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お寺と神社の違いを知り御朱印集めを楽しもう!参拝方法や御朱印の違いなど

神社の拝殿画像

お寺と神社!「どっち?」と迷う事がありますよね。

特に呼び名の最後に「寺」と「神社」がない時など!私はいつも迷ってしまいます。

そこで今回は、お寺と神社の違いを呼び名も含めて解りやすく記録しておきます。そして「御朱印集めを楽しむマナー」としての参拝の違いと、御朱印の違いもまとめました。

お寺と神社の違い!見分け方

色々な点で異なるお寺と神社なのに、なぜ迷ってしまうのか?

それは「お寺と神社の違いをしっかり理解出来ていない」からだと思います。

お寺にはお墓があり神社には鳥居がある!と覚えている人が多いかもしれませんが、お寺と神社の違いを解りやすく簡単に記録しておきます。
(自分の為なので!)

お寺とは?

お寺の起源はインドや中国であり外国から伝わった「仏教」が宗教で、祀られているのは、仏様(仏像)です。

僧侶・尼僧・住職・お坊さんなどがお勤めされています。

お寺の入り口には、一般的に門(山門や仁王門)があります。

覚えておきたいお寺の呼び名

・寺
・寺院(院)
・庵
・大師
・坊
などが呼び名の最後についていたら「お寺」です。

神社とは?

神社の起源は日本であり「神道」が宗教で、祀られているのは、神様(御神体)です。

神主・宮司・巫女などがお仕えしています。

神社の入り口には、一般的に鳥居があります。

覚えておきたい神社の呼び名

・神社
・大社
・宮
・神宮
などが、呼び名の最後についていたら「神社」です。

神宮や大社は皇室の御先祖様にあたる神様が祀られている事が多いといわれています。

お寺と神社の違い!参拝方法

御朱印をいただくにあたり、参拝を先に行う事がマナーなのですが「あれっ?」という事がないようにしておかないとかなり恥ずかしい思いをします。

お寺と神社の参拝方法をしっかり確認しておきましょう。

お寺の参拝方法

  • 門をくぐる前に拝礼(一礼)
    ・敷居は踏まない
    ・門の左右に仁王像が安置されている場合は、両方の像に手を合わせる
    ・お寺の参道はどこを通ってもよいとされています。
  • 手水舎がある場合(神社と同じ)
    ・右手で柄杓(ひしゃく)を持ちたっぷり水を入れて左手に水をかけ清める
    ・左手に柄杓を持ち直し右手に水をかけ清める
    ・右手に柄杓を持ち直し左手に水をためて口をすすぐ(清める)
    ・もう一度左手に水をかけ清める
    ・柄杓を垂直にたて残りの水で柄の部分を洗い流し元の場所に戻す
    (一回すくった水で最後まで行います)

この後はお寺によって違う可能性がありますが記録しておきます。

  • 鐘をつける場合(必ずお寺の人に確認してくださいね)
    ・本堂に参拝する前に金をつきます
    (帰りに鐘をつくのは縁起が悪いのでやめましょう)
  • 常香炉(じょうこうろ)がある場合
    ・煙を浴びる事で身を清める
  • お香の場合
    ・右手で取り左手を添えて額の前にあげる、基本一回でOK
  • ロウソクやお線香の場合(購入する必要があるかもしれません)
    ・ロウソク台とお線香台がある場合は両方お供えします
    ・お線香の本数の指定がない場合は、1本でOK
  • 本堂前
    ・一礼(45度~90度)
    ・お賽銭を納める(静かに入れる。投げ込まない)
    ・鳴らし物がある場合は優しく鳴らす
    ・胸の前で手を合わせ合唱(間違っても手を打たない)
    ・合唱したまま一礼

