんがいます。

左の狛犬1
右の狛犬1

凄く見られていると思ったら、黒目の部分が黒い石?になっています。

先に進むと・・・

あらっ!先ほどより新しい感じの粉犬さん

左の狛犬2
右の狛犬2

その先には夫婦杉(御神木)がありますよ。

夫婦杉の風景

真っすぐに伸びた2本の杉は根元が1本で、縁結びの木として信仰を集めています。

ご利益:良縁・縁結び・夫婦円満・子孫繁栄

これは・・・
太い方が旦那さんで、スラリとしている方が奥さんよね?
(我が家と同じね!ギリギリだけど)

さらに進むと2つに道が分かれています。

二股に分かれる参道の風景

このまま真っすぐ(右手)に進むと社殿があるので進んで行きます。

社殿(拝殿と本殿)

階段をのぼりきると、まずは狛犬さん

左の狛犬3
右の狛犬3

右の狛犬さんの先に手水舎があるので、身を清めてから先に進みましょう。

さて、正面には拝殿があります。

拝殿正面の風景

凄く立派な社殿です。

拝殿の右手には授与所がありますよ。

拝殿横からの風景

宮司さんがいる時には授与所が開いていて御朱印をいただける場所です。
(この日は宮司さんが来ないのでシャッターが閉まっています)

その奥の階段をのぼると本殿を見ることができます。

本殿の造営は文政13年(1830年)

窓?から見ることができるのですが、写真がうまく撮れなくて・・・
参拝時にご確認くださいませ。

社殿周辺の様子

あれっ?社殿の左手に今まで見たことがない物が・・・

長い棒が置かれている風景

秋の例大祭(梵天祭)で使用される物だそうです。

11月の第3土曜日・日曜日に、五穀豊穣や家内安全などを願う梵天祭!江戸時代から約300年にわたり受け継がれている。

その左手には天満宮

天満宮正面の風景

御祭神:菅原道真公(学問の神様)
ご利益:学業成就・試験合格

またまたあれっ?

神社ですが、梵鐘(ぼんしょう)があります。(神仏習合の名残ですね)

梵鐘と三大杉の風景

お賽銭箱があり、何と鐘をついてもよいようだ!(鐘のつき方の説明書きがあります)

神社で鐘をつけるなんて・・・梵鐘の音色?音?いいですよね!

右手にあるのは神木「三代杉」です。

願いをこめ、両手で触れて神様のパワーを体得し、羽黒山神社に真心で参拝する。

ご利益:家内安全・子孫繁栄・夫婦円満・家運隆昌

密嶽神社にも行ってきた!

御朱印をいただく前にちゃんと密嶽神社に参拝せねば!

密嶽神社に行くための入り口と参道

密嶽神社に行くための入り口は、先ほどご紹介した天満宮の左手に案内板がありますよ。

密嶽神社への入り口

約3分で山頂に到着し、その先に密嶽神社があるので行きますよ。

あっ!
階段を少しおりた右手に羽黒山神社の境内社(ご利益ポイント)があります。

まずは「子宝杉」があります。

子宝杉の風景

ご利益:子宝祈願・子孫繁栄・夫婦円満・家運隆昌

先に進むと「子安神社」

子安神社と祠が並ぶ風景

ご利益:良縁結び・子授祈願・安産祈願・無事生育

さて、階段をさらにおりて道なりに進んで行くと「双神結び平」があります。

富士見双上結平の様子

富士見百景に選ばれている場所なのです。

双神結び平の風景

ここからの景色は最高のはずだった・・・

この場所から富士山が見えるので、角柱の高さや角度を調整した穴(富士見の穴)があります。

穴があいている角柱の様子

早朝運が良ければ雲海、秋から冬の夕刻の空気が澄んだ日には赤富士を見ることができます。

夜はこの場所からの夜景も綺麗らしいそうだ。

羽黒山神社と密嶽神社!相愛結びの御神徳がある場所でもある。

さらに進むと羽黒山の山頂に到着!

羽黒山山頂の様子

何やら木にロープがされています。

もしかして、紙垂がついているので、あれはロープではなくしめ縄ってことかしら?

ということは、この先は神聖な場所ということで、この先に密嶽神社が鎮座しています。

密嶽神社!境内の様子

不安に思いながらしめ縄をくぐり坂道をくだって行くと密嶽神社(みつたけじんじゃ)がありました。

社殿正面の風景

えっこれが社?と思いますが、社を保護?している建物でこの中に社があります。

鎌倉後期の元亨2年(1322年)に創建したと伝えられている。

現在の「密嶽神社」といわれるようになった歴史を記録しておきます。

嶽の頂上に三神を祭祀したので「羽黒山三社第権現」と呼称されていた。
その後「三嶽大権現」と改め羽黒山大権現(羽黒山神社)と同様に崇敬を受けていたが、寛延3年(1750年)火災により全焼。
2年後の宝暦2年(1752年)拝殿を再建し境内を広めたとき、頂上の岩の下から清水が湧き出したことで人々が「水嶽大権現」と呼んだ。
そして、神仏分離により「密嶽神社」と改称し今日に至る。

本殿のまわりは金網になっていて、農作業をモチーフに描かれた見事な彫刻を見ることができますのでお見逃しなく!

しかし何と!作者が不明なのだ。

羽黒山神社の基本情報・アクセス・駐車場

住所:栃木県宇都宮市今里町1444
お問い合わせ先:0286-74-3479

電車の場合
JR「宇都宮駅」西口より関東バズ「玉生車庫行き」または「今里行き」乗車し「羽黒山入口」下車、徒歩約40分

車の場合
東北自動車道「上河内スマートインターチェンジ」より約10分
注意点
上河内スマートインターチェンジを利用する場合、上河内サービスエリアは利用できません。

無料駐車場あります。

無料駐車場は山を登ってくる途中にいくつかありますが、境内入り口となる鳥居の近くの駐車場には展望台があるのでお見逃しなく!

駐車場に着くまでの注意点

とにかく道が細い場所があり対向車とすれ違うことが難しく、どちらかがすれ違えるポイントまで移動する感じなので、運転に自信がない人は混みそうもない日と時間帯をお選びください!

最後に

羽黒山神社が鎮座している羽黒山は蠟梅(ろうばい)が有名です。

見頃の時期:1月下旬~2月中旬(毎年開花時期は違います)

そして、絶景ポイントがたくさんあります。

私は長距離の外出がなかなかできない環境なので、天気が心配な日に行きましたが・・・

自由に予定をたてられるのなら、絶景が楽しめる天気の良い日に行かれることをおすすめします。

しかし、御嶽神社を参拝後、富士見双神結び平に戻って来た時に少し良い景色を見ることができました。

双神結び平からの風景