埼玉県行田市に鎮座する「前玉神社(さきたまじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。
癒し猫と猫の日限定御朱印が話題になり、県外からも多くの人が参拝に訪れる超人気の神社です。
毎月、猫の日(22日)にいただける限定御朱印がなぜこんなに人気があるのか?それには理由があるのです。
前玉神社の気になる御朱印情報と癒し猫ちゃん達をご紹介していきます。
そして歴史と威厳を感じることができる神社なので、境内の見どころ(ご利益ポイント)もチェックしてから参拝していただきたいと思います。
あっ!久しぶりに参拝したら御朱印の種類が増えていたので記録してあります。
前玉神社の御朱印情報
はじめていただいた御朱印はこちらです。
前玉神社と境内社(浅間神社)の御朱印です。
毎月22日に行く事が出来なくて(しかも約1年前から)とりあえず猫ちゃん達に会いたくて通常御朱印の日に行きました。
そして「限定猫御朱印の謎」が解決しました。
「何だかおかしいな」とは思っていたのです。(毎月22日前からその月の限定御朱印をツイッターなどで確認していたのです)
毎月22日前後7日間に日付はすべて22日で配布
毎月22日の一日だけではないのです。
期間がこれだけ必要というのは、人気があり過ぎるので混雑を避ける為の対策なのです。
という事で、19日に限定猫御朱印をいただきました。
22日の日付で今回(令和2年9月)は「きなこDX」の印が押されています。そして一緒に優しい手紙もいただきました。(手紙の内容は控えさせていただきます)
画像ではわかりませんが、猫ちゃんの透かしが入った用紙です。
そして限定猫御朱印だけ一番下の朱印が肉球になっています。
今回「浅間神社」でしたが、もちろん「前玉神社」の月もあります。
前玉神社ホームページで月はじめに限定猫御朱印情報が更新されます。
- 神社名
- 押印される猫ちゃん
- 毎月かわる約7日間の期間
(ホームページは最後の基本情報に添付してあります)
現在、感染症予防のため受付時間は9:00~12:00・13:00~16:00(正午~午後1時まで休止)
全て書置きのみの対応です。
御朱印情報はここで終わりではありませんよ。
毎月(22日)の猫の日限定御朱印!「2月22日」2(にゃん)が多い2月だけは特別。
・前玉神社と浅間神社の両方をいただける。
・4匹の猫が登場する。(現在は4匹じゃないかも?)
私もいただいてきました。しかもスーパー猫の日といわれる「2022年2月22日」
ところで、前玉神社の猫の日限定御朱印がなぜこれほどまでに人気があるのか?
他の神社と違って、御朱印に押されている猫朱印は前玉神社の境内にいる猫ちゃんたちだからです。
しかも、看板猫として参拝者の心を和まし、境内のパトロールもしている。
御朱印の種類が増えていた!
約1年10ヵ月ぶりの参拝!御朱印の種類が増えていたので記録しておきます。
(もちろん前玉神社の通常御朱印もいただきましたが、すでに記録してあるのでカット)
季節限定御朱印
初穂料:書置き400円(参拝時)
現在は500円!
冬の季節御朱印!とても綺麗な御朱印です。(画像よりもっと綺麗だよ)
他の季節の御朱印も集めたくなりますね!