帰りは門の敷居を踏まない様に一歩出たら振り返り、
本堂に合唱して一礼をする。

神社の参拝方法

  • 鳥居をくぐる前に一礼
    (鳥居から先は神域となり、参道の真ん中は神様の道なので端を歩く)
  • 手水舎
    ・右手で柄杓(ひしゃく)を持ちたっぷり水を入れて左手に水をかけ清める
    ・左手に柄杓を持ち直し右手に水をかけ清める
    ・右手に柄杓を持ち直し左手に水をためて口をすすぐ(清める)
    ・もう一度左手に水をかけ清める
    ・柄杓を垂直にたて残りの水で柄の部分を流し元の場所に戻す
    (一回すくった水で最後まで行います)
  • 本殿前
    ・お賽銭を納める
    ・鳴らし物がある場合は力強く鳴らして神様に自分が来た事を伝えます
    ・拝礼(二礼二拍手一礼)
    (神社によって違う場合があり、拝礼方法の案内がある事が多いです)

帰りは、鳥居を出たら振り返り神様に一礼します。

お寺と神社の違い!御朱印の特徴

参拝が終わった後に御朱印をいただくのがマナーとなっています。

お寺と神社では参拝方法に違いがありましたが、御朱印にも違い(特徴)があるのでご紹介します。(覚えておくと楽しみが増えるかもしれませんよ)

お寺の御朱印の特徴!

お寺の御朱印スタンプは3ヵ所か4ヵ所が多く、お寺によってかなり違いがあり力強い印象があります。

基本的には同じと言われていますが、今回は秩父三十四観音霊場第一番「誦経山四萬部寺(ずきょうさんしまぶじ)」の御朱印で説明します。

御朱印帳に書かれてある文字(墨書き)とスタンプについて

秩父三十四観音霊場第一番「誦経山四萬部寺の御朱印

一般的には右上に奉拝(ほうはい)
「つつしんで参拝します」という意味になります。

  1. 札所番号印
    札所ではないお寺(寺院)にはありません。
  2. 山号
    お寺(寺院)の称号で、山号などがない場合もあります。
  3. 御本尊名・御堂名
    御本尊か、御本尊が安置されている御堂の名称になります。
  4. 三宝印・御宝印
    梵字(ぼんじ)が入った印や、御本尊を示す印が押されます。
  5. お寺(寺院)名
    お寺(寺院)の名称
  6. お寺(寺院)印
    お寺(寺院)の寺印が押されている事が多いです。
  7. お参り年月日
    お参りして御朱印をいただいた日になります。

お寺(寺院)で御朱印をいただく時の料金の事を、「納経料(のうきょうりょう)」、志納料(しのうりょう)」などと言います。

神社の御朱印の特徴!

神社の御朱印スタンプは、1カ所か2か所が多く、
シンプルで見やすいのが基本ですが、季節や行事(イベント)によりスタンプやレイアウトが変わる事があり、1つの神社で違うタイプの御朱印を集める人もたくさんいます。

今回はシンプルな基本の御朱印として、埼玉県さいたま市にある「武蔵一宮氷川神社」の御朱印で説明します。

御朱印帳に書かれてある文字(墨書き)とスタンプについて

埼玉県さいたま市にある「武蔵一宮氷川神社」の御朱印
  1. 奉拝(ほうはい)
    「つつしんで参拝します」という意味になります。
  2. 神社名
    中央の墨で書かれた大きな文字は神社の名前です。
  3. 神紋(しんもん)
    神社の家紋の朱印になります。
  4. 社紋
    神社名の朱印になります。
  5. 参拝年月日
    参拝して御朱印をいただいた日になります。

神社で御朱印をいただく時の料金の事を「初穂料(はつほりょう)」と言います。

最後に

御朱印集めをはじめる初心者にとっては、お寺と神社の違いは知っておかないといけない情報です。

お寺と神社の違いの中でも参拝方法の違いは、正直慣れるまで「あれっ?」という事になると思います。

しかし色々なお寺や神社に参拝する様になれば頭で考えるより、身体が覚えてくれるようになると思います。

そして、御朱印が集まる事により、
御朱印帳に書かれている文字やスタンプの違いを楽しめるようになります。

御朱印集めを楽しみましょうね!

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