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鎌倉「荏柄天神社」の御朱印「学問の神様のご利益は凄いよ」合格祈願に行こう!

荏柄天神社社殿の風景

鎌倉に鎮座する合格祈願のパワースポット荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)に御朱印をいただきに行ってきました。

知る人ぞ知る「受験合格祈願」のご利益が凄いと有名で、学問の神様のパワーポイントなのです。

ただし、受験の合格だけのご利益ではありませんよ!

荏柄天神社についてご紹介していきますので、参拝前に知っておくべき境内の見どころはお見逃しなく!

もちろん御朱印情報もご紹介しております。

荏柄天神社について

まずは荏柄天神社について、最低限知っておくべき情報を簡単に説明していきます。

御祭神:菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

ご由緒

長治元年(1104年)雷雲とともに黒い束帯姿の天神画像が天降り、神験(神の霊験)を恐れた人々が社殿を建て、天神画像を納めて祀ったのがはじまりである。

そして、治承4年(1180年)源頼朝が鎌倉幕府開府にあたり鬼門にあたる守護社として社殿を造営し、鎌倉幕府の尊社として篤く崇敬された。

その後も歴代の将軍家(足利・北条・豊臣・徳川)によって守られてきた。

歴史の古い神社であり、昔は「荏柄山天満宮」とも称されていたそうだ。

関東を中心として分社をもち、太宰府天満宮(福岡)・北野天満宮(京都)とともに「三古天神社」といわれているが、「日本三大天神」としては諸説あるようだ!

御祭神(天神さま)のご利益は凄い!

御祭神である菅原道真公は「天神さま」として親しまれている人物!
学問の神様として受験合格祈願のご利益が凄いとかなり有名です。

菅原道真公について

学問の家柄「菅原家」に生まれ、道真公は小さい頃から優れた学才を示されていた。
11才で初めて漢詩(古典形式の詩)を作り、26才には当時の最難関国家試験に合格されている。
文学的業績や誠実な人柄が評価され右大臣の位に任じられたが、これを快く思わない左大臣(藤原時平)の一派の策謀により九州太宰府に流され、心労が重なり亡くなった。

しかし、お亡くなりになった後も凄かった。

道真公が亡くなった後、天災が続き道真公を追いやった藤原時平など反道真公の人々が相次いで不思議な最後を遂げたそうだ。

道真公の無念のためと考えられるようになり、神(天神さま)として祀られるようになった。

やがて、学問をする人・正直な人を助ける神様として信仰を集めた。

荏柄天神社のご利益は凄いよ!

道真公は「学問の神様」「正直者・努力を重ねる者を助ける神様」「厄払いの神様」

学業成就・厄災招福・心願成就など幅広いご利益がある。

荏柄天神社にはご利益を最大限に得るために身につけるお守りはもちろん「合格祈願はちまき」「目的達成祈願絵馬」などが人気!

また、受験生(ご家族様)には受験当日早朝祈願なるものがあるのです。

大切な試験当日(早朝)成功を祈願する御祈祷を行い、受け付けた申込用紙(奉上用紙)は受験日一日御神前にお供えしてくれる。

学問の神様が一日見守ってくださるという事です。(初穂料:1,000円)

何と!試験前日まで申し込OKです。
(参拝時の情報なので必ずご確認ください)

荏柄天神社!境内の見どころ

参拝に行く前に知っておきたい境内の見どころをご紹介していきます。

入り口と参道

入り口にもの凄い松の木(たぶん松)があります。

入り口横からの風景

(なぜ正面の写真を撮り忘れたのか・・・)

画像は横から撮った松の木なので分かりづらいですが、2本の松の木がクロスする感じになっているので鳥居の変わりかと思い、一礼して進んで行くと鳥居がありました。

鳥居正面の風景

朱色の鳥居です。

真っすぐ進んだ先に階段が見えますね。

思いのほか急な階段でしたが、ご年配の方々も元気よくのぼっていました。

階段と山門の風景

階段の上に見えているは山門です。

歴史ある社殿

山門をくぐると朱色に塗られた華やかな社殿(拝殿)が正面にあります。

社殿正面の風景

天神さま(菅原道真公)は小さい頃から梅の花が好きだったことから?(たぶん)扉には梅の花の飾り彫りが施され、お賽銭箱にも描かれています。(社殿:国の重要文化財に指定されている)

(荏柄天神社のお守りの中に、梅の模様があるお守りもありますよ)

この後ご紹介する絵筆塚の近くから本殿を撮影してみました。

本殿左横からの風景

本殿は寛永元年(1624年)鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を譲り受けて移築(三間社流造銅板葺き)