鴻巣前玉三社巡りの御朱印
初穂料:書置き500円
三社巡りについて参考になる情報はこちら↓
「鴻巣前玉三社巡り」御朱印集め!参拝前の知っておきたい情報猫ちゃん達のご紹介
運がよければ社務所でお出迎えをしてくれる猫ちゃん達
(令和5年(2023年)12月に参拝した悲しい様子も記録しております。)
いました!画像でわかりますか?キジトラちゃんが受付にいます。
(猫ちゃんに会えるだけでテンションが上がります)
側に行って旦那さんがそっこ~ナデナデ
「横もナデナデして」といった感じで顔を動かしました。
「キジトラちゃん!受付で寝ていたでしょ?」
キジトラちゃんの名前は「きなこDX」看板猫ちゃん!女の子で最初名前は「きなこ」だけだったそうですが、どんどん大きくなりデラックス(DX)が付いたそうです。
なぜか私たち夫婦にはデラックスと思えない大きさでした。というのも、我が家にもう少し大きな猫がいるからです。
先に私たちは「ねこまっしぐら」で社務所に行ってしまいましたが、参拝して戻って来たら、きなこちゃんは境内のパトロール?に行ってしまったようです。
違う日(スーパー猫の日)に参拝に行った時もきなこちゃんは受付にいました。
この時、御朱印などは社務所ではなく仮設テントが境内にあり、ストーブの前にある椅子で受付を見守っていました。
ここから令和5年(2023年)12月に参拝した時の追記!
大きいからDX(デラックス)とついていたのに・・・(涙)
すでにご飯を自分から食べられない状態でナデナデしたらガリガリで、首に巻かれているのはご飯を流し込む管があり保護するためらしい(涙)
社務所の人の対応が本当に優しくて泣きそうになった!
頑張れ!
ここからは1回目と2回目の参拝時の記録です。
おっと!お次は車の上に三毛ちゃんを発見!
三毛ちゃんの名前は「さくら」おてんばな女の子です。他の人の画像を観ても車の上にいる事が多い様です。高い位置から境内の見守りかな?
境内を見たところ、他の猫ちゃんがいない様なので社務所で御朱印をいただいた時に、猫ちゃんがいる場所を教えていただいたので行ってみました。
いました茶白ちゃん!落ち葉の上で行き倒れています。
違った!落ち葉の上でお昼寝中、しかも熟睡です。落ち葉を踏みながら近づいたのになかなか起きてくれませんでした。
伸びた状態で安心して熟睡できる場所(境内)なのだと思いなぜか嬉しくなりました。
この後の画像がありません。私たちが癒され過ぎてご紹介したい様子を撮り忘れてしまいました。
ナデナデをして手をとめると、スリスリして来て何回も「ナデナデして」といった感じでした。
茶白ちゃんの名前は「ガガ」男の子ですが前玉神社の癒し系猫ちゃんです。
他に黒猫ちゃんがいて名前は「ミント」男の子に会えませんでした。
「会えたらラッキー」な猫ちゃんだそうです。
しかし、スーパー猫の日に行ったらミントちゃんに会えました!
花手水の写真を撮っていたら、ミントちゃん下にいた!
ナデナデさせてもらいましたが、たらふく水を飲み・・・
境内パトロールの時間のようです。
境内はこの4猫ちゃん達が守っているそうで、他の猫ちゃんは入って来ない(入れない)そうです。
猫ちゃんの姿を発見するとガガちゃんを先頭にみんなで境内を守るそうですよ。
もしかしたら猫の侵入の他にも境内を猫ちゃん達が守っているのかもしれませんね。
次は、猫ちゃん達が守っている境内をご紹介していきます。
あっ!令和5年(2023年)12月に参拝した時の追記情報としてまだあった!
あらたに保護猫「てんちゃん(子猫)」がいるそうなんだけど・・・
私はきなこちゃんの状態にショックを受け、きなこちゃんだけの話で終わってしまい・・・
聞けなかった!(可愛い子猫ちゃんだよ)
前玉神社!境内の見どころ
前玉神社の見どころとご利益ポイントをご紹介していきます。
駐車場入り口の御神木
道から駐車場に入る場所に大きな木がありますが、前玉神社の御神木になります。
御嶽山信仰の奉納植樹で推定樹齢600年以上の槙(まき)の大木で、行田市指定文化財です。
「イヌマキ」と称される常緑の高木の雄木で、槙としては埼玉県内で現存する最大のものです。
北側(道側)木の下の方は大きな空洞があります。
中には木曽御嶽神社の石碑が置かれ、小さなお賽銭箱もありますよ。
市指定文化遺産の鳥居から参道
延宝4年(1676年)建立
明神系の形式の鳥居で正面左側の柱に由来が刻まれており、江戸時代の浅間神社の隆盛を伝える貴重な建造物です。(何となく文字が刻まれているのを確認できます)
歴史を感じる狛犬を通り過ぎると2つ目の鳥居があります。
鳥居をくぐると、右手に社務所がありその先に手水舎があります。
しかし、コロナ感染予防のため使用禁止ですが、彫刻が見事なのでお見逃しなく!
現在は花手水になっていますよ。
やはり猫ちゃんいますね!
3つ目の鳥居がすぐにあります。
参道にある境内社
前玉神社に参拝する為に通る参道に境内社があるので順番にご紹介していきます。
3つ目の鳥居をくぐってすぐ右手に「明治神社」があります。
明治時代に埼玉地区の16社(20柱)を合祀!
20柱も祀られているのでご利益は凄いですよ!(ひっそりと鎮座している雰囲気からしてご利益ありそう)
縁結び(子宝・子育て・子孫繁栄・家内安全など)
金運(財運向上・商売繫盛・五穀豊穣など)
学問上達(受験合格・諸芸上達)
防火防災・交通安全など
階段をのぼるとすぐ右手に「浅間神社」があります。
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られています。
安産・子育て・産業の神様としてご利益があり、関東一円で崇敬されています。
境内社として御朱印をいただけます。
階段をのぼり参道を左に進むと境内社が2つ並んでいます。
天神社(左側)
御祭神:菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
ご利益:合格祈願・学業成就・学問の神様
恵比寿大黒天社(右側)
恵比寿様(商売繫盛)・大黒様(五穀豊穣と財運)が祀られていました。(社の中に可愛く並んでいますよ)
前玉神社の社殿へ
階段の上を見上げると、一瞬立ち入ることをためらってしまう様な雰囲気があるのですが、これが神域というものなのかもしれない!
実際にこの場所に立つと感じとることができると思います。
前玉神社は、平安時代中期の律令の施行細則「延喜式」に記載されており、千数百年の歴史をもつ由緒ある古社で、700年代において前玉神社よりつけられた「前玉郡」は後に「埼玉郡」と漢字が変わり現在の埼玉県に繋がるそうだ。
という事で、前玉神社が埼玉県名の発祥となった神社だと伝えられている。
拝殿の彫刻が見事なのでお見逃しなく!
古墳群に向かって祈願する事ができるように建立されているそうです。
実は、前玉神社はさいたま古墳群に隣接する神社で高さ約8.7m・周囲約92mの浅間塚と呼ばれる古墳上に建てられています。
だから社殿に行く急な石段をのぼる前から何とも言えない雰囲気を感じるのかもしれません。
前玉比売神(さきたまひめのみこと)
前玉彦命(さきたまひこのみこと)
2柱(女神と男神)が一緒に祀られている事から、恋愛成就や夫婦円満を祈願する参拝者が多く、最近では縁結びの神様としても信仰されています。
昔は、幸魂(さいわいのみたま)神社ともいわれ、魂が幸せになる神社として人と人の縁、特に男女の良縁は幸せな人生へと導いてくださります。
人の身を守り幸運をもたらす神様
前玉神社の基本情報
住所:埼玉県行田市大字埼玉字宮前5450
お問い合わせ先:048-559-0464
最後に
社殿に向かう石段をのぼる前の何とも言えない雰囲気を、ぜひ立ち止まって感じてくださいませ。
限定猫御朱印は基本的に7日間でいただくことが出来ます。
毎月22日は混雑し近隣に迷惑がかからないように期間があるので、協力できる人は22日以外(出来れば平日)で参拝する様にしましょう!
そして注目の猫ちゃん達ですが、猫ちゃん達にストレスをあたえる行動だけはしない様にしましょうね。