川越の賑やかな街から離れ静かな場所に鎮座する「山田八幡神社」に御朱印をいただきに行って来ました。
実は山田八幡神社には2回目に行った時に御朱印をいただく事ができ、社務所でお伺いした御朱印を必ずいただける情報を教えちゃいますよ。
そして何やら山田八幡神社では、方位鑑定や家相鑑定などをしてくださる神社らしいのですが、方位は何となく分かっても「家相(かそう)って何?」という人もいると思うので解りやすい説明を記録してあります。
後半は山田八幡神社について由来や御祭神、八幡様のご利益などをまとめました。そして境内社の御利益なども記録してあります。
山田八幡神社の御朱印情報
山田八幡神社の御朱印はこちらです。
何やら「志垂宮」の文字が入っていますね。実は道沿いにある看板にも「志垂の宮」の文字があります。
山田八幡神社の社家は「原摂津」と称し、摂津より隠棲(いんせい)、志を垂れるとして地名を「志垂」としたそうです。
そして山田八幡神社では金鶏神社(きんけいじんじゃ)の御朱印もいただけます。
境内社である金鶏神社については、後半でご紹介します。
御朱印の初穂料
山田八幡神社の御朱印、金鶏神社の御朱印、いただいた時はそれぞれ300円なので両方いただくには600円でした。
御朱印をいただける場所
参道の途中右側に社務所があります。
御朱印を必ずいただける方法
御朱印を書いていただいた時に「以前来た時に社務所が閉まっていたのですが、定休日があるのですか?」とお伺いしてみたら、宮司さん凄いいい人で「それは申し訳ありませんでした」という言葉をいただいてしまいました。
そして色々な話をしたのですが、これから行かれる人にはとても良い情報がありました。
連絡して確認してから参拝に行く!
御朱印を書いてくださる宮司さんお一人で神社の事を色々されているので、留守にする事が多いそうです。(社務所の窓のカーテンが閉まっている時は不在の可能性が高い)
「電話をして確認するのは迷惑ですよね?」とお伺いしたら、「わざわざお越しいただいて留守にしていると申し訳ないので、予定を聞いていただければお答えできるので、逆に連絡していただいた方がよいと思います。」と言っていました。
以前は宮司さんが留守の時はご家族が御朱印帳を預かる事もあったそうなのですが、ご家族(ご両親)が高齢の為、神社の事に関して今は対応してないそうです。
遠方の人や、なかなか行けない様な人は連絡してみた方がよいかもしれませんよ。
方位鑑定・家相鑑定とは?
昔から山田八幡神社では、方位鑑定と家相鑑定や方位除け祈願などもしてくださる神社なのですが、これは覚えておきたい情報だと思いますよ。
移転(引っ越しなど)をする時の方角などを鑑定
自分にとって良い方角(吉方位)へ移転すれば良い影響
自分にとって悪い方角(凶方位)へ移転すれば悪い影響
方位を気にしないで移転すると悪い方角に移転する事が多く、その後も悪い方角への移転を続けてしまうそうです。移転の影響は、すぐに現れる人と10年以上経過して現れる人がいるそうです。
現在住んでいる家からの影響を鑑定
家(家相)からの影響は住みはじめて5年以上経過すると徐々に現れるそうです。特に精神面への影響として現れます。
また、新築など一戸建ての購入・マンションの購入・建て替え(リホーム)などの家相鑑定や移転方位・時期などの鑑定も行ってくれるそうです。
気になる事がある人は一度相談されると良いかもしれませんね。
山田八幡神社について
山田八幡神社の由来、本殿、御祭神、ご神徳(ご利益)についてご紹介していきます。
興味深い由来
天長年間(824年~834年)摂津に大洪水があり、その時使者を遣ったと伝えられている事から、その頃の創立ではないかと考えられている。
昔は、旧山田庄府川郷等十ヶ村(志垂・宿粒・網代・谷中・石田・石田本郷・菅間・向小久保・比企郡角泉・高畑)の総鎮守であったが、江戸時代中期より各地で社殿が創立されたので、志垂村と府川村の鎮守となった。
山田八幡神社は、日本武尊が東国平定の剣を祀ったのがはじまりだと伝えられており、昔境内から出土した鉄検を社宝としている。
この頃は「八幡様」と呼ばずに「神様」といっていたが、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の時に、宗長親王(むねよししんのう)が都から逃げ延びて来られた時に京の石清水八幡宮を合祀してから「八幡様」となったと伝えられている。
本殿について
本殿は、中規模の一間社流造(いっけんしゃながれづくり)です。屋根はこけら葺で全体的に堅実で地域色を感じさせない。装飾は蟇股(かえるまた)・紅梁(こうりょう)・木鼻の絵様(きばなのえよう)程度で格調の高さを感じる。
造営は棟札に、元禄10年(1697年)と記されている。また、宝暦13年(1763年)に板書きされた造営記録が残されており、これによると元禄8年に普請初があり、宝暦13年にかけて屋根葺替・御宮塗替・境内の整備などの修理などが行われたそうだ。
保守的・伝統的な造りと意匠をもった本格的な建築、そして造営年代も判明している事から、川越の江戸中期を代表する神社の本殿といえる。
気になる御祭神
- 誉田別尊(ほむたわけのみこと):応神天皇
- 比賣神(ひめがみ):玉依日女命
- 息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと):神功皇后
- 天津日高穂々出見尊(あまつひこほほでみのみこと)
以上の神々を総称して「八幡大神(やはたのおおかみ)」という。
ご神徳(ご利益)が凄い
八幡様は発展の神様として国家安寧・五穀豊穣・産業振興などのご利益の他にも、学問・勝利・安産の神様でもあります。
また、山田八幡神社は古くより方位学方位除け・厄除けの祈願を行っており、開運は特種神事である。
- 家族の健やかな発展
- 生業の栄進、発展、繁盛
- 家内安全
- 交通安全
- 学業向上
- 試験合格
など、八幡様のご神徳は凄いのでちゃんと参拝してご利益を授かりましょう。
山田八幡神社の境内社
山田八幡神社の境内には4末社ありますので、個人的に気になる事を記録してありますが、ご利益については参考にしてください。
白山社(はくさんしゃ)
御祭神
・菊理媛神(くくりひめのかみ)
・伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
・伊邪那美神(いざなみのかみ)
ご利益
縁結び・家内安全・交通安全・病気平癒
御嶽社(みたけしゃ)
御祭神
・大己貴神(おおなむちのかみ)
・少彦名命(すくなひこなのかみ)
・国常立神(くにのとこたちのかみ)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
ご利益
福徳開運・産業開発・家運息災・火災盗難除災
稲荷社(いなりしゃ)
御祭神
・倉稲魂命(うかのみたまのかみ)
・猿田彦神(さるたひこのかみ)
・大宮女神(おおみやめのかみ)
ご利益
五穀豊穣・商売繁盛・開運招福
金鶏神社(きんけいじんじゃ)
この金鶏神社は、安岡正篤(やすおかまさひろ)が昭和2年、都内に創設した金鶏学院に祀られていた社で、縁あって平成30年に遷座したそうです。
偉大な哲学者「安岡正篤」ゆかりの神社なので、学問の神として多くの崇敬を集めている。
山田八幡神社の基本情報
住所:埼玉県川越市山田340
お問い合わせ先:049-222-5224
最後に
川越の山田八幡神社の宮司さんは本当に優しい人なので、今回ご紹介した「御朱印を必ずいただけ方法」は人として常識的な範囲で活用していただけたらと思います。
移転(引っ越しなど)予定がある人や、マイホームを購入する予定があるなど、生活に色々な変化がある人は山田八幡神社の宮司さんに相談して鑑定してもらうのが良いと思いますよ。