しかし、譲り受けた本殿の歴史が凄いので記録しておきます。

社殿全体が再建された記録はないが、正和4年(1315年)鎌倉大火のあと正和5年(1316年)に建立され、度々修理は行われているものの、鎌倉地方における中世建築のきわめて珍しい建物のひとつである。
関東大震災で被害を受け、拝殿と幣殿は震災以降の再建である。

珍しい絵筆塚とかっぱ筆塚

拝殿の左手に大きな石(かっぱ筆塚)があります。

大きな石がある風景

河童(かっぱ)と筆塚?気になるので説明書きを一部抜粋して記録しておきます。

鎌倉に暮らし河童のマンガを描き続けた「清水崑(しみずこん)さん」が愛用していた絵筆を供養し、昭和46年(1971年)に建てたかっぱ筆塚である。

何やら石の表面に、大きな筆をかついだ河童の姿が刻まれているらしいのだが・・・

絵心がないからか?まったく分からなかった。(説明書きに場所が記されているのでご確認ください)

そしてかっぱ筆塚の裏にある階段をのぼって行くと絵筆塚があります。

階段の上にそびえ立つ絵筆塚の風景

漫画家(154人)が建立したカッパの浮き彫りが施された絵筆塚!
初天神祭の1月25日に境内で筆供養があり、10月には絵筆塚祭が行われる。

絵筆塚の全体の風景
絵筆塚に刻まれた河童の絵

お気に入りの河童を探すのもおもしろいかも!

御神木(大銀杏)と境内社

門をくぐった右手にそびえ立っているのが御神木の大銀杏です。

御神木の風景

天神画像が天降った地を里の人々が恐れ踏まれないように銀杏を植えたと古い資料に記されていたことから、樹齢約900年といわれている。

鎌倉の歴史を見守ってきた御神木!パワースポットとされていますのでパワーを吸収してくださいませ。

そして境内社の熊野権現社をお見逃しなく!

御神木の奥に鳥居が見えます。

熊野権現社の鳥居の風景

階段をのぼって行ったら凄い社がありました。

怖いぐらいのもの凄いパワーを感じる!ような?気がする。

熊野権現社の社の風景

御祭神は三柱です。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
天宇受売命(あめのうずめのみこと)

気が付かなかった!

何てことがないように、荏柄天神社とあわせて参拝しましょう!

熊野権現社からは荏柄天神社の拝殿・幣殿・本殿を見ることもできますよ。

本殿右横の風景

荏柄天神社の御朱印

今回いただいた御朱印はこちら↓

通常御朱印

墨書きの文字が素敵な御朱印です。

画像では分かりづらいですが、御朱印紙は桃色(ピンク)でした。

なぜ桃色なのか?聞きたかったのですが・・・

社務所対応が1人で大変そうだったので聞けませんでした。

御朱印の右下には御祭神(菅原道真公)の使いとして信仰の対象となっている牛と梅の花が押されています。

御朱印をいただける時間:8:30~16:30頃(拝観時間)
御朱印をいただける場所:門をくぐって左手の社務所

拝観時間(閉門時間)は変更になる場合があるのでご注意ください。

荏柄天神社の基本情報・アクセス

住所:神奈川県鎌倉市二階堂74
お問い合わせ先:0467-25-1772

電車の場合
JR鎌倉駅より徒歩約25分
JR鎌倉駅より京急バス5番乗り場「鎌倉20大塔宮」行き「天神前」下車徒歩約3分

車の場合
横浜横須賀道路「朝比奈インター」より約10分

駐車場は鎌倉宮横の市営駐車場を利用すると徒歩約5分

最後に

荏柄天神社は梅の花の名所でもあります。

御祭神(菅原道真公)が梅の花が好きだったことから境内にはたくさんの梅の木が植えられているそうです。

見頃としては、1月に早く咲く梅もあり、3月頃まで楽しめるようです。

さて、荏柄天神社と大きなかかわりがある鶴岡八幡宮には徒歩約10分で行けます。

境内の見どころなど詳しい情報はこちら↓

紅葉 鎌倉の守護神「鶴岡八幡宮」パワースポットのご利益と見どころを見逃すな!

あわせて参拝の予定をたてるのがおすすめです。

できれば、鶴岡八幡宮から荏柄天神社の順番がよいかも!

まだ歩いて鎌倉にある神社を参拝したい!という人は・・・

荏柄天神社から先に進み徒歩約10分!鎌倉宮がおすすめです。

鎌倉宮について詳しい情報はこちら↓

鎌倉宮の入り口となる鳥居 「鎌倉宮」こだわりの御朱印!境内のご利益スポットを見逃すな!

参拝に行かれる前の役立つ情報ですよ!

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