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「大井俣窪八幡神社」御朱印は残念だったが凄い神社だよ!

拝殿

山梨県山梨市に鎮座する「大井俣窪八幡神社(おおいまたくぼはちまんじんじゃ)」に御朱印をいただきに行ってきました。

もの凄く歴史のある神社で凄かった!

しかし御朱印はいただけなかったのです。

知っておきたい御朱印情報・大井俣窪八幡神社について・境内の見どころをご紹介していきます。

大井俣窪八幡神社の御朱印情報

何と!宮司さん不在?社務所が閉まっていたので御朱印をいただくことができませんでした。

何でも?土日祝日は社務所が開いている確率が高いようだが、絶対に開いているとも言い切れないらしい。
(ちなみに私は平日の参拝です)

社務所対応時間:9:00頃~17:00頃までらしい!
(閉まっている時間帯があるかも)

拝殿に書置き御朱印が置いてある情報をゲットしたのですが、参拝時にはありませんでした。

なかなか行くことができない人は社務所が開いているか連絡して確認することをおすすめします。(その時社務所が開いている時間帯も確認したほうがよいです)

御朱印をいただける場所は境内の様子(見どころ)で記録してあります。

大井俣窪八幡神社について

通称「窪八幡」と呼ばれている。

ご由緒

貞観元年(859年)清和天皇の勅願により、宇佐八幡宮(大分県)から勧請し現在の笛吹川の中島の地に創建したのがはじまりと伝えられている。
その地を大井俣といったことから大井俣大明神と称したが、何回か水害で流され現在の窪の地に遷座し窪八幡宮となった。
(ご由緒書きより一部抜粋)

御祭神
中殿:誉田別尊(応神天皇)
北殿:足仲彦尊(仲哀天皇)
南殿:気長足姫尊(神功天皇)

大井俣窪八幡神社!境内の見どころ

境内には国や県指定の文化財がたくさんあるので、参拝時に見逃さないように記録してあります。

凄い大鳥居と神門

大鳥居は境内より少し離れた場所にあります。

大鳥居正面の風景

木造の両部鳥居(四脚鳥居)の扁額には「大井俣神社」と記されてあります。

天文9年(1540年)に建立され、現存する日本最古の木造鳥居!

車で来るとこの鳥居を車でくぐって駐車場に向かうようになります。

真っすぐ進むと神門(総門)があります。

神門正面の風景

社号標には「大井俣窪八幡神社」と刻まれてあります。

檜皮葺(ひわだぶき)屋根が歴史を感じますね。

天文11年(1542年)に建立され、明和6年(1769年)に修理された記録が残っている。

神門の前には軽く反った石橋がかかっています。
(神門と石橋:国指定重要文化財)

天文4年(1535年)武田信虎が42才の厄払い祈願のため鳥居と石橋が建立された記録が残っている。

神門から社殿へ

神門をくぐった参道の雰囲気が良い感じ。

参道の風景

(あっ!季節によってもっと凄いと思う)

参道を進むと左手に手水舎があるので、身を清めてから先に進みましょう!

手水舎の先に左手に進む道があり境内社があります。

比咩三神が鎮座する風景

池の中島に建つように鎮座している比咩三神(国指定重要文化財)

御祭神:田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命
明治時代初期までは「弁財天」と呼ばれ、社殿は寛永2年(1625年)に豊川忠長が再建したと伝えられている。

さて、参道の右手には御朱印をいただける社務所があります。

社務所の風景

御札所の雨戸が閉まっている時は御朱印をいただけない!

あっ!社務所の横(社殿に向かう階段手前の右手)に「青龍社」と記された社があります。

想像以上に凄い社殿だった!

参道突き当りには社殿があるのですが、その前に石段がありますよ。

社殿前石段の風景

石段の前に狛犬さんがいますが、何ともいえない表情をしているのでお見逃しなく!

石段をのぼりきると社殿(拝殿)があります。

拝殿正面の風景

横に長い拝殿と思いきや、正面は「大井俣窪八幡神社」の拝殿で右手は境内社「若宮八幡神社」の拝殿です。

大井俣窪八幡神社の拝殿は天文3年(1534年)に武田信虎が造立し、天文22年(1553年)武田晴信(信玄)が祈願成就のために造替えをした記録が残っている。

若宮八幡神社の拝殿は天文5年(1536年)に建立。

あっ!大井俣窪八幡神社は桜が有名で拝殿周辺にもたくさんの桜の木があります。

拝殿からも奥の本殿を確認することができますが、横に行くともう少しよく見ることができます。

大井俣窪八幡神社の本殿はこちら↓

大井俣窪八幡神社本殿の風景

永正16年(1519年)墨書が発見され、この頃に建立されたと思われる。

弘治3年(1557年)武田晴信(信玄)が信州出陣の際に配下に命じて金箔を再興させた記録があり、各社正面には壁画が描かれ大分部に金箔装飾が施されている。
(そばまで行って確認できないのが残念)

十一間社流造!横に連結した11間は現存する最大の流造本殿である。

そして若宮八幡神社の本殿はこちら↓

若宮八幡神社本殿の風景

建立年代は応永7年(1400年)との記録があり、建築様式から15世紀後半とみられている。

多くの窪八幡神社の社殿の中でも最古の建造物である。

2社の拝殿と本殿は国指定重要文化財です。

社殿周辺も見逃せない!

まず社殿の右手には鐘楼堂があります。

鐘楼堂の風景

天文22年(1553年)武田晴信(信玄)が建立された記録があり、神仏習合の名残りとして重要な建物である。(県指定有形文化財)

凄い歴史のある鐘楼堂なのに国指定じゃないのが不思議!

拝殿の左手横に高良神社本殿があります。

高良神社本殿正面の風景

明応9年(1500年)に再建された。(国指定重要文化財)

そして大井俣窪八幡神社本殿の横に武内大神本殿があります。

武内大神本殿正面の風景

こちらも明応9年(1500年)に再建された。(国指定重要文化財)

今回文化財に指定されている境内社しかご紹介していませんが、他にもたくさんの小さな社の境内社があり、新しく再建され大切に祀られていました。

聞いたことがある社(神社名)がたくさんありましたよ!
(お見逃しなく)

大井俣窪八幡神社の基本情報・アクセス・駐車場

住所:山梨県山梨市北654
お問い合わせ先:0553-23-5390

電車の場合
JR中央本線「山梨市駅」よりタクシーで約10分

車の場合
中央自動車道「勝沼インター」より約30分
無料駐車場あり
大鳥居をくぐり突き当りの神門を右折し、すぐに左折すると左手に駐車場があります。

最後に

大井俣窪八幡神社では御朱印をいただけませんでしたが、行ってよかったと思える神社でした。

行ってみようかな?と思った人は、春の桜が咲く時期がおすすめですよ!