埼玉県鴻巣市に鎮座する「三ツ木神社」に御朱印をいただきに行ってきました。
朱色の粉がかけられた猿の像がたくさんある珍しい神社です。
もちろん御朱印にも猿が描かれています。
境内が気になる神社ですが、まずは御朱印情報からご紹介していきます。
三ツ木神社の御朱印情報
今回いただいた御朱印をご紹介します。
通常御朱印
初穂料:直書き300円(参拝時)
中央に厄除けの桃を持ったお猿さんの朱印が押されています。
季節御朱印
初穂料:書置き500円(参拝時)
季節御朱印はもう一種類あり、書置き800円の見開きタイプ!
こちらにも可愛いお猿さんがいますね。
三ツ木神社では通常御朱印・季節御朱印の他に、鴻巣前玉三社巡り御朱印があります。
鴻巣前玉三社巡りの御朱印はこちら↓
初穂料:書置き500円
鴻巣前玉三社巡りについて参考になる情報はこちら↓
「鴻巣前玉三社巡り」御朱印集め!参拝前の知っておきたい情報猿が描かれた御朱印帳もありますよ。
御朱印受付時間:9:00~16:30
御朱印をいただける場所:参道途中にある神門
三ツ木神社について
社伝によると、元亀2年(1571年)織田信長の比叡山延暦寺焼き討ちで逃れた僧(雲海上人)が日枝山王権現の神霊を奉持して諸国を巡り、天正12年(1584年)この地の塚の上に瑞光を認めたことから小祠を建て神霊を祀ったのがはじまりと伝えられている。
(ご由緒書きより一部抜粋)
御祭神
大山咋命(おおやまくいのみこと)
須佐之男命(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
他数柱
神の使いが猿とされ、子授け・安産・婦人病・.病気平癒に霊験あらたかで多くの人が申の日に参拝していたという記録が残されているそうだ。
ご利益
子授け・安産・婦人病・.病気平癒など
三ツ木神社!”境内の様子(見どころ)
珍しい猿の像がある境内の様子など見どころを記録してあります。
大きな御神木が神社の目印!
駐車場がない!ということで北鴻巣駅よりテクテク歩いて行くと大きな木がありました。
12月の参拝なので葉がないけど凄く目印になり嬉しかった!
(スマホのグーグルナビを使っても超方向音痴の私が1人でたどり着けた喜び)
道を渡って正面からの入り口はこちら↓
正面入り口なので一の鳥居がありますが、やはり御神木の存在感が凄い!
御神木についてはこの後ご紹介します。
御神木の先に神門
先ほどの一の鳥居をくぐると右手に手水舎があるので、身を清めてから先に進みましょう。
境内から御神木(けやき)を見てみたら空洞があり何か石像が鎮座していますよ。
石に猿の姿が刻まれていると思います。(歴史を感じる状態)
石像といっても朱色の粉がかけられた色になっています。
この朱色の粉は御朱(ごしゅ)又は光明丹(こうみょうたん)といい塗ることでご利益が授かれるそうだ!
あっ!この御神木は「三ツ木神社の大欅」として鴻巣市の指定天然記念物で樹齢400年~500年!
御神木の先には神門があります。
神門の左側は御朱印をいただける社務所です。
さて、神門をくぐると社殿がありますよ。
社殿と朱色の猿の置物がたくさんだ!
こちら↓が三ツ木神社の社殿(拝殿)です。
あれっ!拝殿にまたまた御朱が超塗られた置物がありますよ。
猿の像です。
(賽銭箱の奥の柵の中にも猿の像が並んでいます)
何やら、子供を授かりたい人はお腹!治したい身体の部分がある人は同じ部分につけるとご利益があるといわれているそうだ!
(御朱は社務所で購入することができます)
そして拝殿の右手にある建物(眷属殿)にも朱色の猿の像が並んでいます。
何と!神社には6000体以上の猿の像が奉納されているのです。
その理由は申の日詣りと昔の風習なのです。
婦人病・安産・子授けの願い事に霊験あらたかで、特に申の日に参拝するとよりご利益を授かれると伝えられている。
そして古くは、安産祈願として眷属(神の使い)である猿の石像を1体借り、無事に出産するとお礼として2体にして返すという風習があったそうだ。
拝殿の猿の像と御神木の猿の像どちらでお願いした方がよいのか?
気になる人は社務所でちゃんと聞いてくださいね。
あっ!社殿の右奥には境内社がありますよ。
小さな狐が並んでいるから稲荷社かな?社名は分かりません。
右手から奥に行くと社に見事な彫刻が施されているのでお見逃しなく!
三ツ木神社の基本情報・アクセス・駐車場
住所:埼玉県鴻巣市愛の町169
お問い合わせ先:048-596-0619
電車の場合
JR高崎線「北鴻巣駅」より徒歩約10分
車の場合
駐車場はありません!
最後に
三ツ木神社はとてもこじんまりとした神社ですが、朱色の粉がかけられた猿の像と御神木のパワーを感じることができますよ。
御朱印をいただく社務所の対応はとても優しくて、1人で行ってもホッとできる神社なのでおすすめです。
できれば御神木の葉があるときに行った方が御神木の存在感をもっと感じることができると思います。