群馬県高崎市に鎮座する進雄神社に御朱印をいただきに行って来ました。
神社の名前読めましたか?進雄神社(すさのおじんじゃ)凄い名前の神社です。
神社の名前に負けないぐらい境内には見逃せないポイントがたくさんありますよ。
まずはタイトルにもありますが御朱印をご紹介してからの、進雄神社の由来、そして境内の見どころをご紹介していきます。
進雄神社の御朱印
いただいた御朱印は、こちらです。
中央の墨書きはもちろん神社名の「進雄神社」と書かれているのですが、力強いが優しさを感じる書体でとても気に入っています。
さて問題なのが朱印です。最初気がつかなかったのですが、どうやら進雄神社の御祭神である夫婦神の出会いの場面が朱印の様に思われます。この後「進雄神社の由来」でご紹介しますので、読んでからもう一度御朱印を確認してくださいませ。
とはいっても墨書きで隠れているし画像だと分かりづらいので、もしご自身で進雄神社を参拝して御朱印をいただいた時にはよく確認してみてください。
進雄神社について
進雄神社!一発で読める人がいないのではないか?と思える神社の名前ですが、すると神社の由来などが気になってきますよね?進雄神社の由来などをご紹介していきます。
進雄神社の由来と御祭神
進雄神社は、貞観11年(869年)各地で疫病が広がった時に、清和天皇(せいわてんのう)の命令により、尾州(現在の愛知県西部)の津島神社から神様を勧請したのがはじまりと伝えられている。それ以来、健康や厄除けなどにご利益があると崇敬されています。
進雄神社の御祭神は、速須佐之男命と稲田姫命(他24柱)です。速須佐之男命と稲田姫命は夫婦神なのですが、出会いは日本神話にある様です。
出雲の地を荒らしているヤマタノオロチの生け贄にされそうになっている稲田姫命と出会い、速須佐之男命がヤマタノオロチを退治し妻に迎えた。
この場面が御朱印中央の朱印なのではないか?と私は思います。
神社名の由来
当初「天王宮」と親しまれていたが、明治時代の神仏分離により神社名を「進雄神社」に変える事になった。当時の宮司が、雄大に進む事を願い主祭神を社号としたと伝えられている。
進雄神社!境内の様子
境内の前に気になるのが鳥居の存在!
進雄神社の一の鳥居は朱色の大きな鳥居です。
二の鳥居は木で造られている鳥居で、しめ縄が目立ちますね。
一の鳥居から二の鳥居までは約100メートルの参道!大きな木々が並び良い雰囲気です。
さてこの先の境内の様子をご案内します。
渡っちゃいけない「太鼓橋」
この橋は「御神橋」といい、真ん中の太鼓橋は神様がお渡りになるので結界で通れない様になっています。一般人は太鼓橋の両脇を渡ります。
神池には「水天宮さま」と「龍神さま」
神池の東に「水天宮さま」の祠があります。
そして西に「龍神さま」が祀られていますが、写真撮り忘れてしまいました。
縁結びや金運向上のご利益があるので手をあわせなければ!
青銅製のかっこいい「神馬」
神の馬と書いて神馬(しんめ)大神様が乗る馬です。
足や腰の悪い人は神馬の同じ部分を撫でると、良くなるのか?とにかくご利益があるそうです。
見入ってしまう立派な「社殿」
平成3年(1991年)鎮座1120年を記念し、総ヒノキの権現造りに新築したそうなのです。
参道を歩いて近づくにつれてドキドキするぐらい立派な社殿です。
んっ?お賽銭を入れるところに鈴が!
これは「招福鈴」といい、ご利益が得られる様に祈念して振るそうです。しっかり振らねば!
社殿の横の稲荷神社
稲荷神社とすぐ分かる朱色の鳥居がずらりと並ぶ「天王稲荷神社」商売繁盛や家運隆盛の神様です。
天神の丘
この先には石宮が12個あり、御祭神である速須佐之男命の和御魂(にぎみたま)と学問の神様と知られている菅原道真公が祀られています。左から順番に十二支にあたるそうで、学業成就や叡智向上のご利益があります。
進雄神社の基本情報とアクセス
住所:群馬県高崎市柴崎町801
お問い合わせ先:027-352-1839
電車の場合
「高崎駅」東口より高崎循環バズ(中居団地・群馬の森コース下り経由)「中居町二丁目」下車、徒歩約5分
車の場合
関越自動車道「高崎インター」より南へ4㎞
駐車場は一の鳥居と二の鳥居の間に100台、神社西100mの場所には第二駐車場もあります。
最後に
進雄神社についてご紹介してきましたが、神社名を読めなかった事に興味をいだき行って参拝してみるものですね。
進雄神社は一の鳥居をくぐり二の鳥居、そして社殿までほぼ一直線なので、参道を進んで行くとワクワク・ドキドキするのが自分で分かる様な神社です。
おすすめ出来る神社なので、ぜひ行ってみてくださいませ。