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「伊勢崎神社」御朱印の種類が増えた!飛行機印・木製プロペラ!由来やご利益は?

伊勢崎神社の鳥居正面の風景

群馬県の伊勢崎市にある「伊勢崎神社」に御朱印をいただきに行って来ました。

伊勢崎神社の御朱印には可愛い飛行機の朱印が押されています。

飛行機に深い関係がある神社なのでしょうか?気になります。

伊勢崎神社の御朱印情報、もちろん御朱印に押されている飛行機は木製のプロペラに関係しているのか?ご紹介します。そして伊勢崎神社の由来や御祭神についても記録してあります。

追記情報
御朱印の種類が増え、斬新なデザイン御朱印が登場したので追記しておきます。

伊勢崎神社の御朱印

いただいた御朱印(通常御朱印)は、こちらです。

飛行機の朱印が押されている伊勢崎神社の御朱印

はじめて参拝した時は通常御朱印のみ!
(直書き:300円)

ほら!可愛い飛行機の朱印があります。

御朱印は拝殿近くの社務所内でいただく事ができるのですが、なんと「仏滅は定休日」御朱印をいただけないので要注意!

社務所受付時間

4月~9月:9:00~17:00
10月~3月:9:00~16:30

御朱印の種類が増えた!

はじめて参拝した時は通常御朱印だけでしたが、新たに斬新なデザインの御朱印が登場している!ということで、行ってまいりました。(その記録)

まずは地元の名産品「伊勢崎銘仙(いせさきめいせん)」の生地を御朱印用紙に使用して4種類の御朱印があります。

伊勢崎銘仙を使用した4種類の御朱印

(社務所内での撮影許可は得ております)

私がいただいた御朱印はこちら↓

伊勢崎銘仙の御朱印

初穂料:(書置き:300円・ご由緒書きが必要な場合は別途50円)

こちらにも飛行機の朱印が押されています。

伊勢崎銘仙について知っておこう

何と!織り上げてから染めるのではなく、糸に色や柄を付けてからおる「先染め」の織物で、職人の凄い技術があってこそ作られたものなのです。(伊勢崎凄い)

そして切り絵御朱印
令和5年限定御朱印(卯年ということで鳥獣戯画風)

切り絵御朱印

(初穂料:1,000円)

私がいただいた切り絵御朱印は3~4月限定
ちなみに5月~6月は鳥獣戯画風と紫陽花というように、2ヵ月ごとに変わるようです。

令和6年以降は違うバージョンの切り絵御朱印が登場するかもといっていました。

こちらは鳥獣戯画風開運御朱印

鳥獣戯画風開運御朱印

(初穂料:書置き500円)

令和5年卯年限定の御朱印で、令和6年以降の頒布は未定!

令和5年は・・・
・通常御朱印
・切り絵御朱印
・鳥獣戯画風開運御朱印
3種類の御朱印を通常いただけます。

そして令和4年から頒布が開始された上州神社巡拝「神玉」
7社の中の1社として御朱印もあります。

伊勢崎神社は御朱印帳にも注目!

伊勢崎神社の御朱印帳は、新たに登場した御朱印と同じ「伊勢崎銘仙」と呼ばれる絹織物を使用しており「和」という感じのデザインが女性に大人気!
初穂料:3,000円(朱印料込み)

しかし、人気があり過ぎて?在庫がないことが多く、入荷したらホームページでご案内している状況です。

伊勢崎神社になぜプロペラがあるの?

拝殿正面の上に木製のプロペラがあります。(見逃さない様に!)

拝殿の上の方にある木製のプロペラ

この木製のプロペラは、戦時中に中島飛行機製作所(現在の富士重工業)の社員が、飛行機が戦争から無事に帰ってきます様に!と「渡航安全」「航空安全」を祈願し奉納したそうです。

初期の飛行機のプロペラは木製だったので、この様なプロペラで空を飛んでいたのかもしれませんね。

御朱印に押されている飛行機の朱印は、まさにこの様な木製のプロペラで飛んでいたのでしょう。

渡航の安全や航空の安全にご利益があるという事も有名な神社です。

職人が手作業で彫ったプロペラのお守りはご利益がありそうですよ。

伊勢崎神社について

伊勢崎神社の境内はイメージしていたのと違って広くないのですが、嘉永元年(1848年)に造られた社殿の見事な彫刻は見入ってしまいますよ。(見逃さない様に!)

伊勢崎神社の拝殿の見事な彫刻が分かる風景

そして拝殿は昭和10年(1935年)に造られ、本殿の屋根を覆う感じで造られています。

伊勢崎神社の本殿の風景

さて、歴史の古い伊勢崎神社の由来と御祭神について「なるほど」と解りやすい様にご紹介していきます。

伊勢崎神社の由来

健保元年(1213年)順徳天皇の時代に三浦介義澄によって創建されたと伝えられているが、当時の社地は明らかになっていないそうです。

元徳元年(1329年)当時の国司「新田義貞」が現在の地にうつし、社殿の修理を行い「八坂神・稲荷神・菅原神」の3神を合祀した。

現在の「伊勢崎」という土地は、古くは「赤石の郷」と云われていたが、元亀年間(1570年~1573年)に伊勢大神宮を勧請奉祀した事で「伊勢崎」と云う様になったと伝えられている。代々の赤石城(伊勢崎城)城主の信仰があつく、明治に至って氏子持ちとなった。

当初は「飯福神社」と称していたが、大正15年(1926年)に稲荷神社をはじめ町内数社を合祀して「伊勢崎神社」と改称されたそうです。

伊勢崎神社の御祭神

主祭神

保食神(うけもちのかみ)
物を生み出す力を持つ「食物」と「産業」の神様

伊勢崎神社の主祭神は、人が生きていく為に欠かせない多くのものを生み出してくれた神様なのです。

家内安全・五穀豊穣・商売繁昌・事業繁栄の神様です。

見逃せない「配祀神」27柱!

聞いた事がある凄い神様ばかりですが、私は「あれ?」と思える神様もいらっしゃるので記録しておきます。

大日女命(おおひるめのみこと):神様のトップ天照大御神です。太陽の神様
素戔嗚命(すさのおのみこと):武・農業の神様
誉田別命(ほんだわけのみこと):応神天皇です。文武の神様
菅原道真命(すがわらのみちざねのみこと):学問の神様
大雷命(おおいかづちのみこと):雷の神様
健御名方命(たけみなかたのみこと):武の神様
火産霊命(ほむすびのみこと):火の神様
大物主命(おおものぬしのみこと):国の守護神様
経津主命(ふつぬしのみこと):武の神様
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと):弁財天様です。海上交通の守護神様
表筒男命(うわつつのおのみこと):航海の守護神様
武甕槌命(たけみかづちのみこと):武の神様
倉稲魂命(うかのみたまのみこと):穀物・食物・諸産業などの神様
大山祇命(おおやまつみのみこと):山・海・酒造・武の神様
埴安姫命(はにやすひめのみこと):土の神様
大己貴命(おおなむちのみこと):国造りの神様
少彦名命(すくなひこなのみこと):国造り・医療などの神様
速佐須良姫命(はやさすらひめのみこと):お祓いの神様
速秋津姫命(はやあきつひめのみこと):河口の流れにかかわる神様
火雷命(ほのいかづちのみこと):雷の神様
天羽槌男命(あめのはづちおのみこと):織物・機織りの神様
別雷命(わけいかづちのみこと):雷を別けるほど力がある神様(厄除けなど)
武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと):長寿の神様
菊理姫命(くくりひめのみこと):縁結びの神様
櫛御気野命(くしみけぬのみこと):食物の神様
罔象女命(みずはのめのみこと):農耕にかんする水の神様
八衢比古命(やちまたひこのみこと):みちひらきの神様

伊勢崎神社の基本情報とアクセス

住所:群馬県伊勢崎市本町21-1
お問い合わせ先:0270-25-0542

電車の場合
JR東武伊勢崎線「伊勢崎駅」より徒歩約10分

車の場合
関越自動車道「本庄児玉インター」より、約30分
東北自動車道「駒形インター」より、約20分
無料駐車場あり

最後に

伊勢崎神社に参拝に行った時、ちょうど近所の子供が三輪車にのって母親と遊びに来ており、他にも子供達がいました。とても地元の人に親しまれている神社だという事がわかります。

境内にある木製のプロペラや伊勢崎銘仙を使用した御朱印(御朱印帳)で人気の神社なのですが、主祭神をはじめ力のある神様が多く祀られている伊勢崎神社はおすすめですよ。

猫好きの記録

2回目の参拝の時に猫ちゃんがいました。

境内にいた猫

社務所で猫ちゃんの話を聞いたら・・・
伊勢崎神社の猫ちゃんではなく、野良猫ちゃんでした。

しかし「野良猫」という言葉ではなく「地域猫」です。

避妊や去勢をしている証?として耳カットされており可愛そうな野良猫を増やさない取り組みをしている地域(自治体)

社務所にいた女性の方も猫ちゃんについて聞いている時に迷惑そうな顔ひとつせず話を聞けましたし、宮司さんかな?車のお祓いで境内にいましたが猫ちゃんを追い払う仕草をしていませんでした。

個人的な感想ですが、優しい人達がいる神社としておすすめです。

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