山梨県甲府市に鎮座する稲積神社(いなづみじんじゃ)に御朱印をいただきに行ってきました。
「誰もが知る有名な神社じゃない」などと甘く見てはいかん!
ご利益が凄い!何たって御朱印帳にもご利益がありそうだ。
まずは御朱印と御朱印帳、ご由緒とご利益、境内の見どころの順番で記録してあります。
何やら正式名は「正ノ木稲荷大明神・稲積神社」らしいが「稲積神社」でご紹介していきます。
稲積神社の御朱印と御朱印帳
御朱印をいただける場所:表参道途中の右手に社務所があります。
御朱印をいただける時間帯:未確認ですが9:00頃~17:00頃
(朝や終わる時間が気になる人は事前に確認してください)
まずは今回いただいた御朱印
通常御朱印
初穂料:直書き500円
中央上に押されている丸印は、稲荷の象徴である稲穂のデザインになっていて御神紋のようです。
他にも有名な?漫画家さんがデザインした通常御朱印があります。
・キャラクター御朱印(小)500円
・キャラクター御朱印(大)800円
頒布は毎月1日・3日・15日と土日祝のみ(初穂料:500円)
月替わりの御朱印は通常御朱印の参拝の文字の上に、その月にちなんだ御幣の印が押されます。
実はせっかく(たまたまですが)12月1日に参拝したのに月替わり限定御朱印に気が付かなかったのです。
月替わり限定御朱印の注意点(頒布される日)をお見逃しなく!
期間限定御朱印もあります。
- お正月特別御朱印(お正月三が日)
- 夏越大祓特別御朱印(6月中旬~7月初旬)
- 正ノ木祭特別御朱印(5月上旬頃)
ご利益がありそうな人気の御朱印帳
通常御朱印帳は2種類
左:紺色1,500円
右:白色1,700円
他にお正月や正ノ木祭に数量限定で頒布される御朱印帳があり、基本的に通常御朱印の色違いバージョンのようです。
紺色や白色の御朱印帳も素敵ですが、数量限定の色違いの御朱印帳も欲しくなりますね。
古くから伝わる鍵銜向霊狐(かぎくわえむかいきつね)の御朱印帳
鍵くわえきつねは大変珍しく、右の狐がくわえる鍵は「縁結びの扉を開く鍵」「福や子宝の入った宝箱をあける鍵」といわれており「子授け・運気を開く・願いが叶う」と信仰されてきた。
これはご利益ありそうな御朱印帳ですね。
稲積神社について(凄いご利益)
実は正式名でもある正ノ木稲荷大明・神稲積神社の「正ノ木さん」の愛称で親しまれている神社です。
はるか昔、第10代崇神天皇の御代「武淳川別命」が東征のおり、湖沼地帯であった甲府盆地を切開き田んぼを造り五穀豊穣などを祈願するために丸山(現在の舞鶴城址)に奉斎したのがはじまりと伝えられている。
その後(文禄年間)浅野長政の築城により一蓮寺と共に現在の地に遷されたが、明治元年の神仏分離令のより一蓮寺と離れ明治9年(1876年)郷社となった。
御祭神の御神徳(ご利益)が凄いよ!
御祭神
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
2柱の神様が祀られています。
ご由緒でご紹介しましたが、もともとは五穀豊穣を祈願して祀られた神様なのですが・・・
私たちが生きるため(生活)に関わる「商売繫盛・家内安全・厄除開運・方位除け・縁結び・病気平癒・諸願成就」などを守護してくださる神様!
衣・食・住を司る神様なのです。
ということは、誰もが神様にお願いしたいこと全てを聞いてくださる神様が祀られているということです。
稲積神社!境内の様子(見どころ)
稲積神社の境内への入り口は3ヵ所あります。
- 表参道
- 南参道
- 北参道
車で行くと駐車場から北参道が入り口となるので、北参道から境内の様子を記録してあります。
境内の見どころとして、ご利益ポイントをお見逃しなく!
朱塗りの鳥居と石の灯籠
北参道入り口となる鳥居です。
朱塗りの立派な鳥居なので、こちらが正面入り口だと間違えやすいです。
鳥居の両脇には十二支の灯籠が並んでいます。
歴史を感じない灯籠だが、江戸時代(嘉永4年)に寄進された灯籠を復元したもので、現在は牛の灯籠一基だけ現存しておりこの後登場します。
自分の干支が刻まれた灯籠をなでると「開運招福」の御神徳を授かれるそうだ!
北参道左手の見どころ
十二支灯籠を過ぎて左手には境内社が3社並んでいるので左手からご紹介します。
金刀比羅神社
金城稲荷社
稲荷社
そして近くに導きの神「猿田彦社」があり、交通安全など車祓所があります。
北参道右手の見どころ
十二支灯籠を過ぎて北参道の左手には突き当りまで見どころがあるので順番にご紹介します。
「迷い子しるべ石」
左手の石です。
江戸時代のものと伝えられている石で、参詣者の賑わいで迷子が多く目じるしとなった石だそうだ!
右手にある灯籠が、江戸時代から一基だけ現存している十二支灯籠(牛)です。
隣には「文殊の石(力石)」
何と!この石に手を置き願い事を伝え3周すると願いが叶うといわれている石です。
どおりで、石の上の部分がツルツルしているわけです。
そして次は出雲大社と熊野大社からの御霊を祀る3社が並んでいるので右手からご紹介します。
「瘡子社」
御祭神:少彦名命・大己貴神(医療医薬・病院の守護神
御神徳:身体健固・病気平癒
「熊野社」
御祭神:素盞嗚尊(生物を立ち栄える愛の神様)
御神徳:開運・魔除け・方災除け
「甲子社」
御祭神:大国主大神(国土・生命体の守護神)
御神徳:開運・五穀豊穣など
瘡子社の手前には、地下136mから湧き出ている御神水のお水取りをすることができ、甲子社のちかくではお石取り・お砂取りをする場所があります。
どちらもご利益ありそうですね。
左手には社殿に向かう鳥居があるのですが、この先の北参道を進んで行くと「天満天神社」があります。
御祭神:菅原道真公
御神徳:学業成就・合格祈願
もちろん撫で牛さんもいますよ。
何代目の撫で牛かな?まだ新しいです。
ご利益:学業向上・合格祈願・身体健固を願い、牛を撫でると成就すると伝えられている。
先に進んで行くと「そろばん塚」と「針供養塔」があります。
何と!突き当りを左手に進んで行くと「出雲大社伊勢神宮の遥拝所」がありますよ。
参拝に行きたいけど行けない人は、こちらで参拝させていただきましょう。
ちなみにこちらの建物は神楽殿でもあります。
正面入り口から社殿へ
お次は正面入り口の石の鳥居をくぐり表参道の見どころをご紹介します。
(いかん!ちゃんと鳥居が撮れていませんでした)
しかし、北参道入り口にある鳥居の方が立派な感じだよな?
右手には立派な相撲場があります。
ちなみに隣には南参道入り口があります。
参道を進んで行くと右手に手水舎があるので身を清めてから先に進みましょう!
左手には珍しい「御神田」がありますよ。
12月参拝なので刈り取った後の様子
そして二の鳥居です。
鳥居の前には歴史を感じる狛犬さんがいますよ。
あれっ?正面入り口にある一の鳥居よりちょっと大きいような気がする。
ちなみに、二の鳥居手前の左手から北参道から来られるようになっています。
二の鳥居をくぐった右手には「御神木」と「みまもり石」があります。
御神木は桜の木かな?みまもり石は御神木の横にあるのですが、何となく撫でてみました。
さてこちらが社殿(拝殿)です
何か凄い社殿ですよね。
ご利益が凄い神様がいるのでしっかりお願い(参拝)しましょう。
稲積神社の基本情報・アクセス・駐車場
住所:山梨県甲府市太田町10-2
お問い合わせ先:055-233-5573
電車の場合
「甲府駅」より徒歩約30分
甲府駅よりバスを利用の場合:バスターミナル3番乗り場より「遊亀公園下車」公園の中を通ると着くそうだ。
(タクシーなら約8分)
車の場合
中央自動車道「甲府南インター」より約20分
無料駐車場あり
最後に
稲積神社の境内は凄く綺麗でちょうど参拝者が少なかったのでリフレッシュする時間を過ごすことができました。
とにかく御神徳が凄い神様が祀られているし、境内にもご利益ポイントが多い神社です。
ゆっくりと参拝できる計画をたてて行かれることをおすすめします。
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私も本を購入して、行きたい神社を決めてから御朱印巡りをしております。
神社(御朱印)巡りを楽しみましょうね